守門岳:二分の冬季駐車場から歩く、故郷の光輝く山(2018年3月11日)

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2018年3月11日、魚沼市にある守門岳のピークの1つ、大岳(おおだけ:1432.4m)に行ってきました。

コースタイム : 二分冬季駐車場(1時間25分)保久礼小屋(1時間35分)守門岳大岳山頂(1時間45分)二分冬季駐車場



当日の歩いたルートのポイントです。


日曜日だしあんまり遠出もできないんだけど天気も良さそうなので、前から行ってみたかった地元の守門岳に行くことにしました。


守門岳に冬場に登るには、二分(にぶ)の集落のどん詰まりの駐車スペースが一般的なのかなと。場所は上記地図を参照。
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(二分へ向かう) 


6:30にその駐車スペースに行くと、すでにそこは満杯。10台ほどしか停められません。


少し戻って路駐し、身支度を整えて出発です。
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満杯の、二分登山口駐車場。停められるのは10台ほど。ここがいっぱいなら戻って適当に路駐すればいいです。
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今日はノーアイゼンのツボ足で山頂まで行きました。登山者はほとんど12本爪アイゼン装着でしたが、ツボ足で特に問題ありませんでした。
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私のトレッキングポール(こちら) トレッキングポールのメーカーリスト




こちらはスキーで来たけど、忘れ物を取りに戻られた様子の方。
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これもんで踏み跡やらスキーの跡やらあるので、初めて来るルートでしたが迷うようなことは全然なかったです。道標とか赤テープは遥か雪の下なのかなと。たぶんこの辺で3~4mは雪があります。
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スキーで登る登山者の方。スキーの人、多かったですね。さすが守門山は山スキーのメッカ。「守門岳」って、地元ではあまり言わないと思います。守門山とか、守門とか言うことが多いのでは。
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樹林帯から、開けたところに出ます。
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守門山キタ━(゚∀゚)━! ついでに朝日もキタ━━(拡大↓)
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正面の高く見える山が、目指す守門岳の大岳。あそこまで歩いて行きます。
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いいね~、快晴の下、光り輝く世界。こんなん見れるから山歩きはやめられない。
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魚沼方面の眺望で山座同定する山仲間。
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 速い2人組。穏やかな天気、春うらら。sumon183110029 (1) 

ずっとこんな感じで足跡がありますからね、初めてでも大丈夫です。それくらい多くの人が来るんです。
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雪は固く踏みしめられ、潜ることはありませんでした。
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この青空がいいのね♪ 山の青空はすべてを癒す。
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このあたりが「長峰」ってあたりなのかな。
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近づく大岳。太陽に照らし出される白銀の世界。いや~、地元にこんなパラダイスみたいなところがあったなんて。すごい。素晴らしいとしか言いようがない。たまにこういう思いがけない美しい景色に出会えるから山歩きはやめられないんですよね。sumon183110041 (1) 

雪庇状に盛り上がった道。
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スキー場を歩いてるみたい。ちょっと前にかぐら・みつまたスキー場を歩きました(こちら
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南に魚沼の山々。奥に越後駒ヶ岳八海山が霞む。
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保久礼の駐車場付近です。太陽が一帯を光輝かせる。
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凍り付いた枝。
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いったん下ってやや登り返すと保久礼小屋。駐車場から1時間半ほどでした。小屋の上の雪が芸術的。
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すると、先行していたグループの女性が、




「これ、角煮に見えるでしょ!(笑)」


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と言ったのには笑った。


保久礼小屋からは本格的な登り。しばらく樹林帯歩き。
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ところどころ樹林帯が開け、周囲の眺望も良くなる。
sumon183110067.jpg (写真撮りたくなります)


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どんどん人が登ってきます。
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見上げる空。凍りついた枝。
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樹林帯を抜けた。遠く越後駒ヶ岳(左)と八海山(右)拡大画像。
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開けた斜面を登って行く。
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振り返ればこの大展望。
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木々も無くなり、風が強くなってきました。
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大岳山頂に続く広い稜線。冬の守門の山頂部。こんなところにやって来る日が来るとは、人生とはわからないもの。ガスも出て来ました。
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大岳の山頂です。駐車場から3時間ちょっとでした。山頂の鐘は、冬場は外されてるんですね。
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大岳山頂から見る北側の、中津又岳に出来た、これぞ東洋一の大雪庇。
見る角度がアレなんで、今一つ凄さがわかりにくいですが。 sumon183110133 (2) 

しかし、山頂に到着後ほどなくして、一帯はガスに包まれて展望は無くなってしまいました。
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このあたりの地形に詳しい方の話によれば、下の赤い線のあたりが大岳の山の地面があるところだろうとのこと。遥か奥の2人は雪庇の上というか、雪の積もった上にいることになります。さすが東洋一の雪庇ができるところ。
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しばらくガスが晴れるのを待ったものの、晴れて来ません。天気も昼から次第に下り坂の予報だったのに加え、風も強く、寒くて悪条件なので今日はダメかなということで、山頂からの東洋一の大雪庇を堪能するのはあきらめて下ることに。
sumon183110127.jpg (残念無念)



ところがだ。



下ってやや行くと、ガスが晴れて山頂も丸見えになってきた。



(これなら、山頂部の大雪庇が見えるかもしれん)



というスケベ心がムクムクと湧き上がり、登り返すことにした。
sumon183110130 (1) (再度山頂へ;)



しかしだ。



山頂に着くと、

またガスが出る(お天道様に見られている)
sumon183110135 (1) (さっきは晴れてたのだが)


それでもちょっと待っていると、守門岳の青雲岳付近がなんとか見えてきた。大岳との鞍部には大きな雪の割れ目(クラック)が見える。
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強風の吹く山頂。ガスがやって来てはまた晴れるのを繰り返す。しかし青雲岳の向こうの守門の最高点、袴岳はなかなか姿を見せません。


守門を撮る人たち。
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結局袴岳はガスの向こうに隠れたままでした。


下ります。
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樹林帯まで下りてくると風も弱まり、更に風裏になるところに陣取って鍋焼きうどんランチにします。
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毎度うどんなんだけど、やっぱり冬はこれがあったまっていいんです。
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さて、燃料も腹に納めてまた下ります。この時点ではストックのワッカ(バスケット)はちゃんと2つあった。
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保久礼小屋の脇を通り過ぎる。見れば見るほど角煮そのものに見える。
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そして登り返しの坂の途中で水を飲もうとザックを下ろしたところで気がついた。
 


あ~~~、バスケットがない! これな~、ネジ式にグルグル回してつけるヤツで、外れないか危惧してたんだけど案の定こうなった。
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仕方なくネットで後日調達。



駐車スペースに戻って来ました。
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もうちょっと歩いて私が停めたところ。まだこれだけ雪の壁がありました。
sumon183110177.jpg 

初めて行った、冬場の守門岳。長峰付近の雰囲気はたまらなくいいところでしたね。地元にもまだまだ知らない世界があるんだなあと思いました。


それでは本日まとめの一句:


春うらら 光る故郷の パラダイス




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コメント

2518. あれから七年…2018年の3月(ーー;)

おお、田植えの頃にも遠目から雪をかぶってる
アノ「すもんだけ」ですな!

今週は、七年後の被災地訪問?で仙台まで来て
おりますが…駅前には PARCOやらタワレコも
あって一瞬、ここは渋谷⁉︎ かと思った(大汗)

新潟市にも無い「地下鉄」2路線も出来ていて
アノ大震災のイメージは全く感じられんかった
デス(雪も駅前には、ほぼ皆無^ ^)
  • 2018-03-17 16:52
  • DDH185 ひろかず
  • URL
  • 編集

2519. Re: あれから七年…2018年の3月(ーー;)

ひろかずさんこんばんは~

仙台にお出かけでしたか。仙台なぞはすっかり地震からは復興してるのでしょうね。仙台と言えば、家族旅行で岩手に行った帰りに「牛タンサイダー」を飲んで、ヘンな気持ちになった思い出があります~~
  • 2018-03-17 21:00
  • B・Y
  • URL
  • 編集

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