2008-01-25 05:53:15
先週末、埼玉にある屋内スキー場の狭山スキー場に家族で行ってきました。ここに行くのは初めてです。
私はスキーをするのは10年ぶりでした。
大学時代にはスキーサークルに入り、バイト代のほぼ全てを捧げるほどスキーに熱中しました。大学3年のときは1シーズン30日くらいスキー場に通い詰めたほどです。
社会人になってからも、結婚するまでの4年ほどはやっていましたが、子供が生まれてからはまったく行かなくなり、今回10年振りにスキーをしにやってまいりました。
子供はまだ初心者なのでスキースクールに入れて、私は一人で自由に滑ることに。
スキーのほうは、10年振りにもかかわらず、案外昔と変わらない感覚で滑れました。
今回、初めてカービングスキーをレンタルで利用してみましたが、その扱いやすさもあるかもしれません。
なにせカービングスキーが出る以前は、「スキーは長いほど価値がある」というような一種の信仰みたいなものがあって、2mのスキー板などは敬意を込めて「メーター」などと呼ばれていました。
昔はスキー板は「身長プラス10cm」だったけど、今は「身長マイナス10cm」が標準なんだそうで。
私自身は昔から、(絶対スキー板は短いほうが使いやすいはずだけど・・・)と感じていましたが、やはりその通りでした。
いや~、これはいいわ。もうターンが楽々キレることキレること。なめらかさというか、まろやかさというか、昔スキーをやったことのある人なら誰しもそう感じるのではないでしょうか。重力から解放されたような軽やかさでした。
どうも最近、若いときにスキーをやった今30代40代の人達が、家族を連れてスキー場に回帰しているとラジオでも最近言ってたのですが、まさしくうちもずっぽしそのパターンです。若い頃スキーをやったお父さん、カービングスキー最高にオススメですよ!
ハアハア・・・ それにしても、いくら10年振りのスキーだからって、いくらなんでもこんなに息がきれるなんて、ってそういえば昨日・・・
献血に行って来ました。(バカ)
翌日スキーに行くのがわかっていたのにもかかわらずです。
・・・・・・・
西川史子先生、こういうバカにつけるなんかいい薬ないでしょうか?
それから、スキーはレンタルしたのですが、ウェアは正月に実家に帰ったときに持ってきました。学生時代に買ったものなので、15年以上前のシロモノです。
そしたら、やはりいまどき蛍光色の入ったウェアなんかどこを見回してもないわけですよ。さすがの恥知らずの私もちょっと恥ずかしかったです;
おまけにパンツがデモパンという人もぜんぜんいません。
それでも一人だけ私と同様デモパンのお父さんを発見!しかも板は往年のロシニョールの7S!!いや~懐かしぃ♪
私自身、もうスキーをすることなどないだろうと思っていましたが、自宅から30分ほどで行けるし、また行きたくなりました。というか、若き日のスキー熱に再び火が灯ってしまったような・・・
2008-01-17 23:38:00
当日の日記を簡単にまとめましたのでよろしければごらんください。
今回はヒロカズさんとの2人山行です。
国分寺を朝7:05に出て、茅ヶ岳登山口の深田公園に9:15着。広い駐車場も季節はずれとあってか車は数台しか停まっていませんでした。
9:20登山開始。
人気のない冬枯れの登山道を2人で歩いていきます。今日はあいにく天気も曇りで、生気のない樹林と相俟って、侘しさが一層つのります。
ただ、広葉樹の樹林帯だったので、新緑の季節や紅葉の季節はきっといい山なんでしょう。私的にはなかなか自由になる時間がないので、今回の山行となったのですが・・・
10:30、女岩
女岩という名前の岩壁がありましたが、どこら辺が女っぽいのかいまひとつわかりませんでした(??)が、ここに水場がありました。女岩からは急登となります。
急登を登り終えると見晴らしのよいところに出ます。そこからもう少し登ると、「深田久弥終焉の地」の碑がありました。
いったい何人の人がこの碑の下を訪れたことでしょう。
茅ヶ岳は確かにいい山だと思います。甲府盆地から見る姿は秀麗で、登高意欲をそそります。
しかし、もし深田さんがそこで亡くなったという事実がなければ、敢えて遠くから来て登ろうというほどの山ではなかったのではないでしょうか。
そんな茅ヶ岳ですが、登山を趣味にする人達にとってみれば、一度は訪れてみたい山となっているようです。
今日のそのような茅ヶ岳の姿を、泉下の深田さんはどのように感じておられるでしょうか。合掌・・・
そして深田先生の碑から15分、11:25に無事山頂着。小雪がちらついています。
いや~、なんてったって時期が時期ですし、1700mの山の上なんで寒いこと寒いこと。早速お湯を沸かして熱々のカップラーメンであったまろうと思いました。
ところがです。
なんと(@@;)!!
ガスのバーナー忘れました。
・・・・・・バーナーを忘れたのに気づいたとたん、体が震えてきました。
さて、ここで問題です♪
問1.この震えは何から来るものか、下記のなかから選びなさい。
ア.寒さ イ.ふがいない自分への怒り ウ.いつものアルコール切れの症状
答えは最後に・・・
さて、このようなとき、同行の相棒がいると助かります。ヒロカズさんはそのような抜かりはありません。おまけに、正月ということで餅もご馳走になってしまいました。
ただ、ヒロカズさんのガスカートリッジのガスが少量になっていたようで、私のカートリッジを使って事なきを得、今回は合わせ技で1本!でした。
山頂にいる間に、徐々に天候が回復してきました。
こちらは山頂からの八ヶ岳。
こちらは瑞牆山と金峰山方向。
南アルプスの峰々は残念ながらよく見えませんでした。
腹ごなしもしたし、じっとしてると寒いので下山することに。下山は登りとは違う道の尾根道コースで下りました。12:20山頂発。
こちらの登山道はあまり歩く人もいないようで道が踏み固められておらず、急坂などはややスリッピーでした。
ただ、登りに通った一般ルートよりも開放的で、私的にはこちらのほうが気分よかったです。
そして延々わりと急な坂道を下ってきて、深田公園に立ち寄りました。
公園には「深田久弥と茅ヶ岳」という案内板がありました。
それを読んだところ、深田さんがここ茅ヶ岳でなくなったのは、私が生まれた3日後だということを知りました。改めて合掌・・・
そしてそして13:55、無事駐車場に戻ってまいりました。
それから帰り道に、湯めみの丘という温泉で一汗流して帰路に着きました。本格的な温泉でよかったですよ。
ヒロカズさん、今回もお疲れ様でした。次回は忘れ物しないよう気をつけます;
最後に、問1.の答えで~す。
解答:全部
茅ヶ岳の巻 END
2008-01-09 00:16:29
先日、東京都は江東区にある亀戸天神にお参りに行ってきました。
ここを訪れるのは実に18年ぶりでした。
ここを訪れたのは、高2の甥っ子の学業お守りをもらうためです。あと1年、悔いのないようがんばってもらいたいという勝手な老婆心からお守りをいただいてきました。
なぜ亀戸天神だったかというと、私の父親が、私の大学受験と弟の高校受験に際してここで合格祈願をしてくれ、何とか2人とも合格することができたからです。
そのお礼参りに弟と2人で亀戸天神にやってきてから、はや18年の月日が過ぎてしまいました。
買ってきたお守りは甥っ子のところに送らせてもらいました。少しでもパワーとなってくれることを祈るのみです。
さて、ちょっと話は変わるのですが、やはり神社がらみの話なのですが。
これもやはり先日、職場の同僚と職場近くの神社に初詣に行きました。私の仕事は職務上勝ち負けがはっきりしているものですから、毎年必勝祈願に行くのです。
そこに行ってから、職場の後輩のSさんに聞かれました。
「お賽銭ていうのは、いくらあげるのがいいんですかねぇ。5円とか、15円とかいいますけど・・・」
確かに、子供の頃は「ご縁があるように5円」とか、「十分ご縁があるように15円」とか、親にいわれた覚えがあります。
いくらが正しいのか、私は知りません。ただ、私自身は近頃はこういう風に考えるようにしています。
神社なりお寺なりに行って、家内安全なり、商売繁盛なり、なにがしかの願い事を心の中で唱えるのではないでしょうか。
そのときの願い事というのは、ほんとに神様なり仏様なりにただお願いするだけのことでしょうか?
私はそうではなく、(今年はこれこれこういうことを目指したい、こういうことをやり遂げたい)という気持ちの区切りをそこでつけるようにしています。
そのときの願掛けが、たとえば5円とか15円では、真剣味が感じられないではないですか。
誤解してもらいたくはないのですが、何もたくさんお金を払えと言うのではないのです。
自分の願いを強く心に刻むことができるだけの賽銭を、決意の代金として払えばいいと思うのです。それは、人によっては千円かもしれませんし、百円かもしれませんし、50円かもしれません。
(あのとき神社であれだけ払ったんだから頑張らなくては)という風に、日々の生活の中で時々思い起こすことができればしめたものではないでしょうか。
そのようなことをSさんに言いました。そして、私は私なりの「決意の代金」を投げ入れてきました。
う~ん、しかしあの程度の代金ではちょっと覚悟が足りないってもんかな・・・
2008-01-04 00:28:09
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。私のブログはたま~にしか更新されませんが、今年もまたたま~に覗いていただけたら光栄です。
さて、前回書いた日記と寸分たがわぬ正月を新潟で過ごしてまいりましたが、年末年始にゴロゴロしながら何冊か本をナナメ読みしました。表題の大人の見識も読みました。
最近は「○○の品格」とかいうネーミングの本がやたらと出ています。そうした類の本の中にも当たりはずれがあって、単なる著名人物伝を無理やり品格とこじつけただけの本もあったりしました。
この本のネーミングも「品格ブームに乗りたい」という匂いがプンプンするけれども、そこそこ売れてるみたいだしと思って買ってみました。内容のほうは主に戦中、戦後の様々なエピソードが書いてありました。
へ~、と思ったエピソードをひとつ。敗戦国日本の再建復興を引き受けなければならなかった吉田茂元首相が、外相だったときの話。
あるとき、吉田茂はお濠端(ほりばた)の進駐軍総司令部へ行って、
「GHQとはどういう意味ですか」
と聞いたんだそうです。
「General Headquarters の略で」
ともったいぶって答えるマッカーサーに、
「ああ、そうでしたか、私は Go home quickly! の略かと思っていた」
と、言い返したんだとか。
まあこういった類の話や、若輩者の私は初めて知る話題がつらつらと書かれていました。別にこの本を読んだからといって見識が高まるというものではありませんでしたが、おじさんの暇つぶしにはなるかと思います。