2007-01-31 21:51:24
先日朝の通勤電車でいつものように日経新聞を眺めていると、ある名前が目につきました。
最終面の「交遊抄」の欄に、「大塚… 会計…」という文字が見えました。
(大塚… 会計… といえば…)
と思い当たる節があったので記事をよく読んでみたら、「大塚宗春 会計検査院長」とあり、やはり私が大学時代に会計の授業を習った大塚先生でした。
あれは大学一年か二年の会計学の講義のときのことです。
かなり大きい教室で大塚先生の講義があったのですが、あるとき、ある一人の学生が講義の途中で退席しました。
そんなのは別に珍しいことでもなんでもなかったのです。ところが、それをつけた大塚先生は、突然…
「こら!待て!」
と言って壇上から降りて、その学生を連れ戻しに出て行ってしまったのです。
予想もしない事態にぽかんとしていると、しばらくして息を切らして先生が戻ってきて、「ああいうのは本当にけしからん」とおっしゃっていたのを思い出しました。
私は不良学生だったので、大塚先生のことといえば授業の内容はもちろんのこと、そのエピソードくらいしか覚えていないのですが、今思い起こすとやっぱり熱血漢で正義感が強かったんだなぁと思います。
そうした人柄を見込まれてきっと会計検査院長に任命されたのだと思いますが、大塚先生なら、きっと厳正なる判断で公の不正を検査をしてくれることでしょう。
私の成績も厳正なる判断が下されていたように思います…
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