こないだの土曜日は私の親父と長男と3人で、出雲崎方面に釣りに行ってきました。
親父と長男は
出雲崎漁港でサビキ釣りをするのでそこで降ろして、私は近頃気になっていたポイントへと行きました。
気になっていたポイントというのは、出雲崎漁港の南側に位置する
天領の里と勝見マリーナの間にある、蛇崩丘(じゃくづれおか)というところ。ネットで読み方を調べると、「じゃく
ずれおか」じゃなくて、「じゃく
づれおか」となってるんですけど、
そんなのどうでもいいですか?
先日地図を見ていたところ、今まで聞いたことのない「蛇崩丘」という地名を発見し、地図マニアにして地名フェチの私は、実家に帰った折には是非とも行ってみたいと思っていました。
特に蛇崩丘という地名を記した看板等は見受けられません。
どうやら護岸で覆われているあたりが蛇崩丘という場所のよう。
護岸の左手には100mほどの砂浜が広がっていました。
道路の上から海を見下ろすと、浜に近いところはシモリ根が点々と視認できますが、沖目のほうは濁っていてよくわかりません。
まあ投げてみないことには始まりません。海水浴客のご家族が浜の中央付近におられたので、邪魔にならぬよう浜の一番右端に行って投げてみました。
しかし、やはりカナーリ根があるようで、まともにサビけません。ちょっとサビくとすぐ根に引っかかります。
たまに魚のアタリがあってもクサフグで、結局キスの型は見ることができませんでした。
キスの最盛期のシーズンで波口までキスが寄ってくる時期なら少しは釣りやすいかもしれませんが、遠投したところで見えない根に引っかかること請け合いで、一般的な投げ釣り場としては向かないところのようでした。
100mほど沖合いに浅瀬があり、そこまでは大人なら腰まで浸かる程度で歩いて行けるようです。それだけ遠浅の海岸みたいです。
まあダメなことがわかるのもまた一歩前進さぁと気持ちを切り替え、親父たちのいる出雲崎漁港に戻ってきました。
釣れてる?と聞くと、豆アジが好調に釣れているとのこと。こっちはボウズだったし、とりあえずお土産が出来そうでよかった。
サビキ釣りは親父と長男に任せ、私は漁港内で再度キスを狙います。しかし・・・
まったくピクリともしない。掛かって来るのは海草とゴミのみ。ダメだこりゃ。
というわけで投げ釣りは店じまいすることにし、私もサビキ釣りに参戦。
仕掛けを投入すると、ほぼ同時にガツガツアタリが来ます。

(アジ7点掛け)
10本針仕掛けに毎回7~9匹くらい掛かってきます。釣っても釣っても足元に見える豆アジの群れは減るどころか、どこから湧いてくるのかますます群れが濃くなるほど。
子供はもう釣るのには飽きたようで、網で魚をすくっています。で、またノロマな子供にも捕まってくれる奇特な魚がいるんだな、これが。

(子供いわく、アミメハギだそうです) ※後日後後記:これはカワハギの子供だそうです。だんごうおさん、ありがとうございました。

(豆アジも網ですくえちゃう)
まったく途切れることなく釣れ続け、もう勘弁してやるかということで2時半に納竿。
まあ一応数えてみるか。
あれ?まだすごくいっぱい残ってるけど。200、300・・・
で、結局471匹でした。
10時から2時半まででだから、大体時速100匹か。
んでもって、それからオフクロと私で、包丁でアジの頭&ワタ取り大会~♪
お隣さんとカミさんの実家に100匹くらいずつおすそ分けして、当日100匹ほど南蛮漬けにして食べたけどまだ残ってる。100匹なんて大勢だとあっという間になくなっちゃう。後は冷凍してお盆にまた南蛮漬けだな。
翌日カミさんの実家に遊びに行ったら、両義兄がボート釣りに行ってちょうど帰ってきた。
その釣果はこちら。
う~ん、イナダが48cmだけど、これ1匹で豆アジ470匹分の重量はあるな。それにガザミ(カニ)のデカイことデカイこと。ぷかぷか浮いているのを捕まえたんだそうで。
やっぱボートの釣果にゃまったくかなわんな(脱帽)。