2017-10-04 05:11:00
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2017年9月30日、新潟・福島県境の浅草岳(あさくさだけ:1585.5m)に行ってきました。
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2017年9月30日、新潟・福島県境の浅草岳(あさくさだけ:1585.5m)に行ってきました。
コースタイム 休憩込み: 田子倉駐車場(3時間30分)浅草岳山頂(5時間)六十里越駐車場
当日歩いたルートのポイントです。
今回は珍しく同行者がおられます。しなりんさんと行ってきました。
7時に六十里越トンネルの新潟県側入口の駐車場に集合。ここからしなりんさんの車で田子倉の登山口駐車場まで移動します。下りはこの駐車場に下りて来ます。
田子倉只見沢駐車場にしなりんさんの車で移動してきました。とてもきれいなトイレに寄って、身支度を整え7:13出発。朝方は曇っていました。
シロツリフネ。胴体が白く、花びら部が紫のツートーン。これはなかなか珍しいのでは。
登山口近くの駐車場。
ここから登山道です。
私は今回のルートを逆回りで歩いたことがあります(こちら)が、今回のルートで歩くのは初めてです。
金平糖みたなミゾソバと、
カメバヒキオコシがたくさん。
ハナタデも。
湿った木道を歩きます。ここは平らな木道なので比較的安心ですが、坂道の湿った木道はスリップに注意です (経験者が語る会津駒ヶ岳のスリップ日記)
只見沢沿いに歩きます。渓流釣りの方がおられました。この辺で釣れるのはイワナかヤマメか。
仮設の橋を渡るしなりんさん。
お、白いミゾソバは初めて見ました。
近くに真っ白いツリフネソウも。初めて見ました。シロツリフネというみたい。
樹林帯を歩んでいくと、、、
でっかいキノコが生えた枯木が。
写真を撮りたくなります。調べてみましたが、キノコの名前はわかりませんでした。キノコは難しいですね。
ツルアリドオシの赤い実、拡大図。オメメが2つあるように見えるのは、小さな白い2つの花の名残。
ナナカマドの赤い実。葉の紅葉はまだ。
見晴らしのいいところに上がって来ました。
賑やかな花を咲かせるホツツジ。毒があります。蜜など吸わないように(吸わないって)
田子倉湖が見えて来ました。
鬼ヶ面眺めに到着。強風が通り抜けています。
稜線部がガスに隠れ全部は見えないものの、大方の部分は見えました。
「一番大事なところにモザイクがかかってる感じですね」
まさにその通り。
しかしこの鬼ヶ面山の大岩壁は、何度見てもすごい。ものすごいド迫力。北アルプス周辺をうろうろしたって、普通の登山道からこんな景色は見れない気がする。いや~~、素晴らしい。日本の絶景100選に入れたい。
鬼のツノの稜線を行くぞ!
ママコナ
リンドウ。リンドウは開かないものが多いですね。
ロープを使って上がるところも。
鬼のツノがくっきりと見えてきました。あとであの上を歩きます。右のツノがムジナ沢カッチです。
コゴメグサの仲間。ミヤマコゴメグサかな~
浅草岳の山頂が近づいてきました。
南方向拡大。山々の向こうに尾瀬の燧ケ岳の双耳峰が見えます。
とんがる岩壁の山、ムジナ沢カッチ。
鬼ヶ面山の大岩壁が陽に照らされ始めました(拡大↓)
晴れてきたぞ~
オレンジの葉が青空に映える♪
田子倉湖もだんだんよく見えてくる。
紅葉に染まる山の斜面と登山者。
タテヤマウツボグサ
ウメバチソウ
山頂です。3時間半で上がって来ました。
晴れ渡る浅草岳の山頂。周囲を越後と会津の山々が取り囲む、360度の大展望! 浅草岳は3度目だけど、何度来てもいい山。なんと言っても周囲の眺めが素晴らしい。今のところ、新潟で一番好きな山かもしれない。
北西、赤く染まる葉と守門岳。地元では守門山とか守門と言うことが多いと思いますが。
北、粟ヶ岳遠望。浅草岳から見る粟ヶ岳はキレイにとがった三角で、カッコいいからスキ♡
北東、入叶津方向。浅草岳に登る主要5ルートのうち、入叶津コースだけまだ歩いてません。
しなりんさんに、おにぎりをいただきました。「おにぎり丸」という、カレーやビビンバ、豚の角煮といった具材をおにぎりにできる、冷凍食品を使ったおにぎりです。豚の角煮のものをいただきました。なるほどウマかったッス。
50分ほど休憩し、鬼ヶ面山の稜線に向けて出発です。
青空と紅葉の山。もうたまりません。この写真よりホントはもっと色彩が濃いィ感じでした。逆光気味になると色がちゃんと出ないですね。左に延びる木道をたどり、鬼ヶ面山の大岩壁を眺めるポイントに行ってみましょう。
ビューポイントから眺める鬼ヶ面山の大岩壁です。この壮観な眺め。北アルプスでの眺めに引けを取らないすごいところ。こんなところホントにあんまりないって。ぜひ自分の目で見に行ってみてください(クリックで拡大↓)

赤、青、黄色、緑と色とりどりの浅草岳。いや~、素晴らしい。
守門山を正面に木道を歩む。
イワショウブ
粟ヶ岳を眺める。
前岳で左に曲がり、鬼ヶ面山に向かいます。
小山を越えると、鬼ヶ面山に続く稜線が姿を見せます。
赤紫の実。テングノコヅチの実のようです。
ゴゼンタチバナの実。
オレンジに染まる道。
リンドウが開いています。リンドウの仲間は花が閉じていることが多いのですが、陽当たりのいいこの辺のリンドウはきれいに花びらを開かせていました。
大岩壁の上を行く道。
深く切れ落ちる谷も。
あと少しでムジナ沢カッチ。
大岩壁の右の鬼のツノ、ムジナ沢カッチに到着です。1452m。
ムジナ沢カッチから眺める浅草岳。大きな岩の塊。
ムジナ沢カッチにて。知らないうちに撮られてました。
"the back shot of B型 at the ムジナ沢カッチ"
この直後、ムジナ沢カッチからの下りで滑ってコケる。本日のスリップはこの1回。毎週歩いていても、コケるものはコケる。
鬼の左のツノの無名峰に続く道が見えます。この稜線をたどって歩きます(クリックで拡大↓)
正面に丸く穏やかな北岳。
左の鬼のツノを越えて行きます。
ムジナ沢カッチの岩壁を振り返る。
ツノの脇から下界を見下ろす。
左の鬼のツノを越えて、次なるピークは北岳。
右には守門山を見ながら。いつも見る守門山の裏側は広大な樹林帯。
北岳を上がって。
北岳のピークは登山道からちょこっとピストンになるので、私だけ行ってみました。
三角点や道標は無いようでした。
赤く色づいた葉が形作る、緑の山、青い空との色彩空間。
さぁまた行きますよ。道がくっきりと稜線についてますね。奥の高いところが鬼ヶ面山です。
ちょっと歩いたところから北岳をバックに私。登山道での自分の立ち姿は初めて見ました。
青空に向かい、周囲の絶景を眺めながらの稜線漫歩。
小ピークから鬼ヶ面山を見つめる。
小ピークから枯枝越しに見る浅草岳。
鬼ヶ面山へ。
「会津のマッターホルン」こと蒲生岳遠望。一度行ったのですが険しい山で、雨がザーザー降ってきたので撤退したことがあります。
次は本日最後のピーク、南岳へ。
このあたりで、前を歩くしなりんさんの脚の調子がおかしい様子が見受けられました。
ということで、私が使っていたヒザサポーター(こちら)を左ヒザに使っていただきました。
(サポーターをして周囲を眺めるしなりんさん)
南岳へ、本日最後の登り。
南岳に到着です。ここが本日最後のピーク。ここからはひたすら下りになります。しかし、ヒザを痛めている者にとっては下りがツライのはよくわかります(経験者は語る)
下ります。雲が出てきました。
稜線が終わり、樹林帯に入ります。
ブルーベリーに似てるけど、ツバメオモトの実。
山の上から最後の田子倉湖の眺め。稜線からはずっと十字型の田子倉湖が見えました。
登山道からいったん平らな作業道に出ます。道標があり、ここを左に曲がります。
前回ここに逆ルートで来た時(こちら)、私はこの道標が鬼ヶ面山に上がる地点だということがわからず、通り過ぎてしまいました。道標の表示がわかりにくくておかしいのです。前回と変わっていないどころか、更にボロボロになっていました。魚沼市観光協会の方、この道標なんとかしてください。それともクラウドファンディングでもやって資金調達して直すか?
平らな道は歩くのも楽♪
電源開発のマイクロ反射板のところに出ました。電波が届きにくい山の中に電波を送るためにあるみたい。
更に樹林帯を下り、
ススキの野原を抜ける。
雨が降って来ました。さっきまで青空だったのに、山の天気は変わりやすいというのを地で行く展開でした。
普通に雨降ってます。私もウィンドブレーカーを着ます。薄手だけど、これを1枚羽織るだけで全然暖かさが違います。
雨の降る中、やっと国道に出ました。駐車場は100mほど左に行ったところ。
そしてゴールです! 浅草岳の山頂から5時間かかりました。お疲れさんでした!
このあと田子倉の駐車場まで移動して解散となりました。
いい景色が見せたくてこの日のルートを選びましたが、さすがにちょっと長かったようで、最後はしなりんさんも歩くのが大変だったと思います。
今日はくもりから始まって晴れになり、最後は雨と天候も時間帯で大きく変わりました。この一日で、いろんな山の魅力が伝えられたとしたらよかったです。しなりんさん、これに懲りずまたお願いしますね♪
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コメント
2337. 田子倉(たごくら)といえば、、
- 2017-10-04 19:50
- 編集
2338. Re: 田子倉(たごくら)といえば、、
ひろかずさんこんばんは。
田子倉湖には田子倉ダムがありますね。おじいさんが電源開発におられたのですか、それは知りませんでした。
日光白根山の山行からちょうど10年になりますね~、光陰矢の如し。行くはずだったあのルートは、いつかのお宝に取っておきます(笑)
田子倉湖には田子倉ダムがありますね。おじいさんが電源開発におられたのですか、それは知りませんでした。
日光白根山の山行からちょうど10年になりますね~、光陰矢の如し。行くはずだったあのルートは、いつかのお宝に取っておきます(笑)
- 2017-10-04 21:11
- 編集
2612. 本日逆のコースで
念願の浅草岳へ本日逆のコースで初めて行ってきました〜ロングなコースで最後はヘトヘトだったけど…山頂までの雄大な景色は写真を撮りすぎて全然前に進まなくて下山が遅れました(笑)
- 2018-06-14 18:46
- 編集
2613. Re: 本日逆のコースで
Satoruさんこんばんは!
逆コースで行ったのですか?田子倉に下りてどうやって戻ったのでしょう?2人山行でしたでしょうか。
長かったでしょう(笑)私も今日Satoruさんが歩いたルートでも歩いたことがあるのですが、その時は途中で道間違えて、更に1時間近くロスしましたからね。
今日は晴れて、いい青空だったようですね。私は浅草岳はあと、入叶津からのルートを歩いてないので、今年は歩いてみたいなと思っています。
逆コースで行ったのですか?田子倉に下りてどうやって戻ったのでしょう?2人山行でしたでしょうか。
長かったでしょう(笑)私も今日Satoruさんが歩いたルートでも歩いたことがあるのですが、その時は途中で道間違えて、更に1時間近くロスしましたからね。
今日は晴れて、いい青空だったようですね。私は浅草岳はあと、入叶津からのルートを歩いてないので、今年は歩いてみたいなと思っています。
- 2018-06-14 20:12
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☆父方の祖父が「電源開発株式会社」現J-Power に昔、勤めてました(^^)/
日光白根山…前に同行した群馬側(上毛高原駅〜) 東京始発の「とき301号」は
Max二階建て車両ぢゃ無かったような
覚えがアリマス(^。^)
あの年は長梅雨で…登頂したけど周囲は
真っ白い霧の中。。でしたっけかな⁉︎