2007-11-26 23:19:00
昨日(11/25)、奥多摩の鳩ノ巣渓谷を家族とカミさんのいとこのヒロカズさんの5人で散策してきました。
数日前に、今度の休みは久しぶりにハイキングに行くよというと、幼稚園の娘が「疲れるからいやだ」というのです。
昨年何度か山に連れて行かれて疲れたのがトラウマになっているようで、本当に行きたくないようです。
「じゃあ、疲れたらパパがおんぶしてあげるからいいだろ?」
というと、にっこりと「うん!」と言ってくれました。まあ、行きたいのはコチラですから、それくらいの接待は仕方ないかな・・・
8時5分国分寺発の「ホリデー快速おくたま1号」で、一路鳩ノ巣駅へと向かいます。車両はハイキングのお客さんでいっぱいで、座席は埋まっています。皆さんお好きなんですねえ・・・
9時32分鳩ノ巣駅着。今日はここから鳩ノ巣渓谷を歩いて日帰り温泉のもえぎの湯に寄り、奥多摩駅まで行きます。途中に白丸駅があるので、駅2つ分歩くことになります。
5分ほど歩くともう鳩ノ巣渓谷に着きます。つり橋のたもとには素敵なcafeも。
そしてつり橋に上がると、多摩川上流の渓谷美が実に壮観でした。
いや~、これはオドロイタ; 東京にこんなところがあったなんて。
山梨の昇仙峡ほどには整備されていないけど、このダイナミックな岩々の造形美は昇仙峡にも勝るとも劣らないんじゃないかな。
しばらく行くとダムもありました。
この辺りの多摩川の水は濁っていましたが、紅葉した山の木々が水面に映えて、寂寞とした雰囲気を漂わせていました。
散策路はちゃんとついていて、迷うようなことはありません。手すりや階段も必要にして十分に整備されています。
1時間半ほど歩いたところで、ついに娘から「もう歩けない」の発声が。
約束でしたので仕方ありません。ヒロカズさんに私のザックを持ってもらい、落ち葉を踏みしめ娘をおんぶして歩きます。
なあに、日頃ウォーキングで鍛えてるし、少しくらいなんともないさ・・・とは言いながらも、やはりアップダウンはこたえます。なにせうちの娘、通っている幼稚園の女の子の中では一番大きいものですから・・・
昨日は幸い天候に恵まれ、紅葉も楽しめ、綺麗な景色と空気を満喫することができました。
私の故郷の新潟は、これからはどんよりどよどよ、冷たい時雨の降る侘しい季節となります。今年は早くも山沿いは雪に見舞われているようです。
それに比べて東京のこのスカッとした空気と天気はいったいなんでしょう。一度雪国で一冬過ごしていただくと、このありがたみがわかっていただけると思うのですが・・・
2時間ほど歩いて鳩ノ巣渓谷から離れ、国道に出ました。
10分ほど歩くと新氷川トンネルがあり、トンネルの左を行くと「もえぎの湯」の裏口に出ます。
そして11時45分、ようやくもえぎの湯到着。
ここの露天風呂はスンバらしかったです!東京近郊の日帰り温泉では、露天風呂といっても広々とした眺めは望むべくもありませんが、ここのは多摩川の広闊な景観を堪能できました。
ビールと食事で腹を満たし、ラスト1本奥多摩駅へと向かいます。
途中氷川キャンプ場を通りました。
若者がテントを張ってバーベキューしています。今日はここで泊まるのでしょうか。
私も大学3年のときにここでバーベキューをしました。よく覚えています。あれからもう16年も経ってしまいました・・・
そして2時37分、奥多摩駅着。電車は2時39分発だ!急げ~~~!!
家族4人そろってのハイキングは久しぶりでした。おんぶもさせられたけど、それもまあいい思い出です。ヒロカズさん、娘の相手やら荷物持ちやらモロモロありがとうございました。またお願いします;
ではまとめの一句です。
落ち葉坂 背負う我が子の 重さかな
B型人間の山歩き
2007-11-23 06:49:48
昨日会社帰りに、自宅近くのお医者さんでインフルエンザの予防接種をしてきました。国分寺駅近くのいわいクリニックというお医者さんです。場所はこちら。
わりと最近できた医院で、私は行くのは初めてでした。うちの家族がこちらで予防接種を受けてきて、とってもよく説明をしてくれるいい先生だと言っていたので、私も来てみました。職場のK先輩も以前風邪でこちらにかかり、よく説明してくれてよかったそうです。
先日うちの娘(幼稚園)がカミさんと予防接種に来たときのことです。
先生が娘に聴診器をあてて診察していると、
「ちょっと、音、聴いてみる?」
と、娘に聴診器の音を聴かせてくれたのだそうです。いろんな経験をするのが大切なことですからね、とおっしゃっていたそうです。
さて、受付の年配の女性に「ではYさんどうぞ」と呼ばれ診察室に行こうとすると、診察室の入り口のドアを先生が御自分で開けられ、
「Yさんですか。はじめまして、祝井です」
と、起立してのお出迎え。
お医者さんに「はじめまして」と言われたのが初めてなら、先生自ら診察室のドアを開けて出迎えられたのも初めてです。この時点ですでに、噂にたがわぬ人間力を感じました。お年は50代?くらいでしょうか。違っていたら先生ゴメンナサイ。
予防接種について先生の説明はこうでした。
予防接種は1回するところと2回するところがある。その違いは何かというと、1回やると6割の人が予防でき、2回やると6割5分の人が予防できる、そのくらいの違いでしかないとのこと。
それくらいの違いでしかないなら、お金もかかることだし、うちでは原則1回しかやらないと。もちろん2回がよければやりますが、とのことでした。
では、ということで注射してもらうことに。家族が言うには全然痛くなかったとのことでしたが・・・。
「ゆっくりやると痛いんですよ。さっとやれば痛くないんです」
と言いながら、私の二の腕をちょっとつまんで肉をふくらませ、さっとすばやく注射を済ませてくれました。
ほぉ~、なるほどこれも噂にたがわず痛くない注射でした。針が刺さったのもほとんど感じないくらい。別に「痛くない注射針」を使っているわけではなく、普通の注射針なのに、ですよ。これぞプロの技だなあと関心いたしました。
人間味があり、技術もしっかりしているいいお医者さんでした。こんど風邪になったら、是非(?)かかりたいです。
ちなみに予防接種のお値段は2940円(税込)でした。子供は1回の量が少ないので2回接種が必要ですが、2回で2940円でした。
いわいクリニック
東京都国分寺市南町3-9-25
042-325-1102
東京都国分寺市南町3-9-25
042-325-1102
2007-11-15 22:58:41
(画像はうちにあったワインで、ボジョレーではありません)
今日はボジョレー・ヌーボーの解禁日だったようで。
おととい、昨日と飲み会で、オマケに寝不足でとっても疲れがたまってるというか酒が残っている感じで昼休みに「ウコンの力」(「ウ○コの力」じゃないですよ)を飲んだりしていたのですが、今日も飲み会の予定だったのでブルーでした。
半ば二日酔い気分のまま夕刻を迎え、よく行く居酒屋の笑笑に行きました。
すると、幹事のKさんが「今日は解禁日だから」ということで特別な計らいでボジョレーを1本頼んでくれました。
ビールで乾杯した後にボジョレーをいただくと、フレッシュで軽い口当たりの、まさにボジョレーでした。
酒がちょっとまわってきたら、さっきまでの二日酔い気味の体調の悪さはどこかに飛んでいってしまい、急にシャキッとしてきました。これはもしかして、アル中の症状ですか? (たぶんアタリです)
さて話はちょっと変わりまして。
私たちの職場は飲み会が多く、上述の笑笑もよく利用するのですが、ちょっと前から宴会の料金が上がってしまったのですね。
他の行きつけの居酒屋も軒並み値段が上がってます。我が職場は最低週一回は飲み会がありまして、これは由々しき事態であります。「飲む回数を減らせばよいではないか」というツッコミは、我が職場には通じませんのであしからず。
他にもいろんなところで値段が上がってます。
昼休みに時々行っていた定食屋の値段がいつの間にか50円上がっていたり、ガゾリンなんか近頃は行くたんびに値段が上がってるような気がしますし、ビールも値上げ。近々電気料金やガス料金も上がるみたいですし、これで消費税も上がったりしたらこの先いったいどーなっちゃうんでしょうか?
肝心の給料は上がんないのに、血圧もあがるっちゅーの。
2007-11-09 23:25:12
[2011年2月1日書き直し済]
現代人はあまり本を読まなくなっていると、時々メディアで言われますが実際のところどうなのでしょうか。
私はだいたい週に1冊くらいのペースで本を読んでいます。読みやすい本だと3、4日で読んでしまうこともありますが、難しい本だと1ヶ月近くかかったりします。
私はそのときどきで興味のある本を手当たり次第に読むのですが、読む本は新聞の広告に出ているものが多いです。
最新の知識や情報、考え方を得るには、新聞で広告されているものなら良い本だろうと思われるからです。ちなみに普段読んでいるものは日経新聞です。最近は小説などのエンタテインメント系の本はあまり読まなくなりました。トシなのかな?
あともうひとつ、読書ライフに欠かせないのがAMAZONの本のサイト。これはもうホントに素晴らしいですね。このサイトがなかったら出会わなかったであろう本を、ここで数多く知りました。
一般読者のレビューも大変参考にしています。話題の本でも評判が悪かったりもしますし、まったく評価されていない本でも面白い本があったりもしますが、その辺はやっぱり実際に読んでみないとわからないですね。
そして、気になった本は、メモ代わりに、AMAZONの「ほしいものリスト」に登録しておきます。こうしておけば、忘れません。
さて、私の読書ライフですが。
まず朝の通勤時には電車のなかで新聞を読みます。新聞記事に目を通していると、大抵下段に書籍の広告があります。
そしてそれらのなかで興味の沸いたものをケータイのカメラでメモ代わりに撮っておくのです。
そのように気になった本をメモしておき、AMAZONで書評を見たりして、気になるものは週末に図書館に行って借りたり、予約してきたりします。どうしても早く読みたいものは買ってしまいますが。
私は図書館にはと~ってもお世話になっています。まあ一応税金払ってますから大いに活用させてもらってます。公共の図書館というところは基本的に、本なら何でも取り寄せてくれますので、時間がかかってもよいのなら予約すればいいだけのことです。
さる高名な作家の方も、現代は「本を買うお金がなくても図書館に行けば、ただで万巻の書物が読める」豊かな社会である、とおっしゃっています。どんどん利用しようではありませんか。
そして買ってきた、もしくは借りてきた本を会社帰りの電車で読むのです。電車に乗っている時間は4~50分で、1週間だと3、4時間になるので読みやすい本だと1冊は読めてしまいます。
私は通常2冊の本を持ち歩いています。そのときの気分で読みたい本を選べるのと、最初に読んでいた本を読む集中力が途切れたときにもう一冊の本に切り替えられるからです。
本はいいですねえ。古今東西の人類の叡智が詰まっていて、人生をより濃密に楽しむためのヒントがあちこちに散りばめられています。その中のどのようなヒントを拾うかは人それぞれでしょう。私はこれからもまだまだいろんな楽しみのヒントを、本の海から探すつもりです。
B型人間の本棚
現代人はあまり本を読まなくなっていると、時々メディアで言われますが実際のところどうなのでしょうか。
私はだいたい週に1冊くらいのペースで本を読んでいます。読みやすい本だと3、4日で読んでしまうこともありますが、難しい本だと1ヶ月近くかかったりします。
私はそのときどきで興味のある本を手当たり次第に読むのですが、読む本は新聞の広告に出ているものが多いです。
最新の知識や情報、考え方を得るには、新聞で広告されているものなら良い本だろうと思われるからです。ちなみに普段読んでいるものは日経新聞です。最近は小説などのエンタテインメント系の本はあまり読まなくなりました。トシなのかな?
あともうひとつ、読書ライフに欠かせないのがAMAZONの本のサイト。これはもうホントに素晴らしいですね。このサイトがなかったら出会わなかったであろう本を、ここで数多く知りました。
一般読者のレビューも大変参考にしています。話題の本でも評判が悪かったりもしますし、まったく評価されていない本でも面白い本があったりもしますが、その辺はやっぱり実際に読んでみないとわからないですね。
そして、気になった本は、メモ代わりに、AMAZONの「ほしいものリスト」に登録しておきます。こうしておけば、忘れません。
さて、私の読書ライフですが。
まず朝の通勤時には電車のなかで新聞を読みます。新聞記事に目を通していると、大抵下段に書籍の広告があります。
そしてそれらのなかで興味の沸いたものをケータイのカメラでメモ代わりに撮っておくのです。
そのように気になった本をメモしておき、AMAZONで書評を見たりして、気になるものは週末に図書館に行って借りたり、予約してきたりします。どうしても早く読みたいものは買ってしまいますが。
私は図書館にはと~ってもお世話になっています。まあ一応税金払ってますから大いに活用させてもらってます。公共の図書館というところは基本的に、本なら何でも取り寄せてくれますので、時間がかかってもよいのなら予約すればいいだけのことです。
さる高名な作家の方も、現代は「本を買うお金がなくても図書館に行けば、ただで万巻の書物が読める」豊かな社会である、とおっしゃっています。どんどん利用しようではありませんか。
そして買ってきた、もしくは借りてきた本を会社帰りの電車で読むのです。電車に乗っている時間は4~50分で、1週間だと3、4時間になるので読みやすい本だと1冊は読めてしまいます。
私は通常2冊の本を持ち歩いています。そのときの気分で読みたい本を選べるのと、最初に読んでいた本を読む集中力が途切れたときにもう一冊の本に切り替えられるからです。
本はいいですねえ。古今東西の人類の叡智が詰まっていて、人生をより濃密に楽しむためのヒントがあちこちに散りばめられています。その中のどのようなヒントを拾うかは人それぞれでしょう。私はこれからもまだまだいろんな楽しみのヒントを、本の海から探すつもりです。
B型人間の本棚
2007-11-03 06:53:12
先日子供と本屋に立ち寄ったら、長男が「これ買って」というので買ったのが上の本。ちびまる子ちゃんのことわざ教室です。
家に帰って私もパラパラと見てみたら、大変多くのことわざがマンガで解説されていてわかりやすく、これなら子供でもわかりやすいだろうなあと感心しました。
その中で目に付いたのが、「石の上にも三年」です。
意味は、「どんなにつらいことでも、がまんして努力を続けていれば、必ずむくわれるという教え。」とありました。
そんなことわざが思い浮かぶ思い出があります。
私は小学2年から5年の途中まで剣道教室に通っていました。体の弱かった私をなんとか鍛えようと、母親が行かせたのです。
通い始めた当初は道場も古く、冬には建物の隙間から雪が入ってきました(新潟だったもので)。
寒い上に人からバシバシ叩かれて、「もっと声を出せっ!」と怖い先生に言われ、(とんでもないところに来ちゃったな・・・)と思ったのを覚えています。
その後もまったく剣道の楽しさを感じることはなく、剣道のある水曜日はもう憂鬱で仕方がありませんでした。
(いやだないやだな・・・)と暗~い気分の水曜日を送ること数年、5年生になって「もうやめたい」と親に言うと、「あらそう」と、意外にあっさりとやめさせてくれました。そんなわけで私は剣道4級です。
いやだないやだな、と思いながらもなんとか数年続けた剣道。多少の体力作りにはなったかもしれませんが、礼儀正しくなるとか、背筋が伸びるとか、そういうことは特になかったように思います。
ただ、この歳になって思うのは、いやいやながら続けたあの剣道から得たことは、「いやなこと、やりたくないことでも、なんとか我慢してやる力」だったのかなあということです。
今の若い人は、就職して3年以内に辞めてしまう割合が3割ほどにもなるとか。理由は様々あるかもしれないけど、人生、我慢も必要じゃぞ、なんちって。