日光白根山


7月21、22と群馬県と栃木県にまたがる日光白根山に行ってまいりました。


あいにくの天気で山行予定も大幅に変更を余儀なくされ、日程も短縮されてしまいました・・・


それでも山の空気はウマカッタです。



詳しい山行記はこちらです。

青海川駅

このたびの新潟県中越沖地震で被害を受けられた方々には心からお見舞い申し上げます。


さて、この地震でJR信越本線の青海川駅も土砂崩れの被害に遭い、その映像を見られた方も多いのではないでしょうか。現在JRの関係者の方々が懸命に復旧作業をなさっておられるようですね。



7月17日付日本経済新聞朝刊一面のコラム「春秋」の冒頭に、青海川駅のことが書いてあったので抜粋させていただきます。



「海の上にホームがある。新潟県柏崎市のJR信越本線青海川駅は、そう錯覚するほど波打ち際ぎりぎりに横たわっている。『日本で最も海に近い駅』といわれ、このホームに立てば、駅名のままに真っ青な日本海が眼前に広がる」





私は今年のGW(5/3)、写真撮影のためにこの青海川駅に立ち寄りました。


昔釣りをしたことのある、駅下の磯に行ってきました。













次の2枚のところに土砂が・・・










磯にも行きました。






(磯から恋人岬方向を眺める)


恋人岬先端付近から見た米山と米山大橋、青海川駅の様子はこちら




まだまだ柏崎の復興には時間がかかりそうですが、この青海川駅周辺をはじめ、自然豊かな柏崎の街が一日も早く元気を取り戻してくれることを願っています。そしてまた必ず行きます!柏崎の海に・・・

「敵兵を救助せよ!」

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私は太平洋戦争に関する書物を読むのは正直これが初めてでした。


新聞の広告欄にあった題名を見て(面白そうだな)と思い、図書館で借りてきました。


太平洋戦争中の1942年3月、武士道を発揮し、海を漂流していた英兵422名を救出した工藤少佐の物語です。


そのエピソードは確かに感動的なものだったのですが、私がこの本を読んで興味深かったのは、大正から昭和初期にかけての、日本の海軍を軸に書かれている当時の世相でした。


また、決して戦争を美化するわけではありませんが、海軍のリーダーの言葉や組織でのルールなども、現在に生きる私達にも十分通じるものだなあと感じました。


上に立つ者の心構えや、組織の在り方などについても考えさせられました。


戦争モノの書物を読むとよく出てくる話ですが、現場で戦っている兵士とその作戦を机上で立案しているだけの上層部とのギャップがこの本の中にも出てきます。司馬遼太郎の「坂の上の雲」にも日露戦争にまつわるそうした話が出てきますが。


現場では今までの作戦はもはや通じなくなっているのに、下士官は上官に具申できず本部に伝わらない。本部も現場の様子がわからないから机上の作戦だけでもって対応し、現場を理解しようという努力が足りない。


これは会社経営にも当てはまるのではないでしょうか。


企業はいかに「顧客」という現場を理解しているか。顧客という現場の変化をよく知らないまま今までと同じ作戦を続ける。それではいつか現場の変化について行けなくなる。


このようなことは過去の戦争で何度となく繰り返されてきたことで、いかに組織内の情報伝達が大切であるか考えさせられました。



上に立つ者の心構えも、海軍のリーダーの人物像や海軍学校の様子などを通じて描かれているのですが、それらのなかからひとつここに書きたいと思います。現在の海上自衛隊幹部候補生学校でも継承されているという、「五省」という教えです。


一、至誠に悖(もと)るなかりしか  [悖る:そむく、さからう]
一、言行に恥ずるなかりしか
一、気力に欠くるなかりしか
一、努力に憾(うら)みなかりしか  [憾み:後悔すること、悔やむこと]
一、無精に亘るなかりしか



まったくこうしたことが「なってない」私ですが、なるほどなあと考えさせられました。


この本の主人公である工藤少佐はリベラルで温厚な人物に描かれていて、私は好感を持ちました。こんなリーダーになれたらいいなと思います。


多くの先人の苦労があって今の日本があるのだと改めて感じ、私のような者でも背筋が伸びる思いでした。この本に出会えて幸運でした。




     tekihei.jpg

AMAZONの「敵兵を救助せよ!」はこちら


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一隅を照らす

先月の日本経済新聞の「私の履歴者」はニコン相談役の吉田正一郎さんでした。ちなみに今月は長嶋茂雄さんなので楽しみです。


さて、その吉田さんが書かれていた中で印象に残ったことがあったのでここに記したいと思います。


それが表題の「一隅を照らす」という言葉です。


私にとっては聞いたことがあるようなないような、そんな言葉だったのですが、この文を読んで意味を知りました。吉田さんの文をここに抜粋させていただきます。




「『一隅を照らす』という好きな言葉がある。幼少のころ、父に連れられていった上野の天王寺で住職にその話をうかがった。人々がそれぞれ自分の持ち場で努力して自らを輝かすことができれば、世界全体が明るくなるという教えだ。この教えに背いたことは一度もなかった。」

というものです。




なかなか難しい現在の世の中ですが、私も自分の身の回りのわずかながらの「一隅」を照らし、自分の回りを少しでも明るくできるように生きていければなあと思いました。

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