2017-09-05 23:08:00
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2017年9月3日、新発田市にある二王子岳(にのうじだけ:1420m、日本200名山)に行ってきました。この時期ならではの、夏から秋にかけての花がぼちぼち見られました。
コースタイム : 駐車場(ゆっくりめ:3時間)二王子岳山頂(早め:2時間10分)駐車場
当日歩いたルートのポイントです。
ほんとは前日の夜、妙高山に登ろうと思って目覚ましを3:50に設定していました。
ところが目が覚めたところで天気を確認すると、どうもこの日は新潟県の南部はあまり天気が良さげでない。
では県北の方はどうか?と調べてみると、これがどうも良さげである。
てなことで、じゃあどこ行きますかと思いめぐらして、日本200名山のひとつでもある新発田の二王子岳に行くことにしました。
二王子岳ふもとの駐車場です。登山口の二王子神社からちょっと離れたところ。
二王子神社です。標高は300mほど。
二王子神社前にも車は停められるようでした。きれいなトイレもあり。
それでは出発でーす。写真に写っているのは後で出てくる「ヘビの話」のオバサマ。
清流に沿ってしばらく樹林帯歩き。
渡渉は2回あり。
立派な杉木立の中を歩いて行きます。
ミズヒキ。薄暗い樹林帯に咲く夏の花。
緩やかな杉林の樹林帯が終わり、急登の開始です。
あ、クリが落ちてる♪ と思ったらイガがない。調べてみたら、栃の実のようです。
デカイ「神子石」の脇を通り過ぎる。
キバナアキギリ。
一王子避難小屋です。一王子神社もあるみたいだけど、よくわからんかった。
中はこんな感じ。きれいなのはあまり利用されていないからでしょうか。5分ほど休憩させてもらいました。
一王子避難小屋のところが3合目です。
ブナの木になってきましたね。登山道に使われている木がブナなのがナイス。
四合目。
ひたすら登り、
五合目。写真に写ってませんが、右側にちょこっと休憩広場があります。
ガスっています。ってことは雲の中。今日はいい天気になるかと思って下越方面に来たんだけど、山の上には雲がかかっていてなかなか取れないようです。
しかしよく整備された道だな。
土のうが登山道に使われています。珍しいですね。歩きやすくてよかったです。
これはジャコウソウですかね。
オオカメノキは赤い実をつける季節。
六合目。
平らな道は歩きやすくて歓迎。
樹林帯続きな上にこのガッスガスで下界も見えず、なんだかテンションも上がらず(ツマラナイ山歩きだな)と珍しく思いました。
ところが歩き始めて2時間ほどすると、体が歩き慣れたのか急に体が軽くなり、気分も明るくなってきました。
これは「ランナーズハイ」ならぬ「クライマーズハイ」いや、「ハイカーズハイ」ですかね。
(白いアジサイが咲いてるな・・・)
と思ったらどうもアジサイではない様子。ノリウツギという木の花でした。
あとでよく考えたら、アジサイで「白」ってのは確かにないよな。
お!? ようやく晴れ間が! しかしすぐに雲に覆われてしまいました。
コース唯一のロープ場。ここは確かに要ロープ。
オクモミジハグマ。初めて見た花です。こういう発見がウレシイ。1cm強の小さな花でした。
七合目。このあたりから先は登りも緩やかに。
目を引く赤いカサのキノコ。
柄は白。特徴からしてドクベニタケか。ブナベニタケってのもあるらしいですが、キノコは特定が難しいですね。
葉っぱにも秋の気配が。
これはなかなかに整った、実に美しいアザミの花。アザミは天ぷらとかでも食べられるらしいですね。
これはシラネニンジンですかねぇ。セリ科の植物はどれも似ていてみんな同じに見えるんですよね。
これはシロヨメナかと見ますがどうでしょう。
真新しい土のうと木材で整備されたばかりのような登山道。ほんとによく手入れがされている道です。
三王寺神社です。奥の石の祠がそれ。
ふもとにあるのが二王子神社で三合目にあるのが一王子神社。この山頂の稜線部にあるのが三王子神社で、山の名前は二王子岳。きっとなにか謂れがあるのでしょうね。
小さな赤い実。秋の山にはよく見られる光景。なんの実かなと思って調べたら、これはどうもゴゼンタチバナの実らしい。ゴゼンタチバナって実がなるんだ。日本では食べませんが、北米ではジャムにしたりするみたい。
小さな池がありました。池には花の終わったミヤマホタルイが稲のように伸びていました。
池の脇にはわずかにイワイチョウ。この夏はいろんなところでイワイチョウを見ました。
リンドウの仲間なのでしょうが、何リンドウですかね。
アキノキリンソウはどこでも見られるポピュラーな花。
奥ノ院跡。
二王子岳より4m高い二本木山(1424m)への分岐。二本木山までは1km。
二王子岳避難小屋が見えて来ました。
二王子岳避難小屋に到着です。ちょうど3時間でした。
小屋に荷物を置いて、小屋の裏にある二王子岳山頂へ。
二王子岳(1420m)です。晴れていれば飯豊連峰の山並みが ドーン! と見えるはずなのだが本日はこの状況(残念)
「青春の鐘」を カーン♪ と鳴らす。カン高い鐘の音が、霧のしじまに虚しく響き渡る。山頂の気温は14度。ちょっと寒い。
二王子岳避難小屋に戻ります。小屋の中の画像です。
それほどキレイとは言えないが、休憩場所としては十分な小屋。冬にも訪れてみたいですね。
ランチです。全部セブンイレブンで調達。「カップラーメン×おにぎり」というダブル炭水化物も、この運動量なら十分消化できるはず。ベーコンは4枚入り70円。最近のお気に入り。
食べていると、小屋に荷物を置いていたオバサマが小屋に戻って来た。
「二本木山に行ってきたんだけど、ヘビだらけで帰ってきたわよ! 指2本くらいある黒いヘビで。刈り払いしてあるからひなたぼっこしてて、どかないのもいて(笑)」
ほほお、そうなのか。黒いヘビというと何ヘビかな。まぁヘビは山で遭遇すると大抵は逃げて行ってくれるし、私はそれほど苦手なわけではないですが、会ってウレシイものでもないですしね。今回は時間もないし行けないですが。
食事を食べ終えて、また外に出てみると下界が見えるほどガスが晴れている。晴れ間も見える。
山頂に行くと、すっかりガスが晴れて飯豊連峰が屏風のように現れていました。
トレイルランニングの人が結構います。
ある若い男性は、「今日は2往復しようかと思ったけど、1回にします」と話していました。すごいな~
北方向。海も見える。
南方向。二本木山です。登山道が見えます。
飯豊連峰の左側、とんがった鉾立峰と、その左が200名山?差岳(えぶりさしだけ)。いつか?差岳の避難小屋に泊まってみたい。
これだけ見えれば上出来です。
下って行くと、登りでは見えなかった下界も見えるように。
帰り道から眺めた二王子岳。
標高差1100mの山の日帰り登山はやはり登りごたえがあります。でも二王子岳は冬に登って避難小屋で休むのも魅力的なので、また冬に挑戦してみたいですね。
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コメント
2317. ドーム型の避難小屋!!
- 2017-09-08 21:22
- 編集
2319. Re: ドーム型の避難小屋!!
ひろかずさんこんにちは。朝晩はすっかり涼しくなって秋だな~と思いますね。投げ釣りではチャリコ:マダイやハナダイの稚魚やピンギス、クロダイ、スズキの稚魚なども掛かってくる季節ですね。最近山ばっかりで、海から遠ざかっております~
- 2017-09-10 15:14
- 編集
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陣馬・高尾方面でも行きたくなって来ました(苦笑)
あと職場近くに釣り具店があるのを発見
して…秋のハゼ釣り、にも行きたくなり
ましたが釣り方を忘れてしもうた(汗)
あと、東京湾・相模湾では先ず投げ釣り
では掛からない「チャリコ」ちゃん、は
マダイ(真鯛)の幼魚、になのですかね??