2012-08-27 05:05:00

8/16~18、家族4人で岩手を2泊3日で旅行してきました。
復興支援も目的なので、ムダに金を使って豪華そうに見える写真もあるかもしれませんが、
すべては復興支援が目的ですから
(ホントにか?)
ご容赦願いたいと思います。
なお、節電の夏なので、コメントも 節コメント の形容詞風にしてあります。
(めんどくさいからではないのか?)
1日目
新潟の実家から5時間かかって、まずはやってきました世界遺産中尊寺。
やはりメインは金色堂。

写真奥の建物の中に、ミニ金閣寺みたいな全面金色の金色堂があります。
写真撮影不可。(あたりまえ~あたりまえ~♪)
金色の社殿が眩しい。
続いてやってきました厳美渓。

もはやオッサンの私にとってはデジャブー感120%の、どっかで見たよな風景。
対岸のだんご屋とカゴでだんごとお茶をやり取りする「かっこうだんご」は珍しくてイイ。

本日の宿泊は「矢びつ温泉 瑞泉閣」さん。


(旅のお約束)
夕食がウマい。多い。食いきれない。

(この小鉢の数々が1人前で、料理が多くて1回で乗らなくって、3回ほど入れ替わる。食い切れんて)
2日目
昨日泊まった平泉から盛岡経由で太平洋岸の宮古へ。
岩手は広い。盛岡から宮古への道が山また山で、
日本にはこんなに山があるのか?
と再認識させられます。
数あるトンネルのうち、とあるトンネルに入ろうとすると、ケータイに電話がかかってきた。
カミさんに出てもらう。
瑞泉閣からだ。
子供がDSのソフトを部屋に置いてきた。
「すみません; 着払いで送ってください」
浄土ヶ浜の観光船めぐりの前に、時間は押してるんだけど(宮古は遠い)、食べログで調べてきた宮古市の寿司屋さん、「よし寿司」さんへ。


さすが地元。新鮮。おいしい。
しかし、浄土ヶ浜の遊覧船の出航時刻が迫っている。
みんな、はよ食え!
勘定は済ませた。急げ!!(急ぐのはワタシ)
あと5分!
ところが、この肝心なときに、道を間違える(よくあること)
2分のロス! (これがデカイ)
浄土ヶ浜の駐車場に着いた!
しかし・・・

間に合わない(涙)
時間がないから次の便まで待ってられないし、歩いて浄土ヶ浜の中心部へ。
んで、やってきました浄土ヶ浜。


岩が白い。美しい。晴れてたらもっとよかった。
海辺の観光センターが、こちらの「浄土ヶ浜レストハウス」。

津波のときは、屋根の近くまで水が来たって。
お次は龍泉洞という洞窟に行きます。浄土ヶ浜から50kmくらい。
これくらいは近い近い。
浄土ヶ浜から出てくると宮古港の前を通るのですが、港に面したところにあったと思われる家々は土台を残して無くなっていました。

(車窓から)
他の被災地は実際には目にしてないんだけど、やっぱりすごかったんだと思いました。
ところが、一帯の住宅がなくなっているにもかかわらず、港に面して一軒の寿司屋さんがぽつねんと営業されてました。
それが、たぶん魚正さんというお寿司屋さん。車であっという間に通り過ぎたのですが、おそらく間違いありません。
う~~~ん、ここで営業されてるのがわかってれば必ずやここに来たのだが。知らんかった。
この日記を書いている8/26現在では、食べログの書き込みは2011/2/13が最終日になってます。
ここでがんばっている魚正さんにエールを送ります。
さーて、時間がないので急いでやってまいりました、龍泉洞です。

岩手の観光地人気ランキングで堂々の第一位(どこのランキング?)のところ。期待に胸が躍ります。
入ってみました。
・・・・・
寒い。
(場内は年間通して約10度。上着を着て入るのをオススメします)
中はさすがに有名観光地だけあってよく整備されています。
洞窟内の水がキレイ。
おお!
青い地底湖 キター━(゚∀゚)━!!
しかし、
観光用のポスターほどには青くない。(感動が薄れるから、ポスターとかで過度な演出をするのは感心しないんだな)
とはいえ、たっぷり観光地気分は満喫。
さーてさて、本日のお宿は安比高原のペンション。
距離にして龍泉洞から約130kmなのだが、これを一般道のみで行かねばならない(自分の計画ですから)
遠い。
岩手、広い。(半泣)
ペンションの予定到着時間には全然間に合わないから電話しとこう。
・・・・・♪
圏外。
ヘロヘロになりながら到着~(疲)

ペンション「アサンギ」さんです。アサンギとはアイヌ語で青のことらしい。建築当初は青い外壁だったようです。
予定より1時間近く遅れたにもかかわらず(連絡はちゃんとしました)、快く迎えていただきました。
風呂に入ってから夕食~

復興支援ですからね、復興支援。(ほんとにか?)
食べながらペンションの奥さんと話してたら、奥さんはボランティアで浄土ヶ浜のレストハウス(上記写真)の片付けをしてこられたんだそうで。
私にできるのは、少々のお金を使わせていただくことくらいです。
3日目
安比高原の朝。早朝さんぽ。空気が爽やかで涼しい。

ペンションをあとに小岩井農場へ向かいます。
30分ほど車で走ると、ケータイに電話がかかってきた。
カミさんに出てもらう。
アサンギからだ。
子供が夏休みの宿題をロビーに置いてきた。
「す、すみません; 着払いで送ってください」
小岩井農場にやってきました。

広い。全体的に緑。キレイ。気持ちイイ。
ソフトクリームが濃い。
干草ロールに落書きができます。

冒頭部の写真はこのロールに書いたものです。
さーて、今回の旅最後のお立ち寄りは、、、

盛岡市中心部にある、直利庵(ちょくりあん)というおそば屋さん。
わんこそばは初めてです。

いや~~、食った食った。
私は89杯。腹イッパイ。苦しい。
70杯くらいでやめときゃ平和だった。大人の男性なら100杯くらいはイケルらしい。
楽しかった復興支援(どこが?)の旅もこれで終わり。盛岡から東京まで帰らねばならない。

岩手は遠い。東北道は長い。眠い。
盛岡からカミさんと交代しながら車で9時間以上かかった。
今回の旅の走行距離、2泊3日で1440キロ。長い。長すぎ。
というわけで、帰ってきて爆睡。
2012年夏、岩手復興支援(?)の旅 OWARI
(この翌日、予想もしないアクシデントが起こりました。その日記はこちら。)