2021-01-10 07:15:00
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今日は最近読んだ本「自分の頭で考える日本の論点」、「人生のピークを90代に持って行く!」についてです。
あまりの大雪でせっかく楽しみにしていた山行がキャンセルとなってしまったので(←ホントに大雪のバカヤロー!!😭)、ブログでも書くことにします。
①「自分の頭で考える日本の論点」 出口治明
・日本の年金制度は破綻しない。受給年齢の引き上げ、受給金額の引き下げはあるかもしれないが
・A Iに仕事を奪われて仕事がなくなるなどということはない。また新たな仕事が生まれる
・日本は世界的に見て韓国・中国と並び非常に男女不平等な社会であり、女性の負担が大きい
・ 消費税率などは多数決で決めてよいが、LGBTQの問題は基本的人権に関わるものであり、国がしっかりと音頭を取って解決すべき課題である。この点においても先進国の中では取り組みが遅れている。
日本はもともと性的マイノリティに対して寛容な社会であった。 室町時代には足利義満が世阿弥という少年をいつも自分のそばに置いていたため、貴族たちが「あまり人前で男の子を可愛がるのは見苦しい」と日記に残しているほどだ。室町時代は日本文化の象徴と言われる茶道や華道が始まった時代だが、当時は同性愛に対しては寛容だった。「とりかへばや物語」のように、今日で言えばLGBTQにあたる人物が登場する物語もある。
LGBTQ に厳しい目が向けられるようになったのは男女差別の激しい朱子学に範を得て天皇制をコアとする家父長制の国民国家を作ろうとした明治以降のことで、それ以前の日本は現在よりはるかにオープンな社会だった。
②「人生のピークを90代に持って行く!」 枝廣淳子
・ハーバード大学医学大学院の研究チームが、何千人もの人たちを対象に、健康と幸福に関する長期の追跡調査を実践した研究があります。最も幸福感が高いのは、最も裕福な人たちでもなければ、最も大きな業績を成し遂げた人たちでもありませんでした。幸福感の高さと最も強い関連性が一貫して認められた要素は、「親しい友達がどの程度いるか」だったのです
・「究極の成功とは、自分のしたいことをする時間を自分に与える贅沢である」という言葉を聞いたことがあります。人生の午後には、待ちに待ったこの「贅沢」を手に入れることができるのです。その時間を自分らしくじょうずに使えるよう、「自分で自分の時間をプロデュースする」力を鍛えましょう
・自分を成長させ続けるための大事なポイントは、「発信者となる」ことです。まず、何よりも「自分のため」になります。学んだり頭を使って考えたことを、そのままにしておくのではなく、発信することで、学びや思索を本当に自分のものにすることができます。・・・もう一つは、「社会のため」になるからです。せっかく学んだり考えたりしたことをそのまま、自分だけのものにしておくのはもったいない! それを役に立ててくれる人がきっといるでしょう。小冊子や配布資料にまとめるのもよし、ブログやフェイスブック、ツイッターなどのSNSで発信するもよし、近所や地域での会話に織り交ぜるのもよいでしょう
・新しい便利なアプリなどはどんどん使ってみましょう
・孤独感から抜け出すには、与える行動をすることだ エーリッヒ・フロム
・自分のためでなく、人のためにお金を使った方が幸福度が高い。慈善事業に寄付をする人の幸福度は高い
・会社というのは自動的に所属の欲求や承認欲求を満たしてくれるすごいシステムになっています。会社を卒業したあとは、そうした欲求を満たしてくれる自分なりの「居場所と出番」を考えて用意しておくことが、幸せな人生の午後には必須です。挨拶したり話し合ったりする相手がここにいる、自分は必要とされている、自分は役に立っている、という感覚が揺るぎない自分の芯を作り、自分を支え続けてくれます。そのために、80歳になっても自分がやりたいと思うこと、楽しめることで、周りや社会の役に立つことを探しておきましょう
・90代にピークを迎える素敵な生き方は、「自分の足で立ち、ゆるやかにつながり、創造し続ける」人生だと考えています。創造力の鍵は多様性です。いろいろな世代、考え方、生き方の人たちと友人になることで、新しい発想や柔軟な考え方、それまでは考えつかなかったような行動が生まれるでしょう
・自分の人生からリタイアしないコツは、「いくつになっても創造し続ける人」でいることです
新しい考え方や、自分とは違う考え方にオープンな人
自分でもどんどん新しいアイデアや工夫を生み出す人
思い込みや社会通念にしばられない人
こういう人は皆、創造し続ける人です こんな風にしなやかにのびのびと考え行動できる人は、創造力に富み、生命力に溢れる人です
・「自分がこうすることで幸せでいられる」という、powered by myself(自分自身が原動力となる)型の幸せを見つけましょう
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