小雪舞う冬の立烏帽子の山小屋「梁山泊」でストーブにあたる休日

B型人間の山歩き  アマゾン 楽天




登山の服装・持ち物チェックリスト 


2017年12月2日、新潟県関川村の立烏帽子(たてえぼし:680m、692m、696m諸説あり)にある、梁山泊(りょうざんぱく)という山小屋へ1人で遊びに行ってきました。

コースタイム(休憩込み) : 大石ダム駐車場(ゆ~っくり 2時間)梁山泊(普通 1時間)駐車場



当日の歩いたルートのポイントです。


朝9時の大石ダム駐車場です。
ryouzanpaku0001.jpg 

公衆トイレがありましたが、冬季は使用不可でした。


雪が降っています。なので、今日は傘を差して歩いて行きます。それでは参りましょう~


トイレの脇の大石ダム周辺の案内図です(クリックで拡大)
DSC07409.jpg 

大石ダムです。初めて来ました。立派なダムですね。
ryouzanpaku0002.jpg 


国土交通省の大石ダム管理支所の、こちらも立派な建物があります。
ryouzanpaku0003.jpg


建物の前に来ると、こちらで働いておられる男性が車に乗って出かけるところだったので挨拶をし、立烏帽子の梁山泊へはこの道を行けばいいのか尋ねてみました。


「立烏帽子はそうですね、この道を行って、、、

 え? 梁山泊? 今日行くんですか?

この道を歩いて行って、道が分かれるので左のゲートの奥に行って下さい。でも雪が深くてスノーシューがいると思いますよ」


お礼を言い、行けるところまで行ってみますと答えました。


梁山泊へ行くつもりと聞いた時の驚きぶり。もう雪の積もってしまったこの時期の雪降る中、行こうとするのは普通の感覚ではないのだろう。もしかしてオレって変わり者? ちなみにスノーシューはありません。スパイク長靴です。



大石ダムのダム湖と、雪に煙る周囲の山々。
ryouzanpaku0004.jpg 

折り畳み傘を差して歩いて行きます。
ryouzanpaku0007.jpg 

橋も渡って。
ryouzanpaku0009.jpg 

ryouzanpaku0010.jpg 

静寂の水墨画の世界です。
ryouzanpaku0011.jpg 

ryouzanpaku0013.jpg 

分かれ道に来ました。教えていただいたゲートのところとはここでしょう。
ryouzanpaku0015.jpg 
ここを左に行くと立烏帽子、梁山泊方面。右を延々歩くと朳差岳(えぶりさしだけ)へと至ります。朳差岳もいつか泊まりで行ってみたい山。山小屋があるんです。





ゲートを越えて先へ。
ryouzanpaku0016.jpg 

杉木立の中の、広い車道のような道を行きます。
ryouzanpaku0017.jpg 


振り返る。私の足跡。
ryouzanpaku0018.jpg 


雪はこれくらい。この辺では問題ありませんでしたが、、、
ryouzanpaku0019.jpg 


道に垂れ下がる、雪の着いた木の枝。
ryouzanpaku0021.jpg 

いや~、最高。雪降る誰もいない山の中。モノトーンの世界。きれいです。
ryouzanpaku0022.jpg 

傘を置いて目を閉じ、耳を澄ます。


身体に落ちる粉雪の、パラパラといった音が聞こえるのみ。


これはカモシカか何かの足跡ですかね?
ryouzanpaku0031.jpg 


そして進んで行くと、あるところで道が切れて無くなっていました。橋が落ちたのでしょうか。
ryouzanpaku0024.jpg


渡渉して先へ。長靴なんで、水の中もへっちゃら。
ryouzanpaku0025.jpg 


雪化粧をした杉並木の回廊を行く。こういう空間がいい。
ryouzanpaku0032.jpg 


こんもりと積もった雪。いじらないでおきます。
ryouzanpaku0035.jpg 

しかしいいところだな~


こんないいトコで楽しいのに、なんで誰も来ないんだろ? もしかしてオレが変わってる?


「立烏帽子登山口」の看板。車道のような広い道が終わり、ここから本格的な登山道になります。
ryouzanpaku0037.jpg 

坂も急になります。
ryouzanpaku0039.jpg 


雪が深くなってきました。長靴の高さを越えるかギリギリくらい。そしてこの辺からだったか、靴の中というか足のつま先が冷たくなってきました。
ryouzanpaku0040.jpg 

道はしばらくはわかりやすくて問題なかったのですが・・・
ryouzanpaku0042.jpg 

あるところで道が不明瞭になり、自信がなくなってきました。


なにせこの冬山です。ただでさえ登山道はわかりにくくなるのに、しかも初めて来る山。そして単独。無謀と言えば無謀。


とりあえず登山道らしきところを歩いてみます。足跡をガシガシとつけて、戻るときの目印にします。


そして先へ行くと、


おお~、あった!

ryouzanpaku0043.jpg 

ryouzanpaku0044.jpg 

「大石」の看板や、赤テープがありました。赤テープがなくて、道も雪に覆われたためかわかりにくく不安だったのです。


森の中、上を見上げる。まさに森閑とした静かな空間。
ryouzanpaku0049.jpg 

しかしだ、


あれ~~(??;) 梁山泊、思ったより遠いな?

ryouzanpaku0046_20171203080843b9f.jpg (なかなか着かない梁山泊)


いつまで経っても小屋が現れない。イメージではもっと山の下の方にあると思っていたのだが。


事前によく調べなかったのもいけなかったのだが、梁山泊がどれくらいの位置にあるのかよくわからないのだ。マイナーなコースでガイド地図もないし。我ながら雪山に出かけるというのに呆れてしまう。


雪が深くなってきました。


こりゃ確かにスノーシューがいるわ。しかしスノーシューはない。


ここに来るまでの間に、自然と雪が長靴の中に入ってトレッキングパンツを濡らし、ひいては靴下まで濡れていたのです。それで足のつま先まで冷たくなってしまっていたのでした。


んで、雨具のパンツを履いて長靴に雪が入らないようにしました。
ryouzanpaku0051.jpg 

これでもう雪の深さを気にせずガシガシ歩いて行けます。最初からこうしていれば足も冷えずに済んだのだが後の祭り。
ryouzanpaku0052.jpg 

気がついたらもう2時間近く歩いています。こんなに歩くイメージではなかったのですが。
ryouzanpaku0054.jpg 

そしてようやく小屋が見えました! よかった。本当に小屋があるのかさえ心配になっていたので。
ryouzanpaku0056.jpg 
 



立烏帽子の山頂近くの山小屋、「梁山泊」です。
ryouzanpaku0058.jpg 

雪の多い時は2階からも出入りできます。雪よけ用のスコップが配置されてますね。
ryouzanpaku0079.jpg 

では中へ。 おお~、ちゃんとストーブがありました。これが目当てでやって来たのです。
ryouzanpaku0060.jpg 

小屋の中は窓が雪よけ用の鉄板で覆われていて暗かったので、入口を開けたり鉄板を上げたりして工夫してなんとか明かりを取り入れました。写真は感度を上げて撮っているので明るく見えますが、実際はもっと暗かったです。


1階はこんな感じ。
ryouzanpaku0086.jpg 

ryouzanpaku0087.jpg 

ryouzanpaku0085.jpg 

2階もスペースあり。
ryouzanpaku0081.jpg 

しかし立派な小屋だよなぁ。素晴らしい。


さて、それでは火をつけましょう。①新聞紙、②杉っ葉、そして③薪。この3点セットがあればOK。ありがたく使わせていただきます。
ryouzanpaku0063.jpg 

新聞紙にライターで火をつけ、そこに杉っ葉を投入。これで火に勢いが出ます。そこに細めの薪を乗せて行きます。


しかし、そんな簡単には薪に火は燃え移りません。これは何度もやっているので経験済み。
ryouzanpaku0064.jpg 

ふと見ると、「火吹き竹」が置いてあります。


これを使わない手はありません。ryouzanpaku0065.jpg (ぶお~~~~~=3)


これが効いた。


みるみるうちに火に勢いが増して来て、薪が赤々と燃え始めました。そして太い薪を続々投入します。
ryouzanpaku0071.jpg (これでよし♪)


今度ストーブのある小屋に行くときは、マイ火吹き竹を持って行こう。着火剤でもいいんだけどな。


さて、ここで濡れてしまった靴下やトレッキングパンツを乾かすことに。

ryouzanpaku0073.jpg (湯気がモワモワ立ち上がりました)


これで助かった。足が冷たかったのは、長靴の中が濡れてしまったからなのです。濡れる前は暖かくて問題ありませんでした。


長靴、手袋、帽子などみんな乾かしました。乾くだけで暖かさが復活します。


アイテムがほどほどに乾いたので、立烏帽子をピストンしてこようと外に出て立烏帽子方面に歩いて行きました。
ryouzanpaku0076.jpg 

この辺の雪は1mくらいはある?
ryouzanpaku0075.jpg 

ところが、ちょっと行くと小川が流れていて、その先はどこをどう行けばいいのかまったくわかりません。初めて来たもので。
ryouzanpaku0077.jpg 
目の前の小山が立烏帽子なんだろうけれども、この雪山では自分1人で行くのは無理でした。ピークハントはまたの宿題にします。


ということで梁山泊に戻り、ランチにします。
ryouzanpaku0078.jpg 


まずは餅をストーブで焼きましょう。モチはたいまつ食品のよもぎもち玄米もち。前回の堀之内の御岳山では焼くことができませんでした。
ryouzanpaku0083.jpg
(皿ごとあんこも温める)


もちが焼けるまで、そばを食べることにします。


今日は「緑のたぬき」にさんまのかば焼きと刻みネギを乗せていただきます。
ryouzanpaku0091.jpg (さんまのかば焼き@セブンイレブンPB)


熱湯をテルモス(山専用ボトル)に入れて持って来ました。この水筒の保温力は大したもの。  楽天:山専用ボトル


あっという間に出来上がり♪
ryouzanpaku0094.jpg 

うん、初めてやってみたけどうまいな♪ サンマ缶をストーブで温めればなお良かった。


もちが焼けました。
ryouzanpaku0095_20171203160943638.jpg 

あんこもちで、いただきま~す。
ryouzanpaku0097_20171203160945a12.jpg 

あんこにはコーヒーが滅法合うのです。
ryouzanpaku0099_20171203160946849.jpg 

ストーブのおかげで暖かく、濡れた物を乾かしながらゆっくりと過ごせました。
ryouzanpaku0101.jpg 

帰り際、持って来た温度計を見ると小屋の中は14度。外は雪が降っているというのにすごい火力ですね。


楽しかった。ありがとう梁山泊。今度は立烏帽子に登りに来るね。
ryouzanpaku0057.jpg 

自分の足跡をたどって帰ります。
ryouzanpaku0103.jpg 


雪が何十センチも積もった下り坂を、「わっさわっさ」と雪をかき分け結構な勢いで歩いて行くことができます。
ryouzanpaku0104.jpg 

こんな感覚、新潟生まれの私でも初めて味わう感覚。これは楽しい♪ ハマりそうです。


結局この日、梁山泊へ行ったのは私1人だったようでした。
ryouzanpaku0106.jpg 

下りは雪を気にせずガシガシ歩いて来れたので、1時間で駐車場まで戻って来ました。長靴の中も、下りはまったく濡れなかったので暖かでした。
ryouzanpaku0109.jpg 

いや~、自分で言うのもなんだが 今日はオトナの休日であった。


行ったこともない山、しかも雪山に出かけて山小屋でストーブで火を起こして遊ぶ。でもこれを、たまらなくやりたかったし、イメージ通りに楽しめました。長靴の中が濡れたのと、小屋が遠かったのが計算外でしたが。


今回もまた、勝手に小屋の薪などを使わせていただいてしまいました。いっそのこと募金箱でも置いていてもらえば気持ちだけでも置いていくこともできるのですが。いつかまた、何かでお返しができればと思います。


それでは本日まとめの一句。

  変わり者 ひとり雪中 梁山泊




B型人間の山歩き アマゾン 楽天

新潟の、冬にストーブのある山小屋

冬の低山・里山歩きの服装・装備と注意事項


B型人間の山歩きコンテンツ

日帰り登山の持ち物ガイド

日帰り登山の服装ガイド

登山の持ち物・服装チェックリスト

登山にどれくらい水を持って行くか?


登山用品メーカーリスト

登山靴 ザック 雨具 帽子 腕時計

登山シャツ フリース ダウンベスト

アウタージャケット ダウンジャケット

アームカバー トレッキングパンツ

ショートパンツ 七分丈パンツ ソックス

サポートタイツ タイツ 保温タイツ

コンバーチブルパンツ 山スカート

スパッツ:ゲイター トレッキングポール

ウエストポーチ ガスバーナー アイゼン

関連記事

コメント

2378. 

おはようございます!

梁山泊でストーブにあたる?  その昔、一世を風靡したパチプロ集団「梁山泊」の事務所でストーブにあたってきたんかい! っと早とちりをしてしまいました。

相変わらずタフに動かれているようで羨ましい限りです。
  • 2017-12-04 07:54
  • ばず山
  • URL
  • 編集

2379. そろそろ冬ダイヤで、Maxたにがわ「GALA湯沢」行き⁉︎

天気予報では「日本海に低気圧…」とやらで
山間部には「雪のマーク」付き始めましたな
(・・;)
もう日本海のイナダ・シロギスちゃん達とは
遊んでもらえない季節、、ですよねぇ。。

先日パシフィコ横浜で「雪山用品」展示即売
イベント見てきましたが…リフト券ってのは
今でもCDアルバム1枚分 が相場なんすねぇ…
(大汗)
  • 2017-12-04 20:23
  • DDH185 ひろかず
  • URL
  • 編集

2380. Re: タイトルなし

ばず山さんこんばんは~

そういやパチプロの梁山泊ってありましたねぇ。懐かしいです(遠い目) 山ばかり行ってますが、今はこれが何よりのストレス発散でして、どうにもやめられません~~
  • 2017-12-04 20:55
  • B・Y
  • URL
  • 編集

2381. Re: そろそろ冬ダイヤで、Maxたにがわ「GALA湯沢」行き⁉︎

ひろかずさんこんばんは~

こちらは例年より早く雪が降ったりしております。かぐらなんかも10年ぶりだったかで11月にオープンできたとか言ってましたし。リフト代は確かに高いんですよねぇ。私はリフトのいらない趣味を見つけてエンジョイしておりますが、日本経済には貢献度が足らないですね~
  • 2017-12-04 20:58
  • B・Y
  • URL
  • 編集

2385. 

こんばんは、B・Yさん!

雪降る山の中、音が全部雪に吸い込まれるような中、独りわっさわっさと登るのは楽しくもあり、怖くもあり…と言うところでしょうか。
てっきり途中で止めるかと思いきや、強行突破とは恐れ入ります。
無事たどり着けて、火を熾した暖かな小屋で休めて良かったですね(^^
私も雪の中を歩いてみたい気持ちになりました!
  • 2017-12-09 21:28
  • URL
  • 編集

2387. Re: タイトルなし

悠さんこんばんは!

小屋がなかなか現れなくて、(おかしいな おかしいな;)と思いながら初めて登る山でなおかつ雪山、これはかなりシビレました(笑)途中で道を見失い、(うわちゃ~ 撤退か)と思った場面もあったのです。それでも強行突破してしまいました。こんなことやってると、いつか痛い目に遭うのでしょうね。

今回の山行の日記をご覧になった方から、「熊は大丈夫でしたか?」との連絡をいただきまして、そういや熊は無警戒だったなと反省しました。まだ冬の入口で、熊は活動していたかもしれないのです。雪のせいでまったく熊のことは考えもつきませんでした。

あの小屋にストーブがあるのはわかっていたのですが、濡れた靴下やズボンや長靴を乾かすことができたのは大助かりでした。雪山では靴の中が濡れると大変なことになるというのがよくわかりました。今後はそうならないように気をつけて行こうと思いました。

あの小屋に火吹き竹があって重宝したので、楽天で自分用の火吹き竹を買ってしまいました~~(1000円:送料別)
  • 2017-12-10 01:18
  • B・Y
  • URL
  • 編集

コメントの投稿

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://btypeoutdoor.blog.fc2.com/tb.php/943-bc4b4df9
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

お買い物はアマゾン楽天

HP・ブログ更新情報

検索フォーム

プロフィール

B・Y

Author:B・Y
HP:B型人間のアウトドアのブログです。越後新潟の、海と山が好きな野生人です。プロフィールはこちら

管理人メール

moeryouga@gmail.com

パソコン作業のお供に
JAZZRADIO.com

私の一番好きなコーヒー
グアテマラ

B型人間の本棚

B型人間の酒蔵

B型人間の食べてる
健康食品

安岡正篤 一日一言

パソコン作業のお供に
安住紳一郎の日曜天国♪

あの人もB型!

Bの不幸は蜜の味

カットゾーン フルール  三条市の山歩き好き店長  のいる美容院

柏崎の街中のカフェ
cafe confine

長岡のスタイリッシュカフェ: サニーフレンズカフェ

柏崎の海辺の民家カフェ  DONA

超人気!
八十里越体感バスツアー

「最近笑ってない」というそこのアナタ!この本を読んでみなさい!

ゴボウ茶で健康維持&
アンチエイジング

私的に東京で一番うまい物

B's Anthem 1

B's Anthem 2

larry1.jpg
 Room335

B's Anthem 4

B's Anthem 7

B's Anthem 8

カウンター

ブログの最新記事

ブログの自動更新通知は「feedly」

follow us in feedly

カレンダー

09 | 2018/10 | 11
- 1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31 - - -

B型人間の山歩き

B型人間的新潟の投げ釣り

超バーベキュー入門

オートキャンプ用品入門

登山靴・登山用品

管理人愛用の
アウトドアハット

管理人愛用の超オススメ☆
シリコン腕時計

日焼け防止にアームカバー

B型人間のスキー&スノボ

月別アーカイブ

楽天

 

プライバシーポリシー

プライバシーポリシーについては、こちらをご覧ください。