2020-12-03 21:39:00
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今日は最近読んだ本、「業界破壊企業」「ワークマンはなぜ2倍売れたのか」「スマホ脳」について。
以下のコメントは、本の内容と私の意見がごちゃ混ぜになってますのであしからず。
①「業界破壊企業 第二のGAFAを狙う革新者たち」
・アメリカの様々な業界の、まさに既存の業界を破壊して伸びる企業の紹介。
・「プラットフォームによる業界破壊企業」「ビジネスモデルによる業界破壊企業」「テクノロジーによる業界破壊企業」に分類。半分くらいは聞いたあるとのある企業だが、半分は知らない企業だった。
・20世紀の価値観 「利益 拡大 効率」
21世紀の価値観 「優しい気持ち 幸せな体験 ワクワクの追求」
という著者の指摘はなるほどと思った。
②「ワークマンは商品を変えずに売り方を変えただけでなぜ2倍売れたのか」
・まず私が驚いたのは群馬にあるスーパーの「ベイシア」、ホームセンターの「カインズホーム」、今はローソンに合併されてしまったコンビニの「セーブオン」、そして「ワークマン」。その他にも群馬の地元企業があるのだけれども、これらの企業を土屋嘉雄という人が一代で築き上げたということ。
土屋氏は今から40年ほど前にアメリカの流通制度を視察し、フランチャイズシステムこそが今後の小売りの主流になると認識し、多くの小売り業態を発展させたとのこと。すごい!
・現在のワークマンプラスの快進撃につながるワークマンの発展の原動力となったのが、嘉雄氏の甥の土屋哲雄氏。哲雄氏は三菱商事での中国滞在経験のほか、IT関連の会社へ出向して社長も務めたことがある、システムにも明るい人物。
・AIは必要ない。その代わり、全従業員が簡単なエクセル操作ができるよう研修。
・結局のところ、現在のワークマンの伸びっぷりは、「4000億円規模の高機能で低価格のアウトドアアパレル・シューズ分野」というブルーオーシャンを開拓したこと。しかし、品物は実はそれまでもワークマンで扱っていたもの。これを「ワークマンプラス」という新しい小売り名で、明るい店舗で売っただけで爆発的に売れた。
・私も以前から欲しいな~と思っていた「まさかのイメージ通りの商品」が売っていたので先日買ってきた(こちらの記事)。それでワークマンに興味が湧いてこの本を読んでみた次第。
・しかし、ワークマンプラスによって起こったワークマンの快進撃というかブームももうそろそろピークを迎えそうな今頃になってこんなことを書いてるオイラは、相変わらず時代の波に乗り切れていない💦
③「スマホ脳」
・著者はスウェーデンの精神科医
・スマホを身につけたり、手元に置いておくと大抵はヒマな時には見てしまうだろう。そして見るのをやめても、また10分くらいすると見てしまう。それは脳が新しいモノ好きで、新しいモノを見聞きすると気持ちがいいからだ。それはドーパミン(脳内の快楽物質)注射を10分に1回やっているようなものだ。人間が新しいモノ好きであるのは、遠い過去に人類が狩猟で食料を得る際に、新しい世界に出かけると食料を得やすかったことに起因している。我々はそうやって新しい世界に出かけて食料を得ることができた祖先のDNAを受け継ぐ子孫なのだ。
・だからスマホいじりはとても気持ちがいいのだが、スマホ依存は「うつ」の原因となる。なぜならスマホは「運動」、「人づきあい」、「睡眠」という、うつにならないために必要な要素を奪うからだ。十分な睡眠、運動、他者との関わりの3つが、精神的な不調からわが身を守る重要な要素なのである。この3つが減ると調子が悪くなるのだ。
・スマホを使うようになってから、以前より集中力が続かないようになっているように感じることはないだろうか。スマホのせいで気が散り、物事に集中できなくなる。長い時間をかけてじっくり取り組まなければ習得できないような物事は、以前より習得が難しくなっている。あまりにもスマホが便利すぎて、時間のかかることに取り組むのが昔より面倒になっているのだ。
・集中力を増すには1週間に2時間程度(分割してやってもよい)の軽い運動でよいので、運動するのが効果的。運動した方が集中力が増すのだ。そして運動はストレスを予防し、キツイ運動は不安を遠ざける。
・スマホは大人はともかく、特に精神の未熟な若い人には悪影響が大きい。なるべく使う時間は制限させた方がよい。
・スマホは想像力がつかない。発想が湧かない。想像力を鍛えるのは本を読むこと。
・誰かと一緒に食事をする時は、テーブル上にスマホを置かない。それは自宅においても同様。
・「スマホは画面を白黒で使う」←これ、いいかも。刺激が少なくて、画像で惑わされることが少なくなったように感じる。このおかげで、いままでいかにどうでもいい情報に惑わされていたのかがわかった。視覚の効果というのはやはり絶大な威力があるのだ。色が無くなるだけでその印象は格段に薄まるが、情報としては最低限のものは得られる。
iPhoneで画面を白黒に設定する方法:[設定]→[アクセシビリティ]→[画面表示とテキストサイズ]→[カラーフィルタ]で「グレイスケール」を選び、カラーフィルタをオンにする。
コメント
3181.
- 2020-12-05 18:22
- 編集
3182. Re: タイトルなし
おはようございます。コメントありがとうございます(^^)
やっぱりな~と思われましたか? 私だけではなかったですね(笑) 私もスマホを持つまではかあちゃんさんと同じく活字中毒で週に1冊くらいは本を読んでいましたが、もうず~~~っと本なんて読んでいませんでした。でもここ最近またぼちぼち読み始めました。やっぱり本の情報は濃いですね。
日記にも書きましたけど、画面を白黒にしてしまうのは刺激がなくなってオススメですよ。それでもいじるんですけどね😬
やっぱりな~と思われましたか? 私だけではなかったですね(笑) 私もスマホを持つまではかあちゃんさんと同じく活字中毒で週に1冊くらいは本を読んでいましたが、もうず~~~っと本なんて読んでいませんでした。でもここ最近またぼちぼち読み始めました。やっぱり本の情報は濃いですね。
日記にも書きましたけど、画面を白黒にしてしまうのは刺激がなくなってオススメですよ。それでもいじるんですけどね😬
- 2020-12-06 08:26
- 編集
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スマホ脳について
やっぱりなあ~と思いながら読ませていただきました。
寝る前、時間が空いた時、常に何か読んでないと気がすまないほどの活字中毒だった自分が、1ページ読むのにも集中力が続かなくなりました。好きな作家さんの本でさえ。
あと異常な物忘れ、不眠、、
当てはまる当てはまる(^_^;)
このままだとヤバいから、なるべく手からスマホを離そうと努力中です。
山はいいんですね、山を歩いてる間の集中力はとても気持ちいいです。
でも、活動日記をアップし、コメント返し、いいね返し、、
やっぱりスマホを手にとります、スマホ老眼にもなり気味です。
こんなんで、色々と思う所あり。
まとまりがない文章でごめんなさい