2019-05-19 12:38:00
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2019年5月18日、五泉市にある銀太郎山(ぎんたろうやま:標高1112m)に行ってきました。
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2019年5月18日、五泉市にある銀太郎山(ぎんたろうやま:標高1112m)に行ってきました。
コースタイム (休憩込み): 悪場峠駐車場(5時間10分)銀太郎山(4時間20分)悪場峠駐車場
銀太郎山の位置と悪場峠の登山口駐車場などの地図はこちら。ルート図の詳細はYAMAPの日記にて。
今回はトータルで10時間20分かかりました。ってなわけで、長いです。長いからといって手抜きはしないので、長いです。
朝5時の悪場峠です。最近ネットでこの登山口があることを知りやって来ました。
このルートは公式ルートの柴倉沢登山口より標高が高いのです。ここは公式ルートではなく、登山道入口には何の道標もありません。赤テープすらわかりやすいところには見えません。ここから、ずっと行ってみたかった銀太郎山にチャレンジすることにしました。
長丁場なんで、5時出発です。
ホウチャクソウは初めて見ました♪
悪場峠からの道は非公式のマイナールートであると思うのですが、登山道は明瞭で迷うようなところはありません。よく歩かれている印象です。
佛峠
灰場峠→ の看板。
この先で、ちょっといやらしい傾いた細いへつり道が続くところがあります。
そして柴倉沢からの登山道と合流し、水無平という開けた広場に出ました。
ナツグミの木と花。
灌木のトンネル。
気づかずに通り過ぎてしまいそうな、5ミリくらいのとても小さな花、ノミノフスマ。
ツボスミレは固まって咲いています。
ミヤマハコベ
毛石山の向こうに白山が見えます。
焼峰の神様でちょうど1時間。
ガマズミ
大ぶりなコブシの花。タムシバと似てますが、
コブシは花の裏に葉が。コブシとタムシバの違いはこちらに。
こういう道が好きです。
分岐に来ました。左右どちらを行っても後で合流します。右は木六山を経由するルート、左は沢筋を上がるルートで、木六山の山頂は通りません。。
でもなぜか「木六山」の道標は左のルートにあります。そして、こちらのルートは下りで通りましたがひどいへつり道の歩きづらい道でした。歩きやすさでは断然木六山経由のルートでした。
事前の予定通り右の木六山方面へ。
イワカガミ
柴倉沢登山口との合流点。
そして間もなく木六山です。
これから行く銀次郎山、銀太郎山の眺めが。拡大してますが、遠いです。木六山まで1時間半でしたが、ここから銀太郎山まであと3時間半かかりました。
この日は長丁場になるので、食料と水は豊富に持って行きました。こちらはセブンのうにせん。たまにはこういうのもいいです。
先ほど分かれた道の合流点です。左から下りて来ました。帰りは右へ行きます。
ブナの尾根を行く、か細い道。いいね
右の尖った山は中杉山かな。
木六山を振り返る。
中央のポコンとあるのは坪ノ毛。
木六山と七郎平山の間はなだらかな道の続く、いいところでした。
右側が切れ落ちた細いへつり道はちょっと緊張。
雪渓が出てきました。
イワウチワ
キクザキイチゲ
カタクリが満開。七郎平山へは急登が続きます。特に下りは大変で、普通ならロープがあってしかるべきところもあり、木をつかんでなんとか下りました。
七郎平山の山頂付近ですが、山頂は通らないみたい。そして、一面雪に覆われたところに出て、道がわからなくなりました。
そんなときはYAMAPの地図で位置と方向を確認。このルートを歩いた人の歩行跡をなぞって行けばいいので間違いないのです。この機能は初めて使ってみましたが超便利。本当に素晴らしい。こんな世の中になってたなんて知らんかった~ (時代遅れ?)
バッテリー切れとかスマホが調子悪くならなければ、超安心のアイテムですわ。この日は3回これで道迷いを救われました。
よくわかる B・Y西向きゃ ケツ東
無事に雪原を通り抜け、赤テープを発見。
オヨヨ? 穴開きブナの木の大木。こういうのは見たことがないですね。
行動食その2はこんなの。セブンイレブンのお菓子は小さくて持ち運びにも便利で行動食にももってこい。
残雪と新緑の眩しい世界。美しいなあ。
銀次郎が見えて来ました。
奥が銀次郎山。
稜線に出ました。右に粟ヶ岳が現れる。
前銀次郎へ続く道。いい感じ~
オオバキスミレ
来し方を振り返る。
銀次郎と銀太郎。
銀次郎に続く道。
銀太郎も近づいてきた
コブシと粟ヶ岳
中央は奈羅無登山(ならんとやま)。
シャクナゲと粟ヶ岳
銀次郎山に到着です。道標の後ろの筒の中に日記があります。
私も記録。
岩の上で休憩。疲れた;
銀太郎山まであと1時間、ファイトォ~
銀太郎山へ。
雪は終始、踏み抜くことはありませんでした。
タムシバと銀太郎
御神楽岳が秀麗な山容を見せる。まだ行っていない課題の山。
このあたりはシャクナゲが目立ちました。シャクナゲを山で見れたのは初めてな気がする。
雪形の残る銀太郎山。
銀次郎山で一緒になった、後から来た男性に先に行ってもらいました。
やっぱり人が写真に納まった方が絵になります。
明るいブナ林の中はホントに気持ちがいい。
いい形の無名ピーク。
銀太郎への急登を上がる。
銀太郎間近。
そして、やっとこさ銀太郎山に来ました。ずっと来てみたかった憧れの山。5時間10分かかった。
粟ヶ岳も近くなりました。
左奥が御神楽岳で、右に続く稜線のトンガリは日尊の倉山かな? その右になだらかな貉ヶ森山。
左が五剣谷山、右が青里岳。ここから先は登山道なし。行ける日は来るか。
銀次郎の向こうの山々をPeakVisorで見る。
男性と写真を撮り合いました。
今日はセブンの惣菜でランチです。ポテトサラダ、ベーコン、キムチ
そしておにぎり🍙 食料はすべてセブンで調達。結果的にかなり余ってしまったけど、安心感には代えられません。スポドリ、お茶、水などは合わせて3リットル強持って行きました。
テルモス(山専用ボトル)に氷をたっぷりと詰めてきました。ここにスポドリ、お茶、水など入れて冷たくして飲みました。生き返ります。
男性といろいろ山談義。この時間が楽しいんです。
すると、山の下の方で
ズドドドドド!!
と、ものすごい地鳴りが響きました。おそらく雪渓が崩れ落ちたのでしょう。やっぱり自然は恐ろしいな~
さて、また長い道のりを帰ります。見えるのは銀次郎山。
しばし行くと、祠が倒れていて、中にご本尊様がおられました。簡単には来られませんし、直すのは容易でないのでしょう。
銀次郎を過ぎて。
まだマンサクが咲いてる。
こういう小山の感じも好きです。続く道もいい。
右の森の山が七郎平山。
中杉山の手前の谷には雪が残り、風が吹き上げて来ます。
雪渓を 吹き上げる風 五月晴れ
奈羅無登山のスラブが見えて来ました。
木六山と七郎平山の間は、平坦で歩きやすくて気持ちのよいトレッキングゾーン。
いや~、こんなとこずっと歩いていたいわ~
奈羅無登山の大スラブ。登りでは気にしなかったけど、改めて見るとすごい。奈羅無登山は登山道のない、山奥のそのまた奥の山。
もう疲れてしまって、下りは30分おきくらいに水を飲んだりして休みました。そして、この疲れた体に冷たい飲み物が実に効いた。持って来てよかった。
冷や水で 精気が戻る 夏の山
木六山への分岐に戻って来ました。
左を上がると木六山ですが、右の沢ルートを下りてみます。
右下がりのへつり道で歩きづらいです。
ヘンテコなところに道がついていて歩きにくいところが多いんです。
下りてきた雪渓を振り返る。急な雪の上を下りなければならないところもあって緊張感ありました。
いや~、この道ははっきり言って歩きにくい。木六山経由の方は普通の登山道です。
焼峰の神様に無事の帰還を報告。でもあと1時間弱。
そして15:20、悪場峠に戻って来ました。下りの行動時間は4時間20分、トータル10時間20分の山旅でした。
私は決して歩くのは早くはないですが、ノーマルな中高年登山者の方よりは少し早いかもしれません。休憩は登りは1時間ごとに5分~10分、下りは30分おきくらいに少しずつ休んでこれだけの時間がかかりました。私は山は好きですが、体力は人並みです。
トラブルもあった。途中で何度も足が攣ったりもしましたし、ズッコケて右ヒジを岩にしたたかに打ちつけて流血し、アームカバーが血のりでべっとりに。熊よけ鈴のヒモが切れて鈴をロスト。
銀太郎山はやっぱり遠かった。なかなか行けない。だからこそ充実感もひとしおです。新潟は広いなあ。こんなところもあるんだから。銀太郎山の先に行く日は来るのか、どうですかね。
それでは本日まとめの一句:
薫風を 纏いて至り 銀太郎
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コンバーチブルパンツ 山スカート
スパッツ:ゲイター トレッキングポール
ウエストポーチ ガスバーナー アイゼン
熊よけ鈴 手袋 冬用手袋 水筒
コメント
2880. デジタルとアナログの両刀遣い⁉︎(*_*)
- 2019-05-19 17:42
- 編集
2881. Re: デジタルとアナログの両刀遣い⁉︎(*_*)
ひろかずさんこんばんは。
YAMAPの地図機能は、もっと早く使っていればよかったと思いました。新潟の里山なんて最近はほとんど地図なんて持って行かなくてもなんとかなっていましたが、今回は山深かったんで助かりました。
YAMAPの地図機能は、もっと早く使っていればよかったと思いました。新潟の里山なんて最近はほとんど地図なんて持って行かなくてもなんとかなっていましたが、今回は山深かったんで助かりました。
- 2019-05-19 18:16
- 編集
2883. Re: タイトルなし
かあちゃんさんおはようございます。
ちょっとケガもしましたが、なんとか行ってこれてよかったです(笑) 銀太郎山は、事前の予想よりも時間がかかりました。まあ休憩をわりと多めに取ったからでもあると思います。休まないとあんな距離歩けません。
シャクナゲは初めて見ました。まだまだ知らないことがいっぱいあってうれしいです(^^)
ちょっとケガもしましたが、なんとか行ってこれてよかったです(笑) 銀太郎山は、事前の予想よりも時間がかかりました。まあ休憩をわりと多めに取ったからでもあると思います。休まないとあんな距離歩けません。
シャクナゲは初めて見ました。まだまだ知らないことがいっぱいあってうれしいです(^^)
- 2019-05-20 07:30
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かと思えば…山頂には「筒の中に登頂記録帳」
昔々の伝書バト、を思い出しました(爆)
p.s.
M半島の僻地に約400mの(波乗り人もいない)
砂浜を見つけました。
駐車場〜小漁港の堤防まで、遠浅っぽい感じの
小場所ですが…チョイ投げ、でなく60m以上を
飛ばせばシロギス君も生息してますかね??