黒百合ヒュッテに泊まって、にゅう~白駒池~高見石小屋周回(2日目)

B型人間の山歩き




登山の服装・持ち物チェックリスト 


2018年1月15、16日と1泊で、長野の八ヶ岳の天狗岳(てんぐだけ:2646m)周辺に行ってきました。2日目の日記です。 1日目はこちら。  黒百合ヒュッテ内の画像集はこちら

コースタイム(2日目) : 黒百合ヒュッテ(45分)中山展望台(50分)にゅう(40分)白駒湿原(20分)白駒荘(35分)高見石小屋(1時間)渋御殿湯



今回歩いたルートのポイントです。


2日目の日記です。  1日目はこちら。  黒百合ヒュッテの画像集はこちら


前夜は8時半に消灯で、夜中に目は覚めたものの概ねぐっすり眠ることができ、厚着をして寝たので特に寒いということもありませんでした。


朝食は6時からです。切り干し大根と煮豆は別皿。朝からご飯をお代わりしてしまった。
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黒百合ヒュッテ、歴史を重ねた味わい深さの中にLED電球やブレスサーモの布団を使ったりして近代化する部分はしていて、いい山小屋でした。何よりあったかかったのが良かった。
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さよなら黒百合ヒュッテ、またいつか。この日は6本爪アイゼン(こちら)で1日歩きました。
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中山峠です。朝から風が強い(ビュ~~~!!) 朝日も登って来る。
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天狗岳が見えるので、ちょっとだけ右手に行ってみます。


朝日を浴びて天突くようにそびえる東天狗。
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それでは中山方面へ。稜線部は風が強いから雪が積もらないし、木にも付着できないのですな。
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毎朝毎朝どこにいたって太陽は登って来る。でも、そんなことを日常は気にしたりしません。だから、たまにこうやって大自然の中で思いっ切り朝陽を浴びるのはいいもんです。
tengu1801160011.jpg (や~ま~はしろ~がね~ 朝日を浴~び~て~♪)


進んで行くと、天狗岳がバッチリ見えるところがありました。なんだ、こっちからも見えるのか。
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(朝日を浴びて輝く天狗岳)
 

見晴らし台です。中山・にゅう方面へ。
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枯れた木は北八ヶ岳名物。その向こうに見える中山にこれから行きます。
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青空の下の雪道。よく歩かれているようで、トレースはこの通り。
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振り返ると東天狗。いい絵だねぇ。
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まばゆいばかりの青と白のコントラスト。枯木がまたなんともいいアクセントなんだ。
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分岐に来ました。右へいくと「にゅう」ですが、ここにザックをデポして左に行き、中山展望台をピストンして来ます。
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中山に至る細い樹林帯の道。いいねぇ、こういう道がたまらなく好きです。まるで大自然の巨大迷路を歩いているみたい。
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天を突く槍のように林立する木々。
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左に再び天狗岳。
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中山山頂(2496m)です。ここはまったく展望なし。
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そして数分歩くと、


中山展望台です。
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西~北が開けた展望台になっています。
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(やっぱり写真を撮りたくなる) 


右から蓼科山と、平らなのが美ヶ原、左手前は霧ヶ峰。奥の白い山々は北アルプス。
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左が御嶽山、右は乗鞍岳。
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北側。浅間山のアタマがちょこんと見えます。
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さすが「展望台」と地図にも表示されるくらいのところで、素晴らしい展望でした。これも周りが晴れ渡っているからこそ、ではあります。


来た道を戻ります。左に浅間山と、佐久平を覆う雲海。
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正面の山は甲武信ヶ岳、金峰山、瑞牆山あたりか。よくわからないです。
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分岐まで戻り、にゅうに向かいます。


しばらく鬱蒼とした森の中を緩やかに下って行きます。
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森の中でも、上を見ればこの青空が見えたり。
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陽当たりのいい森の中は明るくて心躍る♪
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木から垂れ下がるつらら。そして木の合間に天狗岳のアタマが。
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このあたりで、黒百合ヒュッテで一緒だった関西の2人組とすれ違う。にゅうをピストンしてきて、これから中山経由で高見石小屋方面に行くとのこと。


「にゅうから富士山が見えますよ」


と教えていただいた。


ん? おお、そういえばこれまで富士山の姿は全然見えなかった。そうなのか。


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にゅうが見えました。西側が崖になっていますね。
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1本枯木と天狗岳。ん~~~、いい眺め。  (クリックで拡大)DSC08469.jpg  

にゅうへ。
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にゅうは岩山。
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にゅうのてっぺんに来ました。ここも強風がビュービュー吹いてます。
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そして周囲を見回すと、


おお~! (@@)


右に天狗岳、そして左の端に富士山が見えます! でも教えてもらわなかったらたぶん富士山に気づかなかったな、こりゃ。(クリックで拡大)
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拡大画像。
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今回の山行で富士山が見えたのはここだけでした。




さて、今度は白駒池に向かいます・・・が、ここで道がよくわからなくなりました。踏み跡が不明瞭なのです。


林の中を見回すと、赤テープがありました。これを頼りに歩きます。
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あまり歩かれていないようで、踏み跡があったりなかったりします。


そして、踏み跡がないところで赤テープも見えなくなると、もうわけがわからなくなります。
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赤テープのあるところから周囲を見回せば、大抵次の赤テープが見つかります。でも、これでホワイトアウトだったりするとホントにアウトになるかも。
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よかった、道は合ってるみたい。
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北八ヶ岳の森。無雪期は苔むしたグリーンの世界になるところ。
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稜線は雪が少なかったですけど、風のないところはやっぱり雪があります。
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オオシラビソなどの針葉樹の森。
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雪を乗せる木々。
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開けたところに出ました。
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うは~ なんだここ、ものすごくきれいなんだけど?
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白駒湿原でした。


こんなにも美しい空間に身を置くことはそうそうあるものではない。しばし休むことにします。
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そういや銀世界という言葉があるじゃないか。まさにそれだ。
tengu1801160110 (1)  (アクエリアスはシャリシャリと凍っている)


自然が創り出した究極の美空間。想像もしなかったこんな場面に時々遭遇することがあるのも山歩きの魅力。
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(雪原に伸びる立ち枯木の影) 


2018年の現在において、日本にまだこんな奇跡みたいな美しい場所が残っていることは、まだまだ日本も捨てたもんではないと思う。

穏やかな晴天の、無音の北八ヶ岳の森の中。青と白の美しい世界。今回の山行の中でも印象に残る、素晴らしいところでした。


白駒湿原から10分ほどで白駒池に出ました。左に曲がり、白駒荘方面へ。
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全面凍結した白駒池。
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池沿いの道を歩き、
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白駒荘に来ました。冬季は休業中。というかですね、
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昨年の12/31に、2棟あるうちの1棟が全焼してしまったとのことでした。
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今年の夏の再開業を目指しているとのこと。新しくなった白駒荘、必ずや素晴らしい小屋になるでしょう。また訪れてみたいですね。
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(小屋前の白駒池)





次は高見石小屋へ。登り返しになります。 
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雪が多いですが、よく踏まれて道ははっきりしてます。
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陽当たりのいいところは、まるでダイヤモンドを散りばめたような輝きを見せます。
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そんな空間を延々と歩きます。
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もうこれは天然のイルミネーションロードである。素晴らしい。
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ここで、また例の関西の2人組とスライド。白駒池を1周してくるという。私より長いルート取りですね。ご苦労さんです。


登りが続く。こんな空を見上げ、休み休み歩きます。
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高見石小屋に到着です。
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では中へ。こんにちは~
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靴を脱いで上がります。ストーブが暖かくてほっとします。奥の椅子に腰掛けたところ、これは椅子ではなくてテーブルでした(すんません)
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名物だという揚げパンを注文。味は4種類の中から抹茶とココア味をチョイス。疲れた体に甘さが染みる。
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(コーヒーとの相性もバッチリ) 



しかし、これでは全然足りない。



カレーを追加注文したのだが、ご飯を切らしているとのことでラーメンを。

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そしてふと目の前の本棚に目をやると、「山と食欲と私」があるではないか。
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なるほど、山でのウマそうな食事に加えて、「山歩きあるある」みたいなことが散りばめられている。こりゃ面白いや。


高見石小屋はランプの宿。ここも歴史を重ねた、雰囲気のあるいい小屋でした。
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さーて、あとは駐車場まで下るだけです。


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今回はほとんどの行程が樹林帯でした。それでも雪化粧した美しい森の中は、飽きることなくずっと気持ちよく歩けました。
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開けたところに出ました。
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賽ノ河原です。
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登って行く人。大きなマーカーが点々と記されています。霧が出るとわかりにくくなるからでしょう。
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地蔵仏さま。毛糸の帽子をかぶって。
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あとはまた樹林の中をひたすら下り。
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高見石小屋から1時間で渋御殿湯に下りて来ました。
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何よりこの2日は晴れてくれたので良かったですね。天狗岳は風が強かったけれど、あれでも厳冬期にしては好条件だったはず。運も良かったのでしょう。

雪の降り積もった山の中。ずっと美しい中を歩いて、ところどころものすごくきれいなところがある。ナイスな山行でした。八ヶ岳が人気のエリアであるのがよくわかりました。また行きたいけど、新潟からはちょっと遠いんだよな~


真冬の黒百合ヒュッテ泊まり北八ヶ岳山歩き日記 終わり

1日目はこちら



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コメント

2447. ピラタス横岳ロープウェイ(は、蓼科SKI場?)

あ、山岳部では基本「テント泊」でした(u_u)
まぁ5〜10人+顧問教師、なので共用の食料・
燃料・幕営備品は手分けして担いでたっけな
(まるで実写版ドラクエ…の状態でした^_^)

1人遅れて途中から合流、の顧問教師は横岳
までロープウェイを使ってた覚えがアリマス

追伸
パシフィコの工藤静香トークショー、の次に
出てきた5人組はミニライブ有り、でした。
「逃した魚は大きいぞ!」って曲でセンター
ポジションだった青い衣装の子は、新潟出身
(長岡辺り⁈)なのたとか(^.^)

今日は出版社ブースで見つけて即買いした
「基礎から始める投げのキス・カレイ釣り」
という単行本を読み始めました(笑)
  • 2018-01-21 14:05
  • DDH185 ひろかず
  • URL
  • 編集

2448. Re: ピラタス横岳ロープウェイ(は、蓼科SKI場?)

ひろかずさんこんにちは~

そうですか、テント泊でしたか。何月頃だったかわかりませんが、寒くなかったでしょうか。寒いと眠れないでしょうしねぇ。私はまだテント泊山行はやったことないですけど、やっぱり泊まりは小屋でゆっくりとがいいですねえ。
  • 2018-01-21 14:09
  • B・Y
  • URL
  • 編集

2449. 1/23 AMに草津白根山が…⁉︎

雪。といえば月曜のPMから東京方面も大雪!
でした。渋谷にも突如、宮益坂やら道玄坂にも
イイ感じのゲレンデが出現しました(大汗)

かと思えば…昼のTVで「草津白根山が噴火」
したとか。草津のゲレンデは長々とした緩斜面
が続いてる…という記憶がありまする
(たしかノルディックSKIの萩原兄弟、の地元)

そういえば八ヶ岳も古い世代の「火山」なのだ
そうで「爆裂火口の跡」ってのが硫黄岳の北側
斜面にあった気がしますよ(^.^)
  • 2018-01-23 19:22
  • DDH185 ひろかず
  • URL
  • 編集

2450. Re: 1/23 AMに草津白根山が…⁉︎

ひろかずさんおはようございます~

草津白根山の噴火は驚きましたねぇ。スキー客の方はホントに怖かったでしょうね。休火山とか、雪山とか、ホントは近づかない方がいいんでしょうけどね~。ま、時と場所を吟味して出かけたいと思いました。
  • 2018-01-24 07:25
  • B・Y
  • URL
  • 編集

2455. 

三度目のおはようございます、B・Yさん!
白駒湿原の景色、綺麗でした!
こういう瞬間があるので、山はいつ歩いても新鮮な驚きに満ち溢れているのですよねぇ(^^
まだ行った事のない場所ですので、行きたい先リストにぜひ加えさせていただきたいと思います!

黒百合ヒュッテも高見石小屋も人気のある小屋ですけど、温かみのある感じに納得です(^^
揚げパンも美味しそう…早速食べたい物リストに加えましょう(笑)
  • 2018-01-27 08:43
  • URL
  • 編集

2458. Re: タイトルなし

悠さん三たびおはよございます!

白駒湿原はきれいでした。知らずに行ったのが良かったのかもしれません。思いがけずあんな場面に出くわすことがあるのがたまらないですね。ホントにキレイなところなので、ぜひ晴れた日に行かれることをオススメします。

それから、揚げパンもナイスでした。味が4種類あって、2種類を選びます。あとはきなこと、なんだったかな?これだから山歩きは楽しい(笑)山はいろんな楽しみがありますね。

ひとつだけご注意ですが、黒百合ヒュッテは夜も全然寒くはなかったですが、高見石小屋に泊まった人は「寒かった」という声を複数聞きました。そういうこともあるようですのでご注意を。
  • 2018-01-27 10:47
  • B・Y
  • URL
  • 編集

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