冬の五頭山に登って三ノ峰の避難小屋でストーブにあたる休日

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登山の服装・持ち物チェックリスト


2018年1月7日、阿賀野市にある五頭山(ごずさん:912m)に行ってきました。

コースタイム(休憩込み) :どんぐりの森手前路側帯駐車スペース(23分)三ノ峰登山口(1時間35分)五頭山三ノ峰避難小屋(35分)五頭山山頂(1時間15分)駐車スペース



当日の歩いたルートのポイントです。


4日前の1月3日に角田山の山小屋に行ったとき、小屋でご一緒したおじさん(300名山も登り終え、1000山を目指している、1000山おじさん〔67才〕)といろいろ楽しく山談義をさせていただいたのですが、そのとき、


「五頭山の三ノ峰の小屋にもストーブありましたよねぇ」


と訊くと、


「いや~、あそこはストーブはないけどな」


と、1000山おじさん(67才)はおっしゃいました。


う~~ん、たしかネットの情報によれば石油ストーブがあるように思ったのだが。


ってなわけで、ホントのところはどうなのか確かめてみたく、五頭山の三ノ峰の山小屋に行ってみることにしました。


自宅から1時間半ほどでやって来ました、五頭山のふもとの駐車場付近です。思ったより雪があります。
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駐車場を目指して車で進んで行ったのですが、あるところで坂道が急な雪道になったので、


(こりゃ引き返して路駐した方がいいかな・・・)


と思い、その付近で切り返して戻ることにしました(が、結果的にはビビらずに進み、所定の駐車場に停めれば何の問題もありませんでした)。



ところがです。



来た道を戻ろうとして車を切り返してしているうちに、



道路をふさぐ形で車が雪にハマってしまい、動けなくなってしまいました(TT)



私の車は前輪駆動の2WDで、雪道でハマるとこういうことになります。あ~、困った。


タイヤがスリップして動けなくなってしまったので、とりあえず車から降りて様子を見ます。


すると、男性が2人おられ、1人の男性が「押しますよ」と言ってくださいました。


もう1人の方はスコップを手に持っておられたのですが、その方が何と!・・・



1000山おじさん(67才)でした。
(マヂか、ホントにか? このタイミングでか?)



思わず、「あ”~~~~~!!」っと、思いがけぬ再会に声を上げてしまった。


すると、1000山おじさんはいたって冷静に、私の車の前輪の後ろの雪をスコップで取り除いてくれました。


するとあら不思議、簡単に脱出することができました。



さすが300名山を楽々制覇している人は違います。



お礼を言い、少し下ったところに路駐することにしました。

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身支度を整え、それではしゅっぱーつ。


ここが当初来るつもりだった駐車場。
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雪の坂道をビビらずに上がってくれば問題ありませんでした。
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右へ登ると菱ヶ岳。五頭山へは橋を渡ってまっすぐ。
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車道を歩いて。
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ここまで上がって来る車も。冬の雪道はやっぱり4WDでないと(反省)
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三ノ峰コースの登山口です。20分ちょっとで来ました。
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今日も先日買った登山靴(AKU)の履き慣らし。スパッツと合わせて。ストックは大きいバスケットのやつを持っていないので欲しいところ。
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結局この日もこの靴はつま先が狭く感じたのと、左足かかと付近の靴擦れは治りませんでした。買った登山用品店に行って、広げてもらってこようと思います。


トレッキングポールのメーカーリスト


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四合目。急登がいったん終わり、一息入れたり身支度を整えたりしている方がおられました。
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踏みしめられた雪の尾根道。いいね!
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五合目。
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六合目。1時間歩いたので休憩。
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六合目の温度計はマイナス2度。でも歩いていると暑い。上着はミレーのメッシュシャツと、マウンテンハードウェアのジップシャツだけです。
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いや~、こりゃいい山だな。見晴らしのいい尾根道歩き。人もいっぱい歩くからトレース明瞭。踏み抜きもなくて歩きやすいし。
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七合目付近。三の峰へ。
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青空も出てきて一層気分の良くなる道。
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まだ遠い春を待つ木の芽。
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八合目。
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雪の付着した森の小枝。森永の小枝ってお菓子、まだあるのかな?
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繊細な雪の結晶。
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かわいいエビのしっぽ。
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九合目。もうちょっと。
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雪も深くなってきました。トレースを外れるとポールが楽々埋まっちゃう。
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もう少しで山頂稜線。
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三ノ峰山頂です。新潟平野が一望。
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ちょっと先に進んで、
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雪に埋もれた山小屋がありました。
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三ノ峰避難小屋に到着です。
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ここもずっと来てみたかったところ。では中へ。


おお~! ちゃんと石油ストーブがありました。
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五頭山三ノ峰避難小屋の、中の様子の画像です。
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まさに冬の山小屋は登山者にとってのオアシス。
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入って来られたオバサマが、私と同じ登山靴を履いておられ、


「足が合わなくって困っちゃうのよねぇ」


とおっしゃっていました。登山靴は最初からフィットするのもあるけど、履き慣らしたり広げるよう調整したりが必要な場合もあります。高けりゃいいってもんでもないのが難しいところ。

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小屋を暖めてくれるストーブ。ホントにありがたいです。
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さて、またうどんです。


こう寒いと猫はコタツで丸くなる。


ってなわけで、鍋焼きうどん@猫はコタツで丸くなるです。

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 うん、やっぱり冬は鍋焼きうどん。うまくてやめられない。gozu1801070078.jpg 

三ノ峰の小屋、そう広くはないけどやっぱりいい小屋でした。またいろんな山話が聞けたし。


さて、もう少し先があるので行ってみます。
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一ノ峰付近ですかね。眺望よし。風はそれなりにありますが、撤退するほどではありません。
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菱ヶ岳が大きく目の前に。周回もできるようだけど今日は行きません。
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こちらのおじさん、70代とのことなんだが短パンにスパッツで、ヒザは素足が出ている(なんだこれ?)「年中この格好だからさ!」だって。世界は広い。gozu1801070099.jpg 

アヒルちゃんと一緒に景色を撮ってるのかと思ったら、シュークリームを手に持って撮っていたお兄さん。私の写真も撮ってくれました。
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(菱ヶ岳) 


また何度かアップダウンして、
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避難小屋から30分ほどで五頭山の山頂部に到着です。稜線に出てからはずっと強風にさらされていました。
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「どきますからどうぞ」と、風裏になる場所を譲っていただきました。
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腰掛けるのに絶妙な場所です。
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コーヒーを淹れて、セブンイレブンのチョコチップクッキーとともに。
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う~~ん、風もなく、陽だまりの中、広い雪景色を眺めながらの寛ぎ。いいなぁ、これはたまらない。また一つ、雪山の楽しみを覚えてしまった。


隣りに来られたおじさんとここでも山談義。あれが御神楽岳だと教えて下さいました。御前ヶ遊窟もいいですよと話すと、「行ってみようかな」とおっしゃいました。
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戻ります。

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こんな小山も冒険心を刺激する。
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平野の向こうに弥彦山~角田山。つい4日前は角田山にいました。
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雪に埋もれたお地蔵様のアタマ。
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下りはさっさと下りられるのが雪山のいいところ。登りは五頭山山頂まで2時間30分ほど、下りは1時間15分ほどでした。


三ノ峰の小屋、ちゃんと石油ストーブがありましたが、小屋を管理されている方がいるときに点けてもらえるもののようです。点いてたらラッキーですね。


冬の五頭山、歩きやすいし眺めはいいし、トレースをちょっと外れてスノーシューを楽しんだりもできますし、とってもいいところでした。人気なわけですね。






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コメント

2428. 

こんにちは、B・Yさん!
雪の山を堪能していますね~(笑)
関東は雪が少ないです(^^;

1000山おじ様とバッタリ再会には、私も驚きました!
本当にB・Yさんは、何かを「持ってる」人だと思います。
良いご縁ができて、よかったですね(^^

新しい靴、なかなかフィットしないのは本当にツラいですe-263
私も以前の靴は、踵が擦れたり左の薬指にマメができたり…靴の中で足が動くので靴紐をきつく締めると、今度は足先が痺れたりで、いつも靴の調整に気を配っていました。
B・Yさんの新しい靴が、早くいい感じになるといいですねe-330
私も新しい相棒(靴)と、たくさんの山へお出かけしたいです(^^
  • 2018-01-08 11:39
  • URL
  • 編集

2429. 山中の「石油ストーブ」!!!

おぉ、練炭や薪でなく「灯油」燃料を山の中まで運んでくださる方が居られる、という事なの
ですよねぇ(尊敬^ - ^)

そう言えば…インスタグラムなるSNSにも記事
をアップされてますかなぁ?

☆ NGTメンバーが開始して、アプリ設定してたので、チラッと拝見したのですが(大汗)

P.S.
きょう成人の日は…今年から事前整理券を抽選
で取らねばならず、、中井りか姫を神田神社で
直接みるのはダメでした。。(ー ー;)
  • 2018-01-08 17:46
  • DDH185 ひろかず
  • URL
  • 編集

2430. Re: タイトルなし

悠さんこんばんは~

はい、もう雪山モードが加速しておりましてどうにも止まりません。すっかり雪山の魔力に取り付かれてしまいました。まぁ安全第一で行くところを見定めてゆきたいと思います。まだまだ楽しみたいですから。

動けなくなって車を降りたら、、1000山おじさんがスコップを持って立っておられるのですよ? この驚き、お分かりいただけますよね(笑)なんちゅーことが起こるねん、ほんまに。

今日は午後から靴を買った石井スポーツに行って、靴を広げてもらうよう頼んで置いてきました。ただ、インソールを土踏まずのところが盛り上がったタイプの物に替えて履き直してみたところ、いい感じになりました。私もそういうインソールを持っているので、今度はそれに替えてみようと思います。新しいアイテムは山へ行くモチベーションが高まりますよねぇ。

近々連休をもらう予定なので、雪山日記が連発するかもしれません~~(遊んでばっかだな)
  • 2018-01-08 19:13
  • B・Y
  • URL
  • 編集

2431. Re: 山中の「石油ストーブ」!!!

ひろかずさんこんばんは~

インスタはアカウントだけ作ってずっと放置していたのですが、久しぶりにやってみました。なんで私のがわかったんですかね?やっぱり知らない人から「いいね」がいただけると、素直にうれしいものがあります~~
  • 2018-01-08 19:16
  • B・Y
  • URL
  • 編集

2432. 超ニアミス

いやぁ、こういうの、嬉しいですね。
1233に本峰から戻り始めたんなら、1233の写真の本峰直下の人影はB.Yさんじゃないの?なら、余計嬉しい。
男性緑、女性紫のカップルに会ってませんか?
三ノ峰の小屋のストーブ。私が覚えてるのより新しいかも。
結構、勝手につけてるらしいですよ。私が小屋でご一緒したご夫妻は、500mlのペットボトルに灯油入れて持ってくると、小屋でのんびりするのにちょうどいいんだと言ってました。なるほど~と思ったけど、未だ、持って行ったことはないですけどね。
そのうち、お会いできそうですね。雪が降ってなければ、常に一眼首から掛けてますから、そんな奴見かけたら声かけてみてください。

2433. Re: 超ニアミス

niceshotpeteさんこんばんは。

12:33に戻り始めたのですが、本峰ピークの裏側に陣取っていたので、画像に写っているのはたぶん私ではありません(笑)あと1、2分後ならバッチリ写っていたかも、です。

避難小屋のストーブは、灯油を持参すれば気がねなく使えますね。今度行くときはそうします。

五頭山はあれでもまだまだ雪は少ないんでしょうね。「三尺玉」ってのは確かに言い得て妙でありました(笑)
  • 2018-01-08 21:36
  • B・Y
  • URL
  • 編集

2434. オジョーサン

そういや、空身、ポール無し、長靴のオジョーサンとスライドしませんでしたか?なんだか心配で。

2435. Re: オジョーサン

niceshotpeteさんこんばんは~

はい、確かにそんな女性とすれ違ったような記憶があります。結構美人だったような?

山慣れた人なのかなと、あまり深くも考えませんでしたが、よく考えてみると身軽過ぎますね。連れ合いの方が先行でもしていたのでしょうか。まぁなんの知識もない人が単独であそこにはいないと思うので、大丈夫だと思いますがね~
  • 2018-01-09 21:20
  • B・Y
  • URL
  • 編集

2436. 石油ストーブとは!

石油ストーブがある山小屋とは
ビックリしました~

きちんと管理されているから
できる技なんでしょうね~

登山用品なんかはアフター対応を
考えるとやはりプロショップで買った方が
イイみたいですね。


2437. Re: 石油ストーブとは!

junk-landさんこんばんは~

石油ストーブのある小屋も数は少ないですがありますね。柏崎の八石山とか二王子岳の小屋とか。ありがたいことです。

私も登山用品でアフター対応なんてしてもらったことはこれまでなかったのですが、今回買った登山靴は結構いいお値段しましたし、諸先輩のアドバイスもあってアフター対応してもらいました。その点やはり専門店は話が早いですね。なじみの店があるとより一層楽しめるのかなと思いました。
  • 2018-01-09 23:28
  • B・Y
  • URL
  • 編集

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