2008-04-27 07:24:00

先週末、横浜の本牧海づり施設という、有料の海釣り場に行ってきました。ここにいくのは初めてです。というか、東京湾で釣り糸を垂れるのも今回が初めてです。
当日は、前日からの強風の名残がまだあり、釣り場に着くと(ダイジョウブなのか・・・)とちょっと心配になりましたが、大変多くの釣り人が来ていましたし、施設のほうもオープンしていました。
釣り場は大きく分けると桟橋か岸壁になります。
桟橋画像



岸壁画像


私たちは桟橋の先端付近に陣取りました。
6時に釣り場がオープンなのですが、入場の回数券を事前に持っている人たちから優先に入場となるので、回数券のない私はだいぶ遅れての入場となり、桟橋の先のほうしか空いていなかったのです。
というわけでようやく釣り座を確保。しかしここは遮るもののない海の上。風がビュービュー吹きすさんでいます。( ̄~ ̄;)う~ん、これでも営業中止にならんとは、これぐらいの風は問題ないということなのか・・・
本日は長男、長女と3人でやってまいりました。子供らに釣りの楽しさを教えてやりたかったのです。タマにはママも育児から解放されたいだろうし。
竿は、投げ釣り用を1本、サビキ釣り用を1本用意しました。
投げ釣りのほうは、ジェット天秤に市販の3本針のキス釣り仕掛けというオーソドックスなもの。釣りを始めると、立て続けにメゴチとシロギスが1匹ずつ釣れました。おお~さすが有料釣り場の威力が・・・
釣り場には時折場内アナウンスが入ります。
「本日はとても風が強いので、小さなお子さんは海に落ちないようお気をつけください。ライフジャケットを貸し出ししております。
なお、本日は大潮で潮の流れが速くなっておりますので、投げ釣りにはスパイク天秤などを使用して、隣りの方とオマツリにならないようにご注意下さい・・・」
同様のアナウンスが時々繰り返されます。気のせいか、「スパイク天秤」という言葉が耳に残ります。
私の故郷の新潟では、スパイク天秤はあまり使われないと思います。私自身一度も使ったことはありません。日本海は潮の流れも比較的緩やかですし。
ところで、我が家の隣りにおられた父子のお父さんは、通いなれているのか、投げ釣りの天秤はスパイク天秤でした。見ると、仕掛けはウチと似たような市販の3本針仕掛けに、エサは青イソメを3点掛け。天秤以外は我が家とおんなじでした。
ところがです。
10時を過ぎたころでしょうか、こちらは朝方以後まったく釣れずにいたのですが、隣りのスパイク天秤のお父さんが、スパイク天秤の竿を弓なりにさせて引き寄せています。
行ってみると、なんとデッカイ黒鯛(@@;)!!お父さんのタモを私が取ってあげて渡し、見事キャッチ!!

45cm以上あったはずです。
う~~~~~~~ん; ウチの仕掛けには来ないで、お隣りさんに来たのはやはり・・・
スパイク天秤の威力ですか!?
それとも日頃の行いの威力でしょうか。
結局サビキ釣りのほうは波のせいもあってか釣果ゼロ。人生でサビキ釣りでボウズを喰らったのはこれが初めてのような気が; 投げ釣りのほうも朝方の2匹と、なぜかウミウシが1匹で終わりでした。
しかし、久々の釣りで早起きして、条件は悪く、しかも貧果だったにもかかわらず、この充足感は何だろう?
やはり「釣り」という、獲物を狙う生き物としての本能に訴える感覚が、人間の動物としての根源的な部分を刺激してくれるからなのかな?
釣りは、「生きる力」を刺激し、そして与えてくれる素晴らしい趣味なんだと再認識いたしました。
非常にリフレッシュし、心地良い疲労感でいっぱいになりました。
あ~~、でも、今度はちゃんといっぱい釣るからな~本牧の魚たち、待ってろよ~!
横浜の海で釣りと潮干狩り♪
2008-04-25 00:41:17
2008-04-16 01:19:02

本の題名からすると「自然保護」とか、「森は生きている」というような内容を想像しますがそうではありません。
この本の著者は宮大工で、法隆寺をはじめとする日本の代表的な寺院の建築・修繕を行っていた西岡常一という人。この本の肝は、職人としての考え方、職人の育て方、そして職人を束ねる棟梁としての心構え、だと思いました。
う~~~~~~~~~~~~~~~~~ん、久々にいい本を読んだ気がしました。日々の仕事を通じて私が感じていることが、関西弁の語り口調で実にわかりやすく語られていました。語り口調なのでとっても読みやすいです。まさしく宮大工の棟梁に「職人道」についてインタビューしたのをそのまま書き起こした感じ、とでも言いましょうか。
私は会社勤めをしておりながら、ある意味「企業内職人」的な職務に携わっています。そんなこともあって、この本の内容はまさしく、まったく仰るとおりだと、膝をバチン!と叩かんばかりに共感してしまったのです。
そう、そうなんですよね、西岡さん。技術というのは、教わるものではなくて、自分で考え、工夫して、努力して初めて身につくものなんですよね。
そして、木にも人にも「癖」がある。その癖を生かすことが大切で、癖をうまく使うことができれば素晴らしい物、仕事ができる、ということが語られており、なるほどなあと思いました。
これからの少子高齢化の時代の我が国。ありとあらゆる職場で、ベテラン勢がこの本に書かれているような心構えで若手に智恵と技を伝えていくことが大切なのではないですかね。
そのためには、はやベテラン勢の側に入ってしまった感のある不肖この私も、緩みがちなネジをより一層巻きなおしてがんばらねば・・・
日本建築の素晴らしい伝統文化についても語られ、改めて我が国の歴史を思い返しました。著者は、飛鳥時代の木造建築の、あまりに理にかなった適材適所な配材に先人の智恵を感じ、とてもその時代の人たちにはかなわないと述べています。
昔の人もすごかったんだなあ。オイラもすご~く癖のある人間だとは自覚しているけれども、何とかこのヘンテコな人格を有効活用できないものかな・・・
アマゾンのページはこちら
2008-04-12 07:10:34
先週末、横浜にあるよこはま動物園ズーラシアに行ってまいりました。
1999年に開園し、その後エリアを拡大してきているそうです。まだまだ設備も新しく、キレイでした。
以下は園内の動物たちなど。今回は子供たちにカメラを持たせて撮影させました。
園内は大変に広く、子供の遊び場も何箇所か設けてあります。
広場などでお弁当を広げている人たちも大勢いました。
クルマで行ったのですが、駐車場はちょっと離れたところになりました。ただ、送迎バスがひっきりなしに往復していましたので問題はありませんでした。
先週は桜も満開で、ホントにいい行楽日和でした。子供連れで出かけるにはいいお出かけスポットだと思います。動物園に行けるのも、子供がいるおかげかな・・・
2008-04-10 22:35:57
(会社帰りの東京駅にて、中央線)
ご存知の方も多いと思いますが、今日は東京のJR中央線が変電設備などのボヤが原因で終日大混乱でした。ニュース詳細はこちら。
しかも火元は私が住んでいる国分寺。そんな今日の日記を書き留めておきたいと思います。
今朝いつも通りの時間に家を出て、いつも通り国分寺駅へと向かうと、消防車がけたたましくサイレンを鳴らしながら駅のほうへ走ってきます。
どっかで火事があったな。どこだろ?と思いつつ駅に着くと、駅ビルのはずれのあたりに消防車が数台停まっていました。
駅に併設されているホテルのあたりに消防署の人の姿が見えたので、ホテルでボヤでもあったのかと思いました。特に煙などは見えませんでしたし。
その時点では電車も通常通りに動いていて、いつものように中央線に乗りました。
ところがです。
次の武蔵小金井駅に着くと何人か乗ってきたのですが、1人背の高い男の若者がいました。
そして、その男性は小声でこうつぶやいたのです。
「遠藤はいるか?」
( ・・・ん?)
何を言い出すのかと思ったら、また言うのです。
「遠藤はいるか?」
(はぁ?)
「遠藤はいるか?」
( ・・・ )
「遠藤はいるか? 遠藤は・・・」
と、延々と小声で繰り返しつぶやくのですね。そんなこと言われても、ワシ知らんがな。とりあえずここにはいないみたいですけど。
そんな小ネタ的でシュールな出来事があって会社に着き、午前中の仕事を切り上げて会社の食堂に行ってTVを見ると、なんか中央線が大変なことになってたみたいじゃないの。
国分寺駅付近の変電設備が燃えて中央線は終日大混乱だったらしいけど、オイラも朝から変な場面に出くわして混乱しちまったぜ。