2006-10-17 23:29:33
先月電車内で女子高生(17)に痴漢をしたとして東京都迷惑防止条例違反の現行犯で逮捕された、元早稲田大大学院教授で名古屋商科大大学院客員教授の植草一秀容疑者(45)の、最高裁への特別抗告が本日棄却されたようです。
つい数年前まではテレビで切れ者のコメンテーターとしてひっぱりだこだった彼は、04年4月にもJR品川駅のエスカレーターで女子高生のスカート内をのぞこうとして逮捕され、昨年3月東京地裁で罰金50万円、手鏡没収の判決を受け刑が確定していました。
今回の件については「酒を飲んでいて覚えていない」と供述しているとのことですが、まあ残念ですがある種のビョーキなんでしょう。
そもそも「エスカレーターで女子高生のスカート内をのぞこうとした」という容疑がかけられているところからして、聖人君子の振る舞いではありませんな。
古来、「李下に冠を正さず」、「瓜田(かでん)に履(くつ)を納(い)れず 」と申しますし、疑いをかけられるような行いは避けよという先人の教えがありますね。
植草氏の件を教訓とするなら、「上りエスカレーターの女子高生の後ろで手鏡を使わず」という新たな諺もできそうです。
痴漢容疑で最高裁まで争うというあたり、氏のプライドと面子をかけた戦いだったんだろうなあというのはわかりましたが、司法の判断は下されたわけですね。
私は普段手鏡は持ち歩きませんが、登りエスカレーターで女子高生の後ろになってしまったときには、少なくとも携帯を使うのは止めたほうがいいな、と感じる今日この頃です。
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