2009-09-08 06:34:00
八ヶ岳の南のはずれに位置します。

中央道から見た編笠山(左)。
朝の中央道をスイスイ走ったら、登山口の観音平まで2時間できちゃった。駐車場はいっぱいで、手前の道路には路駐車がずらり。でもなんとか駐車場に停められた。

7時分5出発~♪

しばらくは傾斜の緩い樹林帯。ポツポツ花も見られます。


(夏が過ぎ~ 風あざみ~♪)

(たぶん、アキノキリンソウ)

(おそらく、ミヤマアキノキリンソウ)
トリカブトも秋の花。これからがシーズンのようです。

これは毒草で有名ですが、山にはキレイな花を咲かせるものでも毒のあるのが結構多いですから、むやみやたらに食べないほうが無難です。
ってか、誰も食べねーか、ムラサキケマンとかツリフネソウとか福寿草とか。
登山道はひたすら樹林帯。ところどころ展望の開ける休憩所もありますが、この日は曇って展望はありません。「天気がいい」ってYahooの天気予報がいうからこんなトコまで来たのに。



樹林帯の急坂がなまった体にこたえること。休み休み登ります。
もう急坂では長男においてけぼり;

「パパ~急がなくていいから大丈夫だよ~」
「あぁ、ありがとう;」(ハアハア)

いや~、山頂に近づくにつれて坂が急になってキツイことキツイこと。みんなこのあたりでズラッと休んでます。でも今までは見えなかった青空が見えてきました。

結局この登山道の98%は樹林帯でした。

(やっと樹林帯を抜けた)
9時50分山頂。


時折目の前のカッコイイ権現岳がガスの間に見えますが、すぐに見えなくなってしまいます。
記念写真を撮って腹ごしらえをし、今度は権現岳との鞍部にある青年小屋へと下ります。



青年小屋の前は編笠山からくる人、権現岳から下りてくる人で賑やかです。

どうやらラーメンを小屋に注文して外で食べる人がいるようで、小屋の女性がラーメン丼を運んで行き来しています。カップラーメンもいいけど、ちゃんとしたラーメンはもっといいな ( ̄¬ ̄)
編笠山はまさに編笠のような形の山で、青年小屋から見た編笠山の山頂部もまさしく「編笠」でした。

小屋前の広場のはずれに咲いたこの花を見て、「あら、ヤナギランだわ」と登山者のオバサマがおっしゃってました。

しばし休憩してあとは下るだけ。途中で登りの登山道に合流します。11時15分発。
しかしまあ長男はなんだか知らんけど元気。延々と高校野球の仮想実況中継(日本文理対どっか)をしゃべってくれました。
だいぶ下ってきたところで長男が、やたらときらびやかなコガネムシをハケーン!

なんとも都会的で素敵な色合いだな。車のボディカラーにでも使えそう。
しかしなんという名前なのだろう。コガネムシの仲間に違いないが。
「メタリックバイオレットコガネムシ」ってのはどうだ?
うんにゃ、
「セクシャルバイオレットNo.1コガネ♪」でどうだ!! (本名センチコガネでした)
その後も長男のアリの生態に関する講釈(ホントに合ってるのか?)などを聞きながら痛むヒザをかばいつつようやく1時45分ゴール。

う~ん、今日は標高差が約980mだったから、だいたい東京タワーを3つ歩いて登って下りたわけだ。さすがにちょっとキツかったな。もうヒザはガクガク足はヨレヨレですよ。
本日の立ち寄り温泉はスパティオ小淵沢。別に私は真っすぐ帰ってもいいのだが、長男が絶対温泉に行きたいと言ってきかないのだ。

ここは道の駅も隣接してて充実。施設はキレイだし、周りのアカマツ林と青空のコントラストがこれまたイイね~。
帰りの高速は覚悟はしてたけどやっぱし大渋滞。しかし、高速が1000円になってから、高速を使うたんびに事故を見かける。車が多いのが原因なんだろうなあ。
編笠山は曇りだったこともあって景色も今ひとつで苦労が報われたとも言えなかったけれど、まあ今回はなんもトラブルなく帰ってこれただけでよしとしよう。
そうそう、小淵沢の道の駅でおみやげに買ってきた、「翠峰」というでっかいマスカットみたいなブドウが我が家の女性陣には好評でした。
おわり
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