2017-09-13 13:24:00
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２０１７年９月９日、妙高市にある妙高山（みょうこうさん、２４５４ｍ、日本百名山）に行ってきました。
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２０１７年９月９日、妙高市にある妙高山（みょうこうさん、２４５４ｍ、日本百名山）に行ってきました。
コースタイム （休憩込み）： 燕温泉駐車場（燕登山道：３時間３０分）妙高山山頂（燕新道：３時間１０分）河原の湯（１０分）燕温泉駐車場
当日歩いたルートのポイントです。
朝６時過ぎの燕温泉駐車場です。すでに車でいっぱい。駐車スペースのはずれになんとか停められました。さすがの百名山、遠方の県外ナンバーもちらほら見られます。この青空です。今日は期待できそ♪ ほのかに硫黄の香りがします。
駐車場脇のきれいなトイレです。さすが有名どころ。
燕温泉の温泉街を抜けて、
左に曲がって登山口方面へ。帰りはここへ右の方から戻ってきます。ぐるっと一周妙高山の旅です。
ほどなく「黄金の湯」の脇を通ります。ここは結構熱いお湯だと聞きました。
妙高山方面へ。正面の山が妙高山です。
ここからしばらく花だらけの道になって、写真撮りまくりでえらい時間かかりました。団体行動だとそういうわけにもいかないので、１人は気楽なもんです。今回は３００枚以上撮ってました（アホ）
ウメバチソウです。この日最も多く見かけた花かもしれません。しっかりとした端正な白い花を咲かせていました。
ミゾソバ
ムラサキツメクサ
アレチマツヨイグサ
ゲンノショウコの白花。
登山者カウンターの前を通って先へ。まだ舗装道路が続きます。
小さなオトギリソウ＠ピンボケ
天突く山容の妙高山。
こんな舗装された小道をずっと歩いて行きます。
紫の混じったキバナアキギリ。
今日は久しぶりにトレッキングパンツです。長丁場なのがわかっていたので、今日はスタートからヒザサポーターを装着して歩きました。結果的にはこれが大正解で、最後までまったくヒザに負担を感じることなく歩くことができました。これからはこれがロングコースの定番になりそう。
ヒメシャジン
トモエシオガマですかね。
赤倉温泉の源湯です。
これは源湯のところにある水場。お湯ではありません。
ダイモンジソウ。こちらはきれいな大文字。
称名滝（上段）と光明滝（下段）
毒で有名なトリカブトです。夏の終わりから秋に咲きますが、種類が多くてよくわかりません。ミョウコウトリカブトというのもあるそうですが、これがそうなのかはわからないですね。
これは初めて見ましたツルニンジン。くるりん♪ となった釣鐘型の花びらが実にかわいらしくて気に入りました。
キツリフネ
アザミも種類が多いですが、細かい種類まではわからないですねぇ。
快晴の濃い青空。気分は爽快！
麻平との分岐に到着。休憩ポイントです。
イオウの強く香る沢を渡って対岸へ。
ノリウツギ。前週行った二王子岳にもたくさんありました。
これはミヤマカラマツですかね。
こちらはモミジカラマツかな～
あ、また ツルニンジン♪ かわいくてすっかりファンになってしまった。なんてメルヘンチックな形なんだ。こんな形の熊よけ鈴があったらカワイくてイイと思う。商品化するか？
ここから「胸突き八丁」というゾーンのようです。
急坂になります。下の青いシャツの方とはこの日、抜きつ抜かれつしました。
ハンゴンソウかな？ピンボケですが。
急登なもんだから、だんだん渋滞してきました。
天狗堂に到着です。奥の小さな祠が天狗堂。
ここで休憩。先ほどの青いシャツの方と隣になる。
その方のシャツを見ると、なんと私が昨秋に買ったものと同じマウンテンハードウェアの長袖のジップアップシャツだった。色もまったく同じ。
実は私もこのシャツを着てこようと思ったのですが、このシャツは保温効果が高い冬物で、まだ季節的に暑いかな～と思ってヤメたのです。
その男性は「暑いな～」と言いながらザックを下ろすと、シャツから湯気が立っていました。
光善寺池です。周囲の道は泥ぐちゃ。
風穴。穴が２つあり、手を入れるとかすかに風が感じられます。
南方向に見える稜線にポコンと突き出た三角形の山が目を引く。
白樺の木と青空と。いいなぁ、空気爽やか秋の山。いいっスよ～、これからの季節、晴れた日の山は。
オヤマリンドウ
ヤマハハコ
クサリ場に来ました。
まずはロープのある急坂を上がります。
続いて岩肌の小道をトラバース（横切る）。クサリをつかめば安心。私は使いませんでしたが。
下界がよく見えます。
岩と青空。気分は爽快！
矢印に従って上がれ！ 青空と赤い矢印と黄色い葉が「パッ！」と目に入って印象的だったところ。写真にするとあんまり大したことないな。
うお～～、腕を大きく広げるかのような姿の木。こういう造形がイイ。
あそこが山頂。もう少し。
妙高山から眺める、こちらも日本百名山の高妻山。
山頂直下の岩場。今日はバテ気味（疲） そりゃそうだよ、１３００ｍ弱の標高差を３時間半かけて登って来たんだもの。しかも登ったものは下りなきゃならない。
おお～、お椀の形の焼山が登場！焼山は現在噴火警戒レベル１で、半径１ｋｍ以内の立入規制中。
そして十合目、山頂に到着です。
妙高山の最高点、２４５４ｍ。妙高大神が祭られています。
当たり前だが３６０度の大展望。あまりの素晴らしい景色に鳥肌が立った。
北アルプスの山並み、後立山連峰がよく見えます。
直江津の火力発電所や上越の市街地が一望。
ランチにしようと思うのですが、北峰のほうが火打山と焼山の展望がよさそうなのでそちらへ行くことに。
そして妙高山の北峰に来ました。
（Ｂ型 at the 妙高山北峰）
そして眺めの良さそうなところへ移動。
おおお～～ （山山）←目が山
予想通りの素晴らしい絵画のような眺望。正面が百名山の火打山、その左が焼山です（クリックで拡大↓）
う～～～ん、やっぱり山はいい。それも晴れてるからこそというのもある。これが見えるのとガッスガスでなんも見えないのとではそれこそ雲泥の違い。写真ではわからない広大な空間の広がり。これを感じられるのが山登りの醍醐味の１つでもあります。
今日は天ぷらそばです。
左を見ると、北アルプスの山並みが見えます。
すると、北アルプスの山並みの間に、形のいい目立った山があります。
拡大！
更に拡大！
剱岳です。ちょうどひと月前の８月に登って来ました（山行記）私が登ったのはこの反対側から。やっぱり剱岳はかっちょいいな～
妙高山の山頂部の人たち。湧き上がる雲を横に見る、高山ならではの風景。
名残惜しいですが、山頂部で１時間ちょっと滞在しましたし下りることにします。
火打山方面へ。
かなりの急坂を下って行きます。
樹林から垣間見る火打山。学生時代に体育の授業（ワンダーフォーゲル）で登りました。
急坂の下りが続くので、トレッキングポールがあると補助になって楽です。私はいつでも両手に持ってますが、最近は普通の下りの道では使わない方が速く歩けるので、使わないことも多いです。
長助池分岐に来ました。ここを左に行くと火打山方面ですが、私はまっすぐ進みます。
ベンチがあり、男性が休んでいた隣りに座りました。
隣りの男性が出発の支度を始めると、なんと私と同じヒザサポーターをお使いでした（こちら） 楽天の同商品のリンク
「これいいですよね～」と声をかけると、
「そうですね～」と。
先へ。
サンカヨウの実ですね。初めて見たので食べてみませんでしたが、甘酸っぱくて食べられるそうで。
延々と続く樹林帯。
赤い実その１．マムシグサかと思ったけど木の実のようだから違いますね。ハリブキでした。
赤い実その２．点々と赤い実のなる美しい見た目の植物。オオバタケシマランの実です。
長助池に来ました。長助池は小さな池で、脇にベンチがありました。一帯が広い湿原になっています。こんなところとは思わなかった。
イワショウブですかね。
周囲を山にグルリと囲まれた湿原。平和な空間でした。しかし山はいいトコがたくさんあるもんだなぁ。日本は奥深い。
進みます。
ん？ なんか ものすごくデッカイ葉っぱ があります。スマホと比べるとこんな感じ。
登山道に沿ってずっとこのデカイ葉があります。まるで東南アジアのジャングルにでも迷い込んだかのよう。
調べたらどうもこれはミズバショウの葉らしい。こんなになるんだ。
オニシオガマ。湿ったところに生えるとのことで、まさにこの辺は湿地帯でした。
ウメバチソウの群落。この日はたくさん見ました。
三ツ峰分岐です。ベンチがあるのでまた休憩。粉末のポカリを水に溶かして飲みました。
登山道に水が流れているところもありました。
クルマバハグマ
コウゾリナ
たぶんシロヨメナ。
イワアカバナ
大倉沢に出ました。
登山地図（妙高・戸隠・雨飾）には、「橋なし 増水時注意」とあります。
確かに水の流れは速く、足場になる石も結構な歩幅があり、簡単な渡渉ではありません。
大倉沢の渡渉は３回ありますが、どれもちょっと躊躇するようなところです。
でもここまでたどり着けた人なら渡れます、ハイ。
シモツケソウ
基本的に、下って来た妙高山の裏側の登山道はほとんど展望もなく、ストイックに樹林帯を歩く道でした。
一合目まで下りて来ました。
ノコンギクでしょうか。
吊り橋が見えてきました。
橋の手前を右に下り、河原の湯へ行きます。
うす紫のゲンノショウコ。
燕温泉の無料混浴露天風呂、「河原の湯」です。
更衣室は男女分かれてますが、混浴です。女性の方はご注意を。
白濁した温泉で、イオウの香りがほのかに漂っています。
この日は湯加減はちょうどよくて、いつまでも入っていられるようでした。こりゃあいい湯だわ。激しくオススメします。ってか、妙高山と河原の湯はセット。これで決まり。
（こりゃたまらん♨）
吊り橋を渡り、
１０分ほど歩いて、
駐車場に戻って来ました。
秋晴れに恵まれた山行となりました。ヒザサポーターのおかげでまったくヒザがおかしくなることもなかったし、河原の湯もよかった。充実の一日でありました。
でもあれだけ登ったのにすぐ下りてしまうのはもったいない。できれば高野池ヒュッテなどに泊まって、山でゆっくりしてみたいですね。
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コメント
2320. 台風１８号は…三連休に列島縦断？？
- 2017-09-13 20:18
- 編集
2321. Re: 台風１８号は…三連休に列島縦断？？
ひろかずさんこんばんは。
そうですね、妙高といえば赤倉でスキー、あと、妙高杉ノ原スキー場ってのもあってあそこは１０ｋｍに及ぶロングコースがあります。最近は妙高はイルミネーションでも認知度が上がっていますね。
この３連休は１泊でどこかと狙っていましたが、台風もあって天気がよろしくないようなので予定が狂ってしまい、どこに行こうか再検討中です（迷）
そうですね、妙高といえば赤倉でスキー、あと、妙高杉ノ原スキー場ってのもあってあそこは１０ｋｍに及ぶロングコースがあります。最近は妙高はイルミネーションでも認知度が上がっていますね。
この３連休は１泊でどこかと狙っていましたが、台風もあって天気がよろしくないようなので予定が狂ってしまい、どこに行こうか再検討中です（迷）
- 2017-09-13 20:37
- 編集
2322.
おはようございます、Ｂ・Ｙさん！
妙高山へ行ったのですね。
関東からはイマイチアクセスが悪く、車でないとちょっと大変な場所なんですよね…長野の県北って。
白馬の方はバスがバンバン出ているけど、火打・妙高って直通バスが無いんですよ～（＾＾；
Ｂ・Ｙさん、新潟に戻ってからの方がなんだかアクティブな気がします！
さて、妙高山は素晴らしい展望の山ですね！
晴れた日に遠くまで見渡せる山に登って、ラーメン食べるなんて、そりゃ至福の時ってもんですよ。
お花も秋のお花になってきて、季節の移ろいを感じられる、いい山行でしたね（＾＾
それにしても台風１８号のせいで、予定していた山行がパーです…哀しい
妙高山へ行ったのですね。
関東からはイマイチアクセスが悪く、車でないとちょっと大変な場所なんですよね…長野の県北って。
白馬の方はバスがバンバン出ているけど、火打・妙高って直通バスが無いんですよ～（＾＾；
Ｂ・Ｙさん、新潟に戻ってからの方がなんだかアクティブな気がします！
さて、妙高山は素晴らしい展望の山ですね！
晴れた日に遠くまで見渡せる山に登って、ラーメン食べるなんて、そりゃ至福の時ってもんですよ。
お花も秋のお花になってきて、季節の移ろいを感じられる、いい山行でしたね（＾＾
それにしても台風１８号のせいで、予定していた山行がパーです…哀しい
- 2017-09-17 10:59
- 編集
2324. Re: タイトルなし
悠さんこんばんは！
はい、行ってきました。うちからは妙高山の登山口まで１時間半です
さすがに北アルプスほどの需要はないでしょうから致し方ないと思いますが、いいところでしたよ～
最近はなんか花に目が行くようになってしまい、歩行時間も増していると思いますが、撮影タイムがほどよい休憩になってたりもするので一石二鳥かなとも思います。
やっぱり山は晴れてるのが一番ですね。この日はホントに最高でした。この夏のうっ憤を晴らすような秋晴れでしたね。ふもとの温泉も良かったです。ぜひ湯浴み着などお持ちになってお出かけくださいませ。
確かに新潟に戻って来てからの方がアクティブですかね。そうしないと、もうストレスで脳溢血になってしまいます（笑）いいんですよ、いいんです、それが私の～ 生きる道～♪
それから、台風は憎かったですね。実は私も１泊２日で北アルプスに行くつもりでした。あ～あ、ですね～～
はい、行ってきました。うちからは妙高山の登山口まで１時間半です
さすがに北アルプスほどの需要はないでしょうから致し方ないと思いますが、いいところでしたよ～最近はなんか花に目が行くようになってしまい、歩行時間も増していると思いますが、撮影タイムがほどよい休憩になってたりもするので一石二鳥かなとも思います。
やっぱり山は晴れてるのが一番ですね。この日はホントに最高でした。この夏のうっ憤を晴らすような秋晴れでしたね。ふもとの温泉も良かったです。ぜひ湯浴み着などお持ちになってお出かけくださいませ。
確かに新潟に戻って来てからの方がアクティブですかね。そうしないと、もうストレスで脳溢血になってしまいます（笑）いいんですよ、いいんです、それが私の～ 生きる道～♪
それから、台風は憎かったですね。実は私も１泊２日で北アルプスに行くつもりでした。あ～あ、ですね～～
- 2017-09-17 20:13
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沖縄〜台湾辺りにいる「台風１８号」は…予想進路だと土曜の夜から九州・四国〜日本海方面⁉︎となってますね！！
週末の予定「釣り」も「山行」もダメでしょうかねぇ。。。。(大汗)