2007-01-04 01:39:00
皆様、あけましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。明日から会社なのにこんな時間までパソコンで遊んでて寝坊しないようにしないと・・・
さて、大晦日の12/31、寺泊港に久々にカレイでも釣れないかと思って行ってきました。
本当に久々のカレイ釣りだったのですが、仕掛けくらい自作のものを持ってくべ、ということで物置に眠っていた釣り道具を引っぱりだしてきて前日に工作をしました。上の写真がそれです。
前はカレイ釣りはハデな仕掛けで狙うのがいいとされていたのですが、今はどうなんでしょうか?最近の流行りもわからないので、とりあえず派手目に蛍光カラーの小物類をチャラチャラと施してみました。針は丸セイゴの10号です。
そして12/31、朝食後に長男を連れて2人で実家を出発。9時頃寺泊港着。当日は天候もよく、いい釣り日和でした。場所は西埠頭と呼ばれるところ。日本海という旅館の裏手になります。
寒さを警戒して炭火コンロを持っていったのですが、思っていたほど寒くはありませんでした。でもせっかく持ってきたんだしということで炭に火をつけてから釣りを始めました。
私の経験からして、カレイは釣れるときは一投目、もしくは二、三投目といった釣り始めの段階で釣れることが多く、そこをはずすと後は釣れる地合いとなるまで忍耐を要することが多いのですが、この日は序盤戦は空振りに終わりました。
私が投げ、長男に巻取りをさせます。この日は竿は3本出しました。エサは岩虫と青イソメ。ゆっくり巻くように指示して任せていると、「パパ~、すごく重いんだけど~」と、ちょっと離れたところに置いていた竿を巻いていた長男が言いました。
「え~、気のせいじゃないの~」とあまり期待も抱かずに長男のところに行き竿を持ってみると、確かにずっしりとした悪くない感触。これがホントにカレイだったら30cmオーバーは間違いないぞ。
竿は獲物の重さで弧を描きしなっています。ちょっと離れたところにいる投げ釣り師のお兄さんもこちらの様子を気にしています。
そしてゆっくりとリールを巻き上げてくると、海面に茶色く平べったい物体が姿を現しました。
(おお!やったか!?)
ところが、よく見ると、なんとただの石でした。粘土質の柔らかい石、砂泥岩とでも言うのでしょうか。まったく、紛らわしいっちゅうの。しかしぱっと見ホントにカレイかと思いましたよ。
その後もカレイの姿は見えません。それどころかまったく生物反応がありません(汗;)。
空振り続ける我々の横で、サビキ釣りの方たちはイワシやコノシロなどをポツリポツリと断続的にゲットしています。
「ねえパパ~、今日は(サビキ用の)エビはないの~?」
「うむ、今日は投げ釣りしかできんのだ」
「エビ買ってこようよ~」
何も釣れなくて退屈な長男はしきりにそう言うのですがなんとかごまかしてまたリールを巻き取らせていると、また「パパ~、重いような気がするんだけど」と長男。
ゆっくり巻いてごらんと指示して巻いてくると、、、
ようやく本日の初獲物のハゼ君(約17cm)に会えました。
寺泊のカレイの1級ポイントといえば第二防波堤が有名です。写真は対岸の第二防波堤を眺めたもの。
釣り人の姿が見えましたが果たして釣果の程はどうだったのか・・・
その後もハゼを1匹追加した後はまったく釣れず、やかんでお湯を沸かしてカップラーメンを食べたりしていました。途中地元の方と思しきおじさんがやってきて、「カレイはここは今は釣れないよ。まあ、釣れてもこんなもんだ」と、手のひらを示して教えてくれました。
やってみなきゃわからないさとも思いましたがおじさんの言うとおりまったくカレイは釣れず、もう昼も過ぎたのでそろそろ帰ろうということで竿をしまい始め、最後の1本をしまおうと思ってリールを巻いてくると、、、
本日最大の20cmのハゼ君と、もう1匹おまけの2点掛けでした。
ハゼ4匹ではどうしようもないのでリリースすることに。みんな元気に泳いで帰っていきました。天ぷらも捨てがたかったのですが。
というわけで久々にカレイ狙いで行ってみましたが、時期も悪かったのかカレイには会えませんでした。だいたい、私は勤めの関係上お盆と正月という、釣りには決していいシーズンとは言えないときにしか釣りができないので、近年はなかなかいい釣りができずにいます。
またカレイに会えるのはいつになることやら・・・