快晴白銀の谷川岳に登る休日:2018年3月3日

B型人間の山歩き




登山の服装・持ち物チェックリスト 


2018年3月3日、新潟・群馬県境にある谷川岳(たにがわだけ:1977m)に行ってきました。

コースタイム(休憩込み) : 天神平スキー場ロープウェー乗り場(2時間25分)谷川岳山頂オキノ耳(20分)谷川岳肩の小屋(1時間10分)天神平スキー場ロープウェー乗り場




当日の歩いたルートのポイントです。



前日までの強風が過ぎ去り、当日は打って変わって静かな晴れ模様となりそうだったので、前から狙っていた谷川岳に行くことにしました。今回の日記は久々に長めです。


谷川岳ロープウェイに乗ってやって来ました、天神平スキー場です。
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本日はスノボの大会が開かれるとのことで、各メーカーのブースが立ち並び、賑やかなMCの喋りがスキー場にずっと流れていました。


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(バックの山は朝日岳~白毛門) 


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さ、それでは12本爪アイゼン(グリベルのこちら)を装着し、ストック(ブラックダイヤモンドのこちら)を手に持って出発です。
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この日の登山靴はこちら。 スパッツはこちら



天神平スキー場の右端を登って行きます。
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青空に向かって歩く。雪は踏みしめられたり固く締まっていたりして、全行程に渡り潜ることはまったくありませんでした。
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しかし、



いや~~、暑い(XX;)



燦燦と降り注ぐ陽射しはすでに春のもの。汗がボトボトと滴り落ちる。ジャケットを脱ぎます。


スキー場からの登り坂をひとしきり上がると、目の前に谷川岳のパノラマが広がります。

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(谷川岳をバックに撮ってもらいました) 


進みます。ここいら辺の雪はバフバフでした。
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谷川岳に向かう道。
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右側。朝日岳~白毛門の姿がバランス良くて美しい。
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雪は固く、歩きやすかったです。
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谷川岳と対峙する。
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周囲は晴れ渡り、素晴らしい眺望の中を歩きます。写真では見えませんが、富士山も見えました。
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ほとんどの人がストック+12本爪アイゼンという装備で、ピッケルヘルメット軽アイゼンなどは少数でした。
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この方は山頂までスノーシューで上がって来られました。この日の条件ならスノーシューはいりませんし、歩くスピードも上がらないのですが頑張っておられました。
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バックカントリースキーに臨もうとする方。
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熊穴沢避難小屋に来ました。小屋の外の柱が飛び出ていますが、小屋は雪の下。
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(落とし物の帽子がかぶせられていました)
 

こちらは以前、秋に来たときの熊穴沢避難小屋。入口脇の鉄柱は、冬季の目印なんですかね。
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先方を仰ぎ見る。続々と登る登山者。
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このスノボの人は、スキーの若者との3人組の1人。
後で、大変なことに巻き込まれることになる人。
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(↑このとき、まさか後で大変なことになるとはわかるはずもない)
 

小ピークを何度か越える。青と白の空間。これが冬山の美。
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このスキーで登っている若者は、先ほどのスノボの男女との3人組(以下3人組と称す)。あとでまた出て来ます。
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(必死でスキーで登る若者) 


一直線の馬の背の稜線についた踏み跡が印象的。
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振り返ると、広い空間の向こうに武尊山(ほたかやま)の巨体が屏風のように広がっています。
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まだまだ登る。このあたりからトレースが無くなったりするのですが、それは雪が固く締まっていて踏み抜けないから。どこを歩いても大丈夫でした。
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ほとんど沈まない雪面。カリッカリ。でもどうですか、この青と白の世界。
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登る人々。
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左には、川棚ノ頭の尖った山容が目を和ませ続ける。
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順光を背に紺碧の空と白銀の山。
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川棚ノ頭~俎嵓(まないたぐら)山陵を撮影する方。私もここには載せきれませんが撮りまくりでした。
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休憩ポイントとなっていた岩。
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カリッカリの斜面をスノーシュー、スキーで登る人たち。
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そして、スタートから2時間ほどで谷川岳肩の小屋付近の案内板モニュメントに到着。雪が付着してエビの尻尾が出来てます。
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モニュメントから肩の小屋方向を眺める。後で小屋に寄りますが、まずはトマノ耳とオキノ耳に行ってきます。
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トマノ耳は間近。このあたりから風が出てきたのでジャケットを着ました。
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トマの耳です。谷川岳のツインピークの低い方、1963m。向こうに見える最高点のオキノ耳に行きます。
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いったん下ってオキノ耳へ。
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トマの耳を振り返る。
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近づく谷川岳の最高点、オキノ耳。
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山の合間に、ひこうき雲ひと筋。
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谷川岳のツインピークの山頂、最高点のオキノ耳(1977m)です。
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周囲は360度の大眺望。晴れ渡り素晴らしい眺め。

クリックで拡大↓
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トマの耳。(拡大↓)
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拡大↓
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万太郎山~仙ノ倉山~平標山へと続く白銀の稜線(拡大↓)
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右奥遠くに平らな苗場山が見えます(拡大↓)
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また撮ってもらいました。
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風もそよ風程度でこの大展望。いい日に当たりました。


では肩の小屋へと向かいます。


このピラミダルなトマの耳のカッコ良さ。ほれぼれします(拡大↓)
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戻ります。
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トマの耳の直下、光り輝く太陽。tani18340181 (1) 

トマの耳を経由して、谷川岳肩の小屋に来ました。
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冬季は営業していませんが、小屋は開放されています。
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トイレは使用できません。tani18340197.jpg 

小屋前のベンチを利用する人も多かったですね。
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では中へ。


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寝袋がたくさん。


小屋には白人の若い男性が1人いました。日本語でひとり言をつぶやいています。これなら話せそう。


どこから来たのか訊いてみると、フランス人だという。流暢な日本語を話す。今日は仲間と8人でこの小屋に泊まるのだそうだ。


さて、それでは鍋焼きうどんの準備に取りかかりますか。
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床は冷たいので、冬場は携帯座蒲団があると暖かいです。私のものはフェニックスのこちら
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山専用ボトルにお湯を入れて来ました。この水筒の保温は超強力で安心感があります。
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うどんを作る準備をしていると、フランス人と入れ替わりに別の白人の男性が入って来た。イタリア人だという。この人も日本語ペラペラ。今晩ここに泊まる8人の1人。


イタリアにもこういう自由に泊まれる山小屋があるのか訊いてみると、


「たくさんあるよ。でも、こういう簡単に登れるところなら管理人がいるね。ロープを結んで行くような険しい山の山小屋もたくさんあって、自由に泊まれるよ」


へ~、そうなのか。


「日本の山はいいね。冬が好き。木曽駒ケ岳とか、八ヶ岳もいいし。南アルプスも好き。」


北アルプスは行かないのか訊くと、


「今度行こうかと思ってる」


とのこと。


クッカーにお湯を注ぎ、ガスコンロで肉や野菜を入れて煮込み、更にうどんを入れて煮込んで出来上がり♪


今日は麺つゆ忘れなかったもんね!


アツアツのうどんを食べてあったまる。


しかし、この小屋ん中、はっきり言って寒い(XX)


温度計は0度だもの。


うどんをすすっていると、さっき外に出て行ったイタリア男が戻って来た。



「まぶし過ぎる! 真っ暗でなんも見えねえ」



明るいところからこの暗い小屋に入って来て、「見えねえ見えねえ」と喚いている。


「サングラス持って来なかったんですか?」と訊くと、



「忘れたw」



そうだ、山の道具は何かとあれこれあって、ついつい忘れてしまうのだ。激しくよくわかる。


すると、今度は先ほどのスキーとスノボの3人組の、スキーの若者が入って来た。彼だけこの小屋に泊まるので、寝袋を置きに来たのだという。


そしてこれから3人で谷川岳のバックカントリーへ行くということだったが、、、






うどんを食べ終え、小屋から出ようと靴を履く準備をしていると、また別の白人男性が入口付近にいた。アメリカのコロラド州から来たという。彼もまたここに泊まる8人組の1人。


そして彼の足元を見ると、なんと、私と同じAKUの登山靴を履いているではないか。


「私と同じ靴ですね、石井スポーツで買いましたか?」


「あ~、そうですよ。昨日買って来ました。」


「へ~~、そうなんですか。足、痛くなりませんか? 私、靴が足に合わなくて靴の中を石井スポーツで広げてもらったんですよ」


「足の後ろが少し当たるけど、まあ大丈夫ですね。」


やっぱりこの靴は外人向きなんだろうか。


そして外に出ると、外の方が全然あったかいんでやんの(なんだよ)


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小屋前の看板には巨大なエビの尻尾が。
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小屋の前から臨む雄大な景色。なんでこれ見ながら休まなかったんだろ?(拡大↓)
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さて、雄大な景色を眺めながら下りて行きます。12時を過ぎていますが、まだまだ続々と登山者が登って来ます。
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陽射しを受けて、雪は朝よりだいぶ柔らかくなっていました。登りはキツイけど、下りは楽々♪


山頂からの大斜面に描かれているシュプール。スキーとスノボの3人組のシュプールもきっとこの中にあるんだろう。
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この景色。大展望。いいねぇ。谷川岳ロープウェイを使って晴れた日に来れば、冬でも楽々この絶景が楽しめるのです。
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川棚ノ頭と登山者。
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こんな小山も越えて歩きます。
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朝方よりずいぶんと緩くなった雪。
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下山道 登り返しは キツイのよ
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春隣り つぼみ天指す 尾根の道
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踏み跡も くっきり残る 午後の山
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谷川岳のツインピークが見えるビューポイントまで戻って来ました(拡大↓)
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ここからロープウェイ乗り場までまた下って行くと、例のバックカントリースキーに行った3人組のうちの、スキーの若者が1人でハァハァ;言いながら登って来ました。


ん? しかし、スキーがないぞ。すると、



「いや~~、バックカントリーに行ったら、前を行ってたスノボの2人がなだれに巻き込まれちゃって。危なかったッス。助かったんで良かったんですけど。もう危ないからスキー置いて来ました



・・・・・。



なんだよ。危なそうなとこ行って、注文通りの展開になったのか。ロープウェイからも、あちこちの谷筋にデブリ(雪崩が堆積した跡)が見えたし、やっぱり危ねえんだな。でも助かったのは不幸中の幸いだったね。



青空の下、白く輝く銀世界を思う存分満喫しました。これからの晴れた日は、まだまだ真っ白な谷川岳を楽しめるでしょう。ぜひお出かけください。サイコーです♪


それでは久々に本日まとめの一句。


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コメント

2513. カルボナーラの黒コショウは…

雪山の小屋でイタリアからの客人と遭遇!って
国際的にも谷川岳はメジャーなんですかね(・・;)

やっぱイタリアでは、うどんでなくパスタ持参
…はしないのかな? カルボナーラは別名 木こり
のパスタ、で黒コショウは炭火の爆ぜた粉末が
由来と聞いた事もあるけれど(苦笑)

今週末は、招待券もらってたBoat展示会の特設
航路で「みなとみらい〜金沢区方面」船舶移動
してみました。
大黒ふ頭やら本牧海釣り桟橋、普段と逆の海側
から眺めるのは何だか妙な感じデシタ(^-^)
  • 2018-03-11 15:00
  • DDH185 ひろかず
  • URL
  • 編集

2515. Re: カルボナーラの黒コショウは…

ひろかずさんこんにちは~

イタリア男はきっとパスタ持って来てたことでしょう🍝 でもあの小屋、昼間でも0度で寒かったんですよ? 夜なんてマイナス何度まで下がるのか。どんなに防寒対策しても、暖房のないとこって寒くて寝られませんよ。どうしたのかな~~、あの人たち。ま、外人は大丈夫なのかなw
  • 2018-03-11 15:17
  • B・Y
  • URL
  • 編集

2516. 

こんばんは、B・Yさん!
白銀の谷川岳、いただきました(笑)

いやぁ~、すっばらしい景色ですね!
夏とはまた違う景色に、惚れ惚れします(^^
谷川主脈の稜線を見ると、昨年の縦走を思い出します…懐かしい。
「もうやらない!」と叫んだ主脈縦走ですが、あの「M」だけど花々が咲き誇る稜線がそろそろ瞼に浮かんできます…喉元はとっくに過ぎたようです(笑)
苗場山の左手の山は、白馬岳です。
去年は白馬にも登りましたものね、お互い(笑)

天気に恵まれて、青と白の眩い世界を満喫できて良かったですね!(^^
  • 2018-03-11 22:54
  • URL
  • 編集

2517. Re: タイトルなし

悠さんおはようございます!

真っ白な谷川連峰、よかったですよ~。ぜひ一度お出かけください。私も平標まで歩くのは、いつかの楽しみにとっておきます(^^)

苗場の左に見えるのは確かに白馬岳ですね。全然気がつきませんでした。

昨日も地元の雪山に行って青と白の世界を堪能してきました。やっぱりキレイなんですよね~ やめられまへんわ(笑)
  • 2018-03-12 06:26
  • B・Y
  • URL
  • 編集

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