2007-01-31 21:51:24
先日朝の通勤電車でいつものように日経新聞を眺めていると、ある名前が目につきました。
最終面の「交遊抄」の欄に、「大塚… 会計…」という文字が見えました。
(大塚… 会計… といえば…)
と思い当たる節があったので記事をよく読んでみたら、「大塚宗春 会計検査院長」とあり、やはり私が大学時代に会計の授業を習った大塚先生でした。
あれは大学一年か二年の会計学の講義のときのことです。
かなり大きい教室で大塚先生の講義があったのですが、あるとき、ある一人の学生が講義の途中で退席しました。
そんなのは別に珍しいことでもなんでもなかったのです。ところが、それをつけた大塚先生は、突然…
「こら!待て!」
と言って壇上から降りて、その学生を連れ戻しに出て行ってしまったのです。
予想もしない事態にぽかんとしていると、しばらくして息を切らして先生が戻ってきて、「ああいうのは本当にけしからん」とおっしゃっていたのを思い出しました。
私は不良学生だったので、大塚先生のことといえば授業の内容はもちろんのこと、そのエピソードくらいしか覚えていないのですが、今思い起こすとやっぱり熱血漢で正義感が強かったんだなぁと思います。
そうした人柄を見込まれてきっと会計検査院長に任命されたのだと思いますが、大塚先生なら、きっと厳正なる判断で公の不正を検査をしてくれることでしょう。
私の成績も厳正なる判断が下されていたように思います…
2007-01-27 07:19:00
去る1/14、長男と2人で山梨県は大月市と甲州市にまたがる笹子雁ヶ腹摺山に行ってきました。
思ったより雪があり、長男は普通のスニーカーで行ってしまったものでどうなるかと思いましたが・・・
当日の日記はこちらです
2007-01-24 05:52:47
納豆のダイエット効果捏造問題で打ち切りになっちゃった「あるある大事典」ですが、私がいつも通勤で利用している地下鉄東西線の茅場町駅の、帰りに乗る場所の正面にあったのが、他ならぬ「あるある大事典」の宣伝の看板でした。
確か、その看板には「世の中には、あるあるがある」と宣伝文句が書いてあった気がするのですが、今日会社帰りにいつもの乗車位置に行くと「あるある」の看板は・・・
「ないない大事典」でした・・・
スポンサーだった花王が降りちゃったんだそうですが(そりゃ降りますわな)、花王の本社は茅場町にあります。あれほどの優良企業でありながら、意外に質素な建物です。
さて、こうなってくると、納豆の他にも怪しい話を放送してたんじゃないかという疑念が湧き上がってくるのですが、会社帰りにやっぱり夕刊紙で「あるある大事典、過去にもわんさかマユツバ番組」って見出しが。思わず買っちゃいましたよ。内容はここには書きませんが、やっぱり他にも因果関係のはっきりしない情報を放送してたようです。
うーん、実は私はこの番組で紹介していた、ある体操をほぼ毎日朝やっているのですが、あれも実はマユツバものだったのかしら;
なんでも有酸素運動と無酸素運動を30秒ずつ3分間繰り返す体操で、それをやるとその日1日体内のエネルギーを燃焼するスイッチが入るとかで、ずっと続けてたんだけどなあ・・・
まあ、あるあるはなくなったけど、この体操はもう少し続けてみようかと思っています。
2007-01-19 00:18:26
先日汐留に遊びに行ったとき、そこの酒屋さんで変わったものを見つけました。
(@@)なんじゃこりゃ?
それが写真の「伊佐美のゼリー」でした。
伊佐美は古くから鹿児島のプレミアム芋焼酎として名高く、今はネットでも7千円前後で売られています。
伊佐美は私の好きな焼酎のひとつですが、この伊佐美ゼリーは存在自体知りませんでした。
お味のほうは、確かに伊佐美風の味わいはありますが、ゼリーのアルコール度は2.9%と低く、デザートとしては自然な味で、酒だと言われなければわからないような感じでした。
私は2百数十円で購入しました。こちらで作っておられるようです。
2007-01-13 22:55:26
同業で親しくしていただいている駄馬さんに禁煙のことを聞かれたので、そのことについて書きたいと思います。
私は学生時代以来12、3年タバコを吸っていました。ただ私は別にニコチン中毒というほどではなく、1箱買うと1週間くらいはもったりしていました。食後の一服は確かにうまかったものです。
そんなわけで時々吸っている程度だったのですが、4年ほど前のあるとき、職場のK先輩が「禁煙のためのいい本があるよ」と教えてくれたのが上の禁煙セラピーという本でした。この本の著者のアレン・カーという人は、つい先日肺ガンで亡くなりました。自身も以前はヘビースモーカーだったそうですが、このような本を書くほどの悟りを得たのですね。
そして、へえ、どんな本なのかなと思って当時借りて読んでみました。
内容は、タバコは体に悪いとか、そんなことが延々と書いてあるわけではありません。そんなのは誰でもわかっていることですから。
この本のキーポイントは、タバコを吸うことは意味がないことであるということが、手を変え品を変えいろんな角度から書いてあるというところです。
そうか、タバコを吸うことは、実は何の意味もないことだったんだということが腑に落ちればしめたもの。この本からそのようなことを感じ取ることができる人は、たぶん禁煙できると思います。
あともうひとつこの本を読んで印象深かった事象。それは、「禁煙をしても、その途中で1本だけと思って吸ってしまったところから、また喫煙が始まる」という事実です。
「オレ、禁煙中なんだけど、1本だけちょうだい」
などという輩は、まったく禁煙中なんかではありません。タバコの術中にずっぽしハマッているのです。その1本から、タバコは数珠つなぎに途切れずに続いていくのです。
そうしたタバコのトリックをこの本から感じることができ、おかげで私はタバコの網から抜け出ることができました。
4年前の年末に止めたので、ちょうど4年経ちますが、私はこの間1本もタバコは吸っていません。1本吸ってしまったら、またそこから喫煙が始まってしまうことがわかったからです。
この本を貸してくれたK先輩はもちろんタバコは止めました。いまでも「本当に止めてよかったですねぇ」と、喫煙所で煙に巻かれている人達を見ると言っています。
同時期に職場の、30年近く吸っている大先輩にもこの本をお貸ししたら、「オレも止めるわ」とおっしゃってホントに止められたのにはオドロキました。あともう一人知り合いに教えたら止めたし、当時この本を読んで私を含めたちまち4人の喫煙者が消えたのです。この4人はいまだに禁煙を続けています。
ただ、この本を貸しても止めない人もけっこういましたし、そこはまあその人次第なんだと思います。タバコでストレス発散や気分転換している人は、なかなかその魔術から逃れられないという気持ちもわからないではないのですが・・・
でも、愛煙家はだんだん居場所が狭められてきていますし、タバコのポイ捨てなど世間の目も厳しくなってきています。もしタバコを止めたい気持ちがあるなら、この本を一度読んでみることをオススメします。