2006-11-28 23:41:00
11月26日、そろそろ高尾山の紅葉も見頃になるかなということでハイキングに行ってまいりました。今回は家族4人とカミさんのいとこのヒロカズさんの5人で行く予定でしたが、カミさんが風邪気味のためお留守番ということに。そういうわけで4人で行ってきました。
駅前で記念写真を撮り出発。本日は曇り空。雨が降らなければいいが・・・
我が家は2年前にも高尾山に来たのですが、そのときは山歩きツアーに参加させてもらい、「6号路」というなかなか通好みの登山道を歩きました。そのときはこのケーブルカー乗り場の左手を登っていきました。
今日はここからケーブルカーで山の上まで行くつもりだったのですが、ふと見ると「リフト」もあるそうではないですか。
ちょっと肌寒いしリフトはちょっとな~と思いましたが、子供に聞いてみたら乗りたいというのでリフトに乗ることにしました。
リフト乗り場への急坂を登ると、このあたりも見事なもみじの紅葉が見られました。
係員さんの指示に従ってよっこらしょっと娘とリフトに座りました。もう何年もスキーにも行ってないし、リフトに乗るのは何年ぶりだろう。
およそ12分の行程。やはりケーブルカーとは違って山の空気を肌で感じながら行くのはキモチよかったです。10時にリフト降り場を出発。
このあたりでケーブルカーの乗客と合流します。山頂まで行く、最もポピュラーなコースです。
このちょっと先に、面白い形の樹が・・・ ん?何じゃこりゃ?
「タコ杉」という、名物の樹だそうです。薬王院の参道を開くため杉の根が邪魔になり、切ろうとすると一夜にして後方に退き根を曲げ、その姿がまるで蛸の足のようだったことからタコ杉と呼ばれるようになったとか。ホンマかいな。
周囲の紅葉や黄葉を眺めながら、ゆっくりと歩いていきます。しかし、さすが東京のハイキング名所。ものすごい人出。2年生の長男は「もっと人のいない静かな山じゃなきゃ山登りじゃないよ。これじゃあ街と変わりないじゃん」と、もっともらしいコメント。
お参りをし、脇の急な階段を登ると、、、
むむむ!
また社殿が現れました。う~む、こっちのほうが上にあるからこっちの方がホントはご利益があったのだろうか・・・ まあいいか。
ということで2番目の社殿の裏手の急な階段を登ると・・・
むむむむむ!?
もう一丁社殿がありました。下のと上のとどういう使い分けがあるのでしょうか。きっと意味があるのでしょうが。それともサービスですか?(何の?)
このあたりは黄葉の葉が山を彩っていました。しかしまあ登山道をこれだけの人が歩いているのを私は初めて見ました。さすがは高尾山ですな。
山頂に着いたとたんにポツリポツリと雨が。
すぐさま山頂にある東屋に逃げ込んで事なきを得ました。
木のベンチとテーブルが多数設置されていますが、雨が降ってきたので東屋はギュウギュウ。そんなテーブルのあちらこちらで、ガスコンロで鍋を楽しんでいるグループも見受けられました。こんな肌寒い日は鍋はいいですな~。
それでこの日のためにわざわざ普段は買わないような値段のワインを買ったのですが、ある日会社から帰ってきたらカミさんがそのボジョレーを飲んでいます。(@@;)おい、それは山で開けるって言っただろ・・・
「ああ、そうだったわねぇ」と言いながらも、開けてしまってはしょうがないので泣く泣くもう一本ボジョレーを買うハメに。
やっぱり山の上で飲むワインはサイコーでした。下界の街並みもうっすらと見えました。
ゆっくりと食事をし、小雨のぱらつくなか12:40下山開始。
まだまだ多くの登山客がこの雨の中登ってきます。高尾山だけあって「こんな格好の人がこんな靴で;」みたいな人もちらほら見られましたが、一応山ですからねえ、それなりの格好と準備をしてきたほうがいいと思いますが・・・
長男はリフトがとても楽しかったらしく、下りも「リフト!リフト!」というのでケーブルカーは諦めることに。1:30にリフト乗り場着。
今日は下りのリフトは15分ほどの待ち時間でしたが、前日はいいお天気だったこともあり、1時間待ちだったとか。
リフト乗り場のおじさんの話によれば、まだまだ高尾山の紅葉は楽しめるとのこと。確かにまだ緑色したかえでの樹も多く見受けられましたし、12月に入っても十分紅葉は楽しめると思います。
2年前に来たときも今回も天気には恵まれなかったけど、まだまだ高尾山は歩くコースがいっぱいあるようだし、今度は抜けるような青空のときにまた新たなコースを歩いてみたいなと思いました。