2006-04-02 12:25:29
先日、年度末の有給の消化で休みを取ったのであれこれ雑用を処理したのですが、その中でも重要な作業が以前から調子の悪かったデジカメ(FUJIのFine PIXというもの)を修理に出すことでした。
それで、デジカメの保証書を探したのですが、だらしないのでいつものように「ない! ない! ママ、デジカメの保証書知らない;?」と騒いでみたものの結局見つかりません。
それでデジカメの説明書を調べたら、FUJIの浜松町のサービスセンターに持ち込めば即日で修理してくれるらしいのです。
そこに問い合わせてみたら、カメラ本体の保証期間は1年間ということなので、どっちみち保証書は関係ないので、デジカメだけ持って浜松町へと出かけました。
受付でお姉さんに具合を説明し、技術の人に見てもらうと、カメラの内部にゴミが入っているのとレンズのズームがおかしいということで修理代は約1万円かかるとのこと。ああ、覚悟はしていたけどやっぱりそれくらいかかるのね(TT)
仕方ないので修理をお願いし、40分ほどかかるというので受付前のロビーのイスに座り待つことにしました。
待っていると、この修理受付センターにはひっきりなしにお客がやってきます。そのうちあるお兄さんがやってきました。
見たところ大学生くらいでしょうか。その彼が立派なデジタル一眼レフをバッグから取り出して話し始めました。
「ええと、このカメラはお父さんのカメラなんですが、撮った画像を保存できなくなったとお父さんが言っていまして・・・」
などと説明しているのですが、自分の父親のことをしきりに「お父さん お父さん」というのですね。いやしかし、これくらいの歳になっても今ドキの若者は「父(ちち)」と言えない人もいるのかねえと、半ば苦笑いしながらその様子を見ていました。
ところがです。
しばらく聞いていると、彼がこういいました。
「ええと、お父さんは明日来日するので、そうすれば保証書があるかわかるのですが・・・」
なぬ?来日? 来日ってのはなんか変な言い方だなあ・・・日本人なら「帰国」という方が合っている気がするが。
どうやら保証書の有無が重要らしく、そのお兄さんが「ちょっと待ってください」と言って、ケータイでそのお父さんに電話をかけて話し始めました。すると、、、
「○×△#*%$▼!+ ?」
なんと、中国語で話し始めるではありませんか。なんだ、中国人だったのか;そういや話し方がちょっとたどたどしい感じもしたけど、そういわれなきゃちょっとドモリ気味の若者って感じだもんなあ。
どうやら彼の持ち込んだデジタル一眼は去年リコールが出ていたので保証書は不要だったようでした。
外人なら、そういうときは「父」というもんだと知らなくても仕方ないけどなあ。彼の場合は見た目はまったく日本人と変わらないから、またいつかどこかで自分の父親を「お父さんが・・・」と言ってしまうと、事情を知らない人にはきっと「今ドキの若者は・・・」と思われてしまうんだろうなあ。
さて、そんなことがあってワタシのデジカメの修理も終わり、受け取って持ち帰りました。そして昨日の朝、近所の桜でも撮ってみるべということで撮影してきたのですが、、、
この写真ではわかりにくいかもしれませんが、画像の左側がボケているのですね(@@;)
どうなってんだ ヽ(`⌒´メ)ノ おい!
というわけで昨日、再度浜松町まで行くハメになりました。
事情を説明し、見てもらったらCCDとかいうところがやはりおかしいとのことで、数日預からせてほしいとのことでした。
確かにワタシはデジカメハードユーザーだけど、2度も浜松町行きになるのはがっかりでした・・・。