2010-09-11 05:27:00
9/11を前に、フロリダの教会の牧師がコーラン(イスラム教の聖典)を燃やす燃やさないでもめていましたが、本日はそんなイスラム教とも絡むお話。
最近、「アラブの格言
」という本を読みました。アラブ世界に伝わる格言集を、曽野綾子さんが解説しています。
さすがアラブ・イスラム世界の格言だけあって、そこには戦うことを恐れぬ精神、人間のむき出しの姿が鋭利な刃物で突き刺さって来るような言葉が数多く並んでいました。
たとえばこんな感じ。
・一夜の無政府主義より数百年にわたる圧政の方がましだ。(アラブの格言)
↑↑↑これは、わりと有名なヤツですね。
ほかにも、
・人に食べ物をやる時は、満足するまでやれ。殴る時は、徹底的に殴れ。(アラブ)
・弱いやつの武器に気をつけろ。(中世アラブ)
・蛇を殺す時には、頭をこなごなにしたことを確かめろ。(イラク)
・名声を失うより、片目を失ったほうがいい。(トルコ)
・隣人に弱みを打ち明ければ、斧でばっさりやられる。(アラブ)
・戦争の時に私を訪ねて来ないようなやつは、そうでない時にも歓迎されないぞ。(アラブ)
・死ぬ予感は、死そのものよりも悪い。(アラブ)
・賢さは力に勝る。(オマーン)
・賢い人は見たことを話し、愚か者は聞いたことを話す。(アラブ)
・あなたに何かくれる男がいたら、そいつはすでにおまえから何かをとっているのだ。(マルタ)
・俺の話を聞けよ、しかし信じるな。(アラブ)
・喋るより聞くほうがもっと知的だ。(トルコ)
・もしもあなたがたくさん持っていたら富を与えなさい。あまり持っていなかったら心を与えなさい。(アラブ)
・友達からもらったものなら、石もリンゴ。(アラブ)
・誰かがおまえに好意を持ってくれたなら、彼が黒人でも好意を返してやれ。誰かがおまえを押したなら、たとえ谷底に面した危険な場所でも押し返してやれ。誰かがおまえを侮辱したなら、ムハンマドの直系の子孫であろうと侮辱してやれ。(アラブ)
これらはほんの一部ですが、アラブならではの考え方が出ている一方、他の世界でも通じるような格言もありました。
さて、私がこの本を読んで、一番好きだった格言は以下のもの。
イスラム世界というのは、一夫多妻が認められているというのは、皆さんご存知の通り。
しかし、果たして一夫多妻というのは、世の男にとってはいかなるものであるのか? その大いなる叡智が、格言に端的に表されていました。
・一人の妻しかいない家庭は繁栄する。
二人の妻の家庭は廃墟だ。
ほほう、やっぱり妻は一人なのが平和で、二人だと大変なんだな。「廃墟」というのは金銭的・物質的なものか、あるいは精神的なものか、あるいはその両方なのか。まあとにかく二人だと大変なんだろう。
んで、二人でも大変なのに、三人になったらどうなっちゃうの?
三人の妻のいる家庭は・・・
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ズボンを下ろしてウンコしろ。(レバノン)
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へ? ウンコしろ?
ぶわっはっはっは!
ぶわっはっはっは!
ぶわっはっはっは!
読み間違いじゃないよな?
「三人の妻のいる家庭は、
ズボンを下ろしてウンコしろ。」(レバノン)
間違いなく書いてある!
ぶわっはっはっは!
ぶわっはっはっは!
ぶわっはっはっは!
レバノン最強!(笑) 三人の嫁に、次から次へとぐちゃぐちゃ文句を言われて、眉毛がハの字になって、トイレに逃げ込んで、脂汗を流しながら
(ウ~ン; ウ~ン;)
と、うなるしかないアラブの父ちゃんの切ない姿が想像されます。
ぶわっはっはっは!
こういうところに強烈な反応をしてしまうと、ワタクシの品性の下劣さ、幼稚さがバレてしまうではないか。
曽野綾子先生、こういう危険なフレーズは、「爆笑コーナー」とかに入れといてもらわないと、電車の中で爆笑しそうになって危険なんで、お願いしますよ。
日本は一夫一妻制でよかった♪

アラブの格言
B型人間の本棚
最近、「アラブの格言
さすがアラブ・イスラム世界の格言だけあって、そこには戦うことを恐れぬ精神、人間のむき出しの姿が鋭利な刃物で突き刺さって来るような言葉が数多く並んでいました。
たとえばこんな感じ。
・一夜の無政府主義より数百年にわたる圧政の方がましだ。(アラブの格言)
↑↑↑これは、わりと有名なヤツですね。
ほかにも、
・人に食べ物をやる時は、満足するまでやれ。殴る時は、徹底的に殴れ。(アラブ)
・弱いやつの武器に気をつけろ。(中世アラブ)
・蛇を殺す時には、頭をこなごなにしたことを確かめろ。(イラク)
・名声を失うより、片目を失ったほうがいい。(トルコ)
・隣人に弱みを打ち明ければ、斧でばっさりやられる。(アラブ)
・戦争の時に私を訪ねて来ないようなやつは、そうでない時にも歓迎されないぞ。(アラブ)
・死ぬ予感は、死そのものよりも悪い。(アラブ)
・賢さは力に勝る。(オマーン)
・賢い人は見たことを話し、愚か者は聞いたことを話す。(アラブ)
・あなたに何かくれる男がいたら、そいつはすでにおまえから何かをとっているのだ。(マルタ)
・俺の話を聞けよ、しかし信じるな。(アラブ)
・喋るより聞くほうがもっと知的だ。(トルコ)
・もしもあなたがたくさん持っていたら富を与えなさい。あまり持っていなかったら心を与えなさい。(アラブ)
・友達からもらったものなら、石もリンゴ。(アラブ)
・誰かがおまえに好意を持ってくれたなら、彼が黒人でも好意を返してやれ。誰かがおまえを押したなら、たとえ谷底に面した危険な場所でも押し返してやれ。誰かがおまえを侮辱したなら、ムハンマドの直系の子孫であろうと侮辱してやれ。(アラブ)
これらはほんの一部ですが、アラブならではの考え方が出ている一方、他の世界でも通じるような格言もありました。
さて、私がこの本を読んで、一番好きだった格言は以下のもの。
イスラム世界というのは、一夫多妻が認められているというのは、皆さんご存知の通り。
しかし、果たして一夫多妻というのは、世の男にとってはいかなるものであるのか? その大いなる叡智が、格言に端的に表されていました。
・一人の妻しかいない家庭は繁栄する。
二人の妻の家庭は廃墟だ。
ほほう、やっぱり妻は一人なのが平和で、二人だと大変なんだな。「廃墟」というのは金銭的・物質的なものか、あるいは精神的なものか、あるいはその両方なのか。まあとにかく二人だと大変なんだろう。
んで、二人でも大変なのに、三人になったらどうなっちゃうの?
三人の妻のいる家庭は・・・
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ズボンを下ろしてウンコしろ。(レバノン)
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へ? ウンコしろ?
ぶわっはっはっは!
ぶわっはっはっは!
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読み間違いじゃないよな?
「三人の妻のいる家庭は、
ズボンを下ろしてウンコしろ。」(レバノン)
間違いなく書いてある!
ぶわっはっはっは!
ぶわっはっはっは!
ぶわっはっはっは!
レバノン最強!(笑) 三人の嫁に、次から次へとぐちゃぐちゃ文句を言われて、眉毛がハの字になって、トイレに逃げ込んで、脂汗を流しながら
(ウ~ン; ウ~ン;)
と、うなるしかないアラブの父ちゃんの切ない姿が想像されます。
ぶわっはっはっは!
こういうところに強烈な反応をしてしまうと、ワタクシの品性の下劣さ、幼稚さがバレてしまうではないか。
曽野綾子先生、こういう危険なフレーズは、「爆笑コーナー」とかに入れといてもらわないと、電車の中で爆笑しそうになって危険なんで、お願いしますよ。
日本は一夫一妻制でよかった♪

アラブの格言
B型人間の本棚
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