2015-08-02 13:12:00
B型人間の山歩き
昨日は新潟と長野の県境にまたがる日本百名山の苗場山(なえばさん)に登ってきました。苗場スキー場の山ではありません。本物の苗場山です。今日の日記は長いですよ~ 途中で遭難しないように♪
早朝の小赤沢駐車場(3合目)です。広いですね。登山地図には「50台」とありますが、もっと楽勝に停められるでしょう。
グーグルマップでアクセスを確認したら、小赤沢集落からの道が途中で途切れてるんだけど、道は駐車場まで舗装路がちゃんとついてます。駐車場は当然ながらトイレあり。
それでは出発~。晴れの予報だったんだけどガスってますね。
まずは山の定番の樹林帯歩き。ところどころ水気があってぐちゃぐちゃしてるので、気になる方はスパッツの携行を。
毎度のご紹介で恐縮ですが、私の山歩きに欠かせないのがトレッキングポールとサポートタイツです。どちらも山歩きを楽にしてくれる私の必携アイテムです。寒い時期以外は、ショートパンツで行くことが多いです。
標高が上がり、ガスゾーンを上抜けたようです。
モミジカラマツ
トリアシショウマ
たぶんシナノオトギリ
1時間ほど歩いたんでちょこっと休憩。
暑いこの時期に持って行きたいのが、ドリンクゼリーを凍らせたものです。
ほてった体に突き刺さる氷。いや~~、たまりません。
ちなみに、私の現在愛用しているトレッキンググローブと腕時計のご紹介。
グローブはノースフェイスのNN61430というモノ。手のひら側はスウェード風生地、手の甲側は通気性のよさげな素材です。もちろんスマホ使用にも対応しています。岩場やクサリ場などでの使用にももってこいです。質感、フィット感、デザインと文句なしの逸品で、私的には超おすすめです。定番商品かどうかは不明なので、いつまで存在するかわかりませんが。
腕時計はRUPUというシリコン腕時計です。時刻しか表示されませんが、軽くて肌触りがサラッとしていてデザインも良く、気に入っています。
クサリ場が結構あります。通過は慎重に。
アカモノ
お! ワンコが夫婦と一緒に登っています。
東京の山では時々見かけましたが、こっちで見たのは初めてでした。急斜面ではなかなか登れずズリズリしていたのが可愛らしかったですねw
雲を下に見ます。こういう画(え)が好きです。空気爽やか快晴の夏山。生きててよかったと思う最高の時間です。
手前の尾根左側のピークが猿面峰、奥の尾根右側の高いところがたぶん霧の塔。
八合目まで来れば、山の上までもうちょっと。
あともう少し!
そして山の上の開けたところに着きました。標準コースタイム2時間40分となってたけど、1時間50分で来ちゃった。
右手に坪場という小山があります。
山頂への踏み跡があったんで帰りに寄ってみたのですが、山頂直下で踏み跡が途切れていてヤブ漕ぎをしなければ山頂へは行けなさそうだったのであきらめました。
きれいな木道が整備されています。
緑の草原と雲一つない快晴の空、たまりませんね。山の上のこういう空間はあまりないです。
そして、出た!苗場名物の池塘!
いや~~~~、美しい。今日は晴れてるからなんだろうけど空の青が池塘に映り込んで青く見える池塘。
あまりの美しさに鳥肌が立った。こんなことは初めてな気がする。
ワタスゲも、本物は初めて見ました。
これぞ天上の楽園。素晴らしい。素晴らしすぎる(感無量)
来た方向を振り返る。
花の終わったチングルマの穂
池塘からまっすぐに伸び出るミヤマホタルイ。
これが水田に植えた稲のように見えるから苗場山の名がついたという植物ですね。
紺碧の空と池塘。左奥に見ゆるは赤倉山。
木道とワタスゲと池塘と。
池塘群を俯瞰する。
ミヤマアキノキリンソウ
この広場に別れを告げ、一旦樹林帯に。
そして樹林帯を抜けると、山頂につながる広い高原に出ます。
池塘もあちこちに。
笹原の緩やかな登りの木道を歩む。
後方を振り返る。
足元にはイワイチョウ。
ワタスゲを脇に見ながら歩きます。
ん~~~~~~、
スゲーワタスゲ。 (せっかくの雰囲気が台無しなんだよ)
山頂の山小屋が見えてきました。
小屋の後ろの樹林帯の中に小さな広場があり、そこが山頂でした。
(ニッコウキスゲ咲き誇る苗場山山頂)
山頂は木立に囲まれ展望はありません。
山小屋に抜ける道があるのでそちらに行ってみます。
苗場山の山小屋、苗場山自然体験交流センターです。
本日は予約で満員との貼り紙がありました。
食事は提供していませんが、カップラーメンと飲み物くらいは売っていました。
それでは休憩場所へ。草原の中にウッドデッキが設営されています。
夏山では冷たい飲み物が何よりうれしいもの。持ち運ぶ方法としてはテルモスに入れてきたりもできますが、私の夏の定番はこちらっ!
プラティパス
という水筒です。これを凍らせて持ってきます。歩いているうちに程よく氷が融けて、キンキンに冷えた水を飲むことができます。最高のときです。
まぁあんまり冷たいものを飲み過ぎるのは実のところ体やおなかへの影響もあるので程々にした方がいいのですけどね。でもやっぱりこのウマさには代えられません。登山用水筒のページはこちら。
雲も出てきました。
夏山で行動するなら、やはり午前中ですね。午後になると雲が出てきて、雷も発生しやすくなります。泊まるにしろ下山するにしろ、午後2時までには行動を終えるのが雷対策としては安全です。
この後「龍ノ峰」というところに行こうと途中まで行ったんだけど木道が途中で途切れてしまい、まだ距離がありそうだったのであきらめて戻って来ました。
(龍ノ峰方向への木道から池塘越しに苗場山山頂方向)
下山は坪場のところから3合目までが標準コースタイム2時間のところ、1時間で下りてしまいました(スタコラサッサ~)
せっかく秋山郷まで来たんだし、日帰り温泉に寄って帰ることに。
小赤沢温泉の楽養館です。
風呂は赤茶色に濁っていました。鉄分が多いとのことで、確かに錆びたようなにおいがしました。
さーて、風呂上がりのお食事はこちら。ざるそば&うどの煮つけ&ノンアルです。
まさに秋山郷の味覚。風通しのいいところでゆっくりと休憩できました。
苗場山はまさしく日本百名山にふさわしい山容でした。山の上があんなになっているなんて、北越雪譜
を書いた鈴木牧之も登ったそうですが、さぞ驚いたことでしょう。
苗場山は登るルートもたくさんありますし、今度は山小屋を利用するなどして他のルートも歩いてみたいですね。
B型人間の山歩き
日帰り登山の服装ガイド
登山の持ち物・服装チェックリスト
登山にどれくらい水を持って行くか?
登山用品メーカーリスト
登山靴 ザック 雨具 帽子 腕時計
登山シャツ フリース ダウンベスト
アウタージャケット ダウンジャケット
アームカバー トレッキングパンツ
ショートパンツ 七分丈パンツ ソックス
サポートタイツ タイツ 保温タイツ
コンバーチブルパンツ 山スカート
スパッツ:ゲイター トレッキングポール
ウエストポーチ ガスバーナー アイゼン
昨日は新潟と長野の県境にまたがる日本百名山の苗場山(なえばさん)に登ってきました。苗場スキー場の山ではありません。本物の苗場山です。今日の日記は長いですよ~ 途中で遭難しないように♪
早朝の小赤沢駐車場(3合目)です。広いですね。登山地図には「50台」とありますが、もっと楽勝に停められるでしょう。

グーグルマップでアクセスを確認したら、小赤沢集落からの道が途中で途切れてるんだけど、道は駐車場まで舗装路がちゃんとついてます。駐車場は当然ながらトイレあり。
それでは出発~。晴れの予報だったんだけどガスってますね。

まずは山の定番の樹林帯歩き。ところどころ水気があってぐちゃぐちゃしてるので、気になる方はスパッツの携行を。

毎度のご紹介で恐縮ですが、私の山歩きに欠かせないのがトレッキングポールとサポートタイツです。どちらも山歩きを楽にしてくれる私の必携アイテムです。寒い時期以外は、ショートパンツで行くことが多いです。

標高が上がり、ガスゾーンを上抜けたようです。

モミジカラマツ

トリアシショウマ

たぶんシナノオトギリ

1時間ほど歩いたんでちょこっと休憩。
暑いこの時期に持って行きたいのが、ドリンクゼリーを凍らせたものです。

ほてった体に突き刺さる氷。いや~~、たまりません。
ちなみに、私の現在愛用しているトレッキンググローブと腕時計のご紹介。

グローブはノースフェイスのNN61430というモノ。手のひら側はスウェード風生地、手の甲側は通気性のよさげな素材です。もちろんスマホ使用にも対応しています。岩場やクサリ場などでの使用にももってこいです。質感、フィット感、デザインと文句なしの逸品で、私的には超おすすめです。定番商品かどうかは不明なので、いつまで存在するかわかりませんが。
腕時計はRUPUというシリコン腕時計です。時刻しか表示されませんが、軽くて肌触りがサラッとしていてデザインも良く、気に入っています。
クサリ場が結構あります。通過は慎重に。

アカモノ

お! ワンコが夫婦と一緒に登っています。

東京の山では時々見かけましたが、こっちで見たのは初めてでした。急斜面ではなかなか登れずズリズリしていたのが可愛らしかったですねw
雲を下に見ます。こういう画(え)が好きです。空気爽やか快晴の夏山。生きててよかったと思う最高の時間です。

手前の尾根左側のピークが猿面峰、奥の尾根右側の高いところがたぶん霧の塔。

八合目まで来れば、山の上までもうちょっと。

あともう少し!

そして山の上の開けたところに着きました。標準コースタイム2時間40分となってたけど、1時間50分で来ちゃった。

右手に坪場という小山があります。

山頂への踏み跡があったんで帰りに寄ってみたのですが、山頂直下で踏み跡が途切れていてヤブ漕ぎをしなければ山頂へは行けなさそうだったのであきらめました。
きれいな木道が整備されています。

緑の草原と雲一つない快晴の空、たまりませんね。山の上のこういう空間はあまりないです。
そして、出た!苗場名物の池塘!


いや~~~~、美しい。今日は晴れてるからなんだろうけど空の青が池塘に映り込んで青く見える池塘。
あまりの美しさに鳥肌が立った。こんなことは初めてな気がする。
ワタスゲも、本物は初めて見ました。

これぞ天上の楽園。素晴らしい。素晴らしすぎる(感無量)

来た方向を振り返る。

花の終わったチングルマの穂

池塘からまっすぐに伸び出るミヤマホタルイ。

これが水田に植えた稲のように見えるから苗場山の名がついたという植物ですね。
紺碧の空と池塘。左奥に見ゆるは赤倉山。

木道とワタスゲと池塘と。

池塘群を俯瞰する。

ミヤマアキノキリンソウ

この広場に別れを告げ、一旦樹林帯に。

そして樹林帯を抜けると、山頂につながる広い高原に出ます。

池塘もあちこちに。


笹原の緩やかな登りの木道を歩む。

後方を振り返る。

足元にはイワイチョウ。

ワタスゲを脇に見ながら歩きます。

ん~~~~~~、

スゲーワタスゲ。 (せっかくの雰囲気が台無しなんだよ)
山頂の山小屋が見えてきました。

小屋の後ろの樹林帯の中に小さな広場があり、そこが山頂でした。

(ニッコウキスゲ咲き誇る苗場山山頂)
山頂は木立に囲まれ展望はありません。
山小屋に抜ける道があるのでそちらに行ってみます。

苗場山の山小屋、苗場山自然体験交流センターです。

本日は予約で満員との貼り紙がありました。
食事は提供していませんが、カップラーメンと飲み物くらいは売っていました。
それでは休憩場所へ。草原の中にウッドデッキが設営されています。



夏山では冷たい飲み物が何よりうれしいもの。持ち運ぶ方法としてはテルモスに入れてきたりもできますが、私の夏の定番はこちらっ!

プラティパス
まぁあんまり冷たいものを飲み過ぎるのは実のところ体やおなかへの影響もあるので程々にした方がいいのですけどね。でもやっぱりこのウマさには代えられません。登山用水筒のページはこちら。
雲も出てきました。

夏山で行動するなら、やはり午前中ですね。午後になると雲が出てきて、雷も発生しやすくなります。泊まるにしろ下山するにしろ、午後2時までには行動を終えるのが雷対策としては安全です。
この後「龍ノ峰」というところに行こうと途中まで行ったんだけど木道が途中で途切れてしまい、まだ距離がありそうだったのであきらめて戻って来ました。

(龍ノ峰方向への木道から池塘越しに苗場山山頂方向)
下山は坪場のところから3合目までが標準コースタイム2時間のところ、1時間で下りてしまいました(スタコラサッサ~)
せっかく秋山郷まで来たんだし、日帰り温泉に寄って帰ることに。
小赤沢温泉の楽養館です。

風呂は赤茶色に濁っていました。鉄分が多いとのことで、確かに錆びたようなにおいがしました。
さーて、風呂上がりのお食事はこちら。ざるそば&うどの煮つけ&ノンアルです。

まさに秋山郷の味覚。風通しのいいところでゆっくりと休憩できました。
苗場山はまさしく日本百名山にふさわしい山容でした。山の上があんなになっているなんて、北越雪譜
苗場山は登るルートもたくさんありますし、今度は山小屋を利用するなどして他のルートも歩いてみたいですね。
B型人間の山歩き
B型人間の山歩きコンテンツ
日帰り登山の持ち物ガイド日帰り登山の服装ガイド
登山の持ち物・服装チェックリスト
登山にどれくらい水を持って行くか?
登山用品メーカーリスト
登山シャツ フリース ダウンベスト
アウタージャケット ダウンジャケット
アームカバー トレッキングパンツ
ショートパンツ 七分丈パンツ ソックス
サポートタイツ タイツ 保温タイツ
コンバーチブルパンツ 山スカート
スパッツ:ゲイター トレッキングポール
ウエストポーチ ガスバーナー アイゼン